Facebook、1日の利用者数が初めて10億人に到達
2015/09/01
Facebookの最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏は、米国時間8月24日に、1日の利用者数が初めて10億人に到達したことをFacebook投稿で明かしました。
この数字を例えるならば、1日に地球上の全人口の約7分の1がFacebookを使い、友達や家族とつながったということになります。
■堅調に成長し続けるSNSの雄「Facebook」
Facebookは他の追随を許さない世界最大のソーシャルネットワークであり、15億人の月間アクティブユーザー数を誇っています。ちなみに、Twitterの月間アクティブユーザー数は3億1600万人となるので、その数は約5倍となります。
直近の業績発表でのFacebookの日間アクティブユーザー数は17%増の9億6800万人、月間アクティブユーザー数は13%増の14億9000万人でした。
Facebookは着実に成長を遂げており、その成長の肝となっているのは、モバイルユーザーです。Facebookに毎日ログインする9億6800万人のユーザーの87%以上は、スマートフォンやタブレットからアクセスしているそうです。
またFacebookは、アクセス数増加に向けて、動画サービスやメッセンジャーを強化しています。先日もメッセンジャー上で稼働するパーソナルアシスタント機能「M」(人工知能(AI)を採用し、ユーザーの音声やテキストでの質問や命令に対応するサービス)を発表するなど、次々にユーザーにとって魅力的な機能が追加されています。
そうした動きについて「よりオープンでつながった世界はより良い世界だ。世界は愛する人とのより強い関係をつくり、より多くの機会のある強い経済を生み、人々の価値を反映したより強い社会を創る」とMark Zuckerberg氏は語っています。
■最後に
1日に地球上の全人口の約7分の1がFacebookを使い、友達や家族とつながったという事実に驚きますが、Facebookにとってはまだ約7分の6もの伸びしろがあるということなのでしょうか……。
「月曜日に、地球上の人類の7人に1人がFacebook上で友達や家族とつながった。われわれが業績を発表するときは、平均値(=MAUやDAUなど)を用いるが、今日の数字は違う。1日に実際に10億人が接続したというのは初めてのことであり、世界をくまなくつなげる(というFacebookの目標)の始まりにすぎない」というMark Zuckerberg氏の言葉にもあるように、いつしか本当に全人口が一日にFacebookでつながる日が来るのではないかと思うとわくわくしますね。
その実現のために、Facebookは今後も私たちが想像だにしない進化を遂げていくのだと思います。今後の動向にも目が離せません。
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部