スマホ利用時間TOP3はコミュニケーション系アプリ、1位は「LINE」

2015/12/07

視聴行動分析サービスを提供するニールセンが、スマートフォンのアプリケーション(スマホアプリ)の利用状況を分析し、その結果を2015年11月25日に発表しました。


■スマートフォンの利用時間の約80%はアプリ利用


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1人が1日にスマートフォンを利用する時間は昨年より4分増加し、1時間49分でした。中でも、シェアの78%(昨年比3%増)を占めるスマホアプリは、昨年よりも利用時間が6分増え、1時間28分利用されていることが分かりました。


ブラウザの利用時間は23分(昨年比2分減)、シェアは22%です。スマホアプリに費やす時間が増加したことで、スマートフォン全体の利用時間も増加していると言えます。


■1位は「LINE」、コミュニケーション系アプリが利用時間上位を占める


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最も利用時間が長かったスマホアプリは、シェア10.4%を占めるLINEでした。続いて二位のTwitter(7.5%)、三位のFacebook(5.7%)と、コミュニケーションやソーシャルネットに分類されるアプリが上位を占めています。


ランキング外のアプリも含めると、コミュニケーション系のアプリはスマホアプリの総利用時間の35%のシェアを占めているそうです(2015年9月データ)。


34歳以下の利用者に限定すると、8位にInstagram、9位にメルカリがランクイン。世代によってスマホアプリの利用時間に特長があるようです。


■スマホアプリTOP3の利用時間帯別シェア


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総利用時間シェアTOP3にランクインしたスマホアプリの利用時間帯別シェアによると、アプリ毎に特長が現れています。


3つのアプリとも朝6時から夜23時までの利用時間が長いですが、LINEは朝8時、昼12時、夜18~21時と大きく3つの山があります。Facebookの利用時間は日中大きな変化はなく、Twitterは午後から夜にかけて利用時間が増加しています。


0~5時に関しては、Twitterが他二つのアプリに比べて利用時間が長くなっています(2015年9月データ)。


■調査対象


・日本全国の4,000名(iOS、Android各2,000名)のアクセスログ情報


・18歳以上の男女


参照元:


http://www.netratings.co.jp/news_release/2015/11/Newsrelease20151125.html


この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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