【2018年最新版】”いいね!” ひとつで参加可能!? Facebookキャンペーン事例まとめ
2018/10/17
自社のFacebookページで、Facebook独自のキャンペーンを展開している企業が、よく見られるようになってきました。そういったキャンペーンを行う際に参考になる事例をまとめました。
※更新履歴
2018年10月17日:最新情報をもとに加筆修正しました。
- ■目次
- Facebookキャンペーンは規約に注意!
- 投稿へのコメント(+投稿へのいいね!)を参加条件としたキャンペーン事例5選
- キャンペーン用のサイトに誘導する事例2選
- 全体の考察
1.Facebookキャンペーンは規約に注意!
Facebookでは、「タイムラインでシェアしてプロモーションに参加」など、タイムラインでのシェアをインセンティブにすることは禁止されています。
そのほかにも気をつけるべきルールがありますので、Facebookでプロモーションを行う前にはプラットフォームポリシーやガイドラインをよく確認しておく必要があります。
詳しくは以下の記事でも解説しています。
参考記事:
Facebookのキャンペーン規約(ガイドライン)で禁止されているものは?
2.投稿へのコメント(+投稿へのいいね!)を参加条件としたキャンペーン事例5選
カロリーメイト
カロリーメイトの「Facebook限定 プレゼントキャンペーン!」は、投稿のコメントに「この夏満喫したこと」を投稿してもらうと、抽選でカロリーメイトゼリー アップル味をプレゼントするというものです。
「この夏満喫したこと」というテーマで誰でも投稿しやすく、気軽に参加できるキャンペーンになっており、カロリーメイトゼリーが夏の暑さでもさっぱりと食べられることをアピールしています。
カルビー
カルビーでは「フルグラ ココナッツ&バナナ withブルーベリー」をプレゼントするキャンペーンを実施。
応募方法は、合言葉「フルグラ」と、フルグラで食べたい味をコメントするというもの。自分の食べたい味ならなんでもいいということで、チョコミント味や抹茶味などのユニークなコメントが集まり、数多くのユーザーが参加して盛り上がりました。また、ただプレゼントするだけでなく「今月のおすすめ」と称して商品の紹介もしっかり行っています。
トヨタ自動車
トヨタ自動車の「【My TOYOTA × Fun to Go!】 〜あなたの愛車 in 『北海道』 のお写真を募集します!〜」というこのキャンペーンは、北海道の絶景ポイントや人気スポットでトヨタ車と一緒に撮った写真に、撮影地の情報とお気に入りの理由を添えて応募するというものです。
一般的なコメント欄への投稿だけでなく、トヨタ自動車のFacebookページに直接投稿することでも応募可能な珍しいキャンペーンです。写真付きということで、コメントのみの応募よりハードルが高いものの、愛車がTOYOTAのFacebookページで紹介されカバー画像にも掲載となれば嬉しいですね。今回は北海道ですが、その他の地域でも同様のキャンペーンを実施しているため、継続的な参加も可能で、キャンペーン認知にも繋がりますね。
JAPAN AIRLINES (JAL)
JALが実施していたキャンペーンは、「モエレ沼芸術花火2016プレミアム席ご招待券プレゼント」。北海道札幌市で開催されるモエレ沼芸術花火のプレミアム席招待券を5組10名にプレゼントするというものです。
キャンペーン告知投稿のコメント欄に「あなたの好きな北海道」というテーマでコメントを入れ、キーワード「北海道いきたい!」を必ず記載することで応募ができます。当選発表は、当選者のコメントへの返信ですることになっており、応募から当選結果の発表までが非常に手軽で分かりやすくなっています。
単純にキーワードを入力するだけではなく、ユーザーに「北海道」というテーマで考えてもらっているのがポイントといえるでしょう。人は口に出したり文章に書いたりすると願望が強化されるので、「暑い夏に、涼しい北海道へ旅行に行きたい」など具体的に想像させることで、旅行に出かけてもらうよう促す効果を期待できそうです。
イトーヨーカドー
イトーヨーカドーのFacebookページで展開されたのは、森永製菓との共同企画。通常は、イトーヨーカドーやヨークマートの店舗で、チョコボールなどの必須商品1品以上を含む森永製菓のお菓子合計200円(税抜)以上を購入したレシートをハガキに貼り付けて応募すると、50人に森永製菓の3,000円分のお菓子セットが当たるという内容でした。
ですが、Facebookページではそれとは別に、キャンペーン告知の投稿を期間中にいいね!するだけで応募できるハードルの低いキャンペーンを実施。投稿に対してアクションを促すことで、Facebookを見た人にキャンペーンを印象づけることができますし、多くのユーザーからいいね!をもらえると、アルゴリズムによって、いいね!した人の友達にも投稿が表示される可能性が高まり、本来の来店促進キャンペーンの宣伝効果も上げることができるでしょう。
3.キャンペーン用のサイトに誘導する事例2選
ANA
ANAの「ANAふるさと納税プレゼント企画 ~第2弾~」では、福岡県 新宮町のめんたいこをプレゼントするキャンペーンを実施。
この企画は自治体とコラボレーションし、月替わりでふるさと納税の返礼品をプレゼントするというものです。Facebookページでキャンペーン内容の告知を行い、外部のサイトでの応募となります。自治体の担当者やその地域出身のスタッフにインタビューし、返礼品だけでなく地域そのものに興味を持ってもらえるような構成になっています。
サークルKサンクス
サークルKサンクスの「スピードくじ」は1日1回、期間中では何回でも引けるくじのキャンペーン。商品は家電などのほか、サークルKサンクスで使える1,000円分の専用券が80人に当たるというもの。
簡単なくじ引き形式で参加することができるこのキャンペーンは、Facebook限定で告知されました。当選人数が多いので「挑戦してみようかな」と思うユーザーも多かったはず。当選枠100人中80人分はサークルKサンクスの専用券なので、来店促進を狙うことができます。
4.全体の考察
Facebookでのキャンペーンは、商品の認知を高め、ユーザーの来店・購買意欲を促すといった目的を達成するのに役立ちます。
最近ではただ「いいね」をするだけでなく、ユーザーにコメントをしてもらうことで楽しみながら参加できるようなキャンペーンも増えています。これは企業や商品アカウントに親しみを感じさせるだけでなく、エンゲージメントを向上させる効果も期待できます。
その際には、どのようなコメントならユーザーが投稿しやすいか、なども考えて企画する必要があるでしょう。ぜひ本記事で紹介したような事例も参考にして、効果的なキャンペーンを実施してみてください。
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部