【速報】1分でわかる新サービス「LINE PAY」「LINE MAPs for indoor」「個人用LINE@」まとめ。【LINEカンファレンスより】

2014/10/09

多方面にLINEが進出してきました。


LINE PAY MAP TAXI WOW

本日10月9日、LINEはLINE CONFERENCE TOKYO 2014を開催しました。


様々な発表が行われましたが、今回の記事で取り上げるのは、近々個人・企業両方のLINE利用シーンが大きく変わっていきそうな3つの新サービス。


1つ目は、ショッピングモールなどの商業施設に特化した、店舗情報が地図に表示される『LINE MAPs for indoor』


2つ目は、LINE経由で決済やお金の引き出しができる『LINE PAY』


3つ目は、個人も『LINE@アカウント』を開設して個人間コミュニケーションを超えた『オープンコミュニケーション』


どれも年内のローンチを予定しているとのことなので、現時点でわかっているこれら3つの新サービスの概要と、『できるようになること』を簡単にまとめました。



■目次


発表された3つの新サービスまとめ。


1.モール特化型マップ『LINE MAPs for indoor』


2.決済サービス『LINE PAY』


3.個人も『LINE@』を開設できるように


1.モール特化型マップ『LINE MAPs for indoor』


最初に紹介されたサービスは、ショッピングモールなどの屋内施設に特化したマップサービス『LINE MAPs for indoor』です。



(画像引用:以下全てUSTREAM LINE日本語チャンネルよりキャプチャー)

『LINE MAPs for indoor』で何ができる?



      ・登録した店舗への建物内でのルートが地図付きで表示される


・LUMINE、atreなどの39の商業施設と連携


導入時期


    2014年秋。まずはAndroid版から提供開始。

2.LINE上の決済サービス『LINE PAY』


2つ目に発表されたのは、おそらく今回の発表でも最も注目されるであろう、LINE上での決済サービス『LINE PAY』



『LINE PAY』で何ができる?



      ・LINE経由でECサイトのクレジットカード決済


・銀行口座を知らない友だち同士での送金


・友達と『割り勘』できるシステム


・将来的には店舗での支払いにも対応


・LINE経由でみずほ銀行・三井住友銀行口座からの引き出し


セキュリティはどうなる?



      ・LINEアカウントとは別の決済用の認証を使用


・iPhone 5s以降のユーザーはTouch IDに対応


導入時期


    2014年冬。

LINE PAYと連携したサービス


1.LINE TAXI




      ・LINE PAYで支払うタクシー配車サービス


・LINE経由でタクシーを呼ぶことができ、地図機能と連動して現在近くに居るタクシーの確認もできる


・今冬東京でスタート


2.LINE WOW




      ・LINE PAYで支払う配達サービス


・第一弾は『食』の配達


3.個人も『LINE@』を開設できるようになる


もう一つ発表されたのは、これまで店舗向けのみに提供がされていたLINE@の全ユーザーへの開放です。



『個人用LINE@』で何ができるようになる?



      ・LINEで1体1ではなく、複数のユーザーに向けたオープンなコミュニケーションが可能に。


(イベントでは明言はされませんでしたが、ホーム投稿機能を使ったTwitter・Facebook的な使い方ができるようになると思います)


・趣味で何かを作っている人・個人ブロガー・インディーズバンドなどが特に活用できる


導入時期


    2014年年内。

最後に


いかがでしたでしょうか。3つ新サービスにより、「できるようになること」を中心にまとめました。


今回まとめた3つのサービス以外にも、GREE・Cyber Agentと提携したゲーム会社の新設や、Sony Music・AVEXと提携し新設する『LINE MUSIC』など、様々な方面に大きくLINEは展開してきました。


一般ユーザー視点で見ると、セキュリティ面も含めてLINE PAYがやはり一番気になりますね。割り勘システムは面白い機能だとは思いますが、反面クレカ決済・銀行引き出し両方に一気に対応してきたので、正直ちょっと抵抗がある…という方も、多いのではないのでしょうか。


個人的には、これまで店舗向けにのみ提供されていたLINE@の開放が非常に気になります。つまり、これまで個人間コミュニケーションに特化していたLINEで、これからは不特定多数にもアプローチする、Twitter的な使い方ができるようになる、ということですよね。


では、店舗のLINE@運用のあり方は変わってくるのでしょうか?もしくは、これを機に今後LINE@にまたアップデートがあるのかも…


LINE PAYの影響や、Uberに勝負を挑む「LINE TAXI」なども含めて、今後LINE・LINE@の企業活用がどうなっていくのか。そういった面にも注目していきたいですね。




以上、『【速報】1分でわかる新サービス「LINE PAY」「LINE MAPs for indoor」「個人用LINE@」まとめ。』でした。


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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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