ビジネス特化型SNS「LinkedIn」とは
世界200カ国、3億6400万人のユーザー数を誇り、プライベートでの繋がりを作るFacebookと双璧をなすビジネス特化型サービスとして認知されている「Linkedin」。
「聞いた事はあるけど使った事はない」という方も多いと思います。そこで今回は、世界最大のビジネス特化型SNSである「LinkedIn(リンクトイン)」がどういったサービスでどういう使われ方をしているのかご紹介します。
■Linkedinの特徴

一方で日本国内での登録数は、100万人に留まっており、LinkedInの日本法人では、「ビジネス特化型SNS」という表現がされています。
家族や友人といったリアルのつながりに特化した「Facebook」、趣味や興味、関心のつながりである「Twitter」に対して「LinkedIn」はビジネスで知り合った同僚や上司、取引先の関係者などとつながるSNSとして認知されています。
LinkedInに登録すると、Facebookと同様に「個人ページ」が用意され、このページには、これまでの学歴や職歴、自身の持っているスキルなどを登録することができます。
また、「キャリアサマリ」という項目ではミッション、経験、関心事などを簡単に説明することができ、さらにLinkedInでは、リアルに繋がりのないユーザーをフォローしたり、関心のある企業をフォローすることができ、各企業の最新情報や採用情報を自分のページから確認することもでき、情報収集ツールとして利用できます。
自身のプロフィールやニュースフィードの表示はかなりFacebookに近い作りになっています。
■企業ページの特徴
LinkedInでは、企業もページを作成することができ、会社の特徴や事業内容(住所、連絡先、概要)などを登録することが可能になっています。
企業ページでフォローしたユーザーに向けて、アップデートしたステータスなど配信することができ、この配信はターゲットユーザーを指定することが可能で、会社レベルや業種を設定して限定配信できます。
また企業ページでは、「プロモーションページ」を最大10件まで作成できます。
プロモーションページでは、企業が運営する事業やサービスごとにまとめることが可能で、特にそれぞれのプロダクトごとにターゲットが違う場合には、企業のページをフォローしてもらうよりプロモーションページをフォローしてもらうほうがよりニーズにあった最新情報を配信できます。
企業としては、一方的な情報発信ではなく採用方針や企業理念、さらには実際に会社で働くメンバーや代表者の顔を見せる事で会社の特色を見せることができるという特徴があります。
この企業ページを見に来るのは、「求職者」だけではなく「顧客」や「見込み客」を始め「パートーナーを探している企業」など、さまざまです。
さらに企業ページには「Analytics」というアクセス解析機能があり、「ページビュー」「ユニークユーザー数」「ユーザーのアクション」「フォロワー数の上限」などを細かく解析することが可能です。
■まとめ
今回は個人ページ、企業ページについての特徴をご紹介しました。日本国内でもグローバルな人材採用を行っている企業はLinkedInを通して優秀な人材の発掘に成功しています。
さまざまなSNSとの連携することも可能なので、まずは個人・企業ともにアカウントをつくることから始めてみましょう。
2015.08.17