【2014年保存版】ソーシャルメディアまとめ一覧&SNSの特徴・運用目的を徹底網羅!
2014/01/30
各ソーシャルメディアのメリット・役割をまとめました。
「ソーシャルメディアを使ってマーケティングしたいけど、色々SNSがありすぎてどれがどんなのかわからない」
そんな悩みを抱えている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、主要ソーシャルメディアの違いを、規模・特徴・運用の目的・広告の有無などの項目に分けてご紹介します。
どのSNSをどんな目的で使えばいいのか、少しでも参考になると幸いです!
■目次
主要ソーシャルメディアまとめ一覧。
1.Facebook
2.Twitter
3.Google+
4.LINE
5.Instagram
6.Pinterest
7.LinkedIn
8.WhatsApp
9.Snapchat
10.Tumblr
11.mixi(※1月31日追記)
1.Facebook
ユーザー数・世界中のMAUは11億9000万人
・うちモバイルのMAUは8億7400万人
・日本のユーザーは約2200万人
特徴 | ・実名で繋がる世界最大のSNS ・いいね!・コメント・シェアで友達と交流 ・文章・写真・リンク・動画など様々な投稿オプション |
企業が運営するメリット | ・ファンと「対話」しやすい ・広告オプションが豊富 ・懸賞・検定クイズなどの様々なキャンペーンが外部アプリを通じて開催できる |
運用の目的 | ・ブランドの認知度上昇 ・キャンペーンによる新規顧客の獲得 ・ファンの事を知る・ファンの情報を集める |
広告の有無 | ・あり |
世界最大のユーザー数を抱えるFacebook。スマホの普及も相まってモバイルユーザーの数も拡大し続けています。画像やリンクが投稿でファンにアプローチするもよし、いいね!やシェアの拡散も狙うもよし、キャンペーンで新規顧客をファンの獲得を狙うもよし、更には広告オプションもよりどりみどりと、攻守のバランスのとれた定番のSNSです。
企業のFacebook活用事例
Tポイントさん
※Tポイントさんの活用事例については、以下の記事もご参照ください。
・【Tポイントインタビュー】やっぱり効果があった!対話が生み出すFacebookによる活性化効果|ファンは非ファンよりも利用動向が高まる!
2.Twitter
ユーザー数・世界中のMAUは2.317億人
・日本のユーザーは約2000万人(世界第2位)
特徴 | ・実名登録しなくて良いオープンなSNS ・ツイートはネット上に公開される ・番組の実況に最適 ・ハッシュタグ・リツイートによる高い拡散力 ・Vineと提携した動画コンテンツが発展中 |
企業が運営するメリット | ・情報がリアルタイムで全フォロワーに届く ・顧客の「声」を拾いやすい |
運用の目的 | ・クーポンやセール情報をユーザーに届ける ・情報の拡散 ・顧客の声を拾うアクティブサポート |
広告の有無 | ・あり |
つぶやく(ツイート)ことでお馴染みのTwitter。バルス祭りで世界記録を塗り替えたことも記憶に新しく、情報の爆発的な拡散力には定評があり、セールの宣伝などには間違いなく最適です。ソーシャルテレビや広告オプションの充実・Vineと提携した動画など、今なお進化を続けるTwitterに今後も目が離せません。
企業のTwitter活用事例
無印良品さん
3.Google+
ユーザー数・世界中のMAUは3億人
特徴 | ・Googleが提供する世界第2位の規模のSNS ・サークル機能で投稿を見せたい人だけに共有できる ・友達申請なしでユーザーをフォローできる ・最大10人とビデオチャットができるハングアウト機能 |
企業が運営するメリット | ・GoogleのSEOに影響を与える ・ハングアウト機能でフォロワーとリアルタイムに動画で繋がれる ・詳しい店舗情報やクチコミなどが検索結果に表示されるGoogle+ローカル |
運用の目的 | ・SEO上位を狙う ・Google+ローカルによるO2O |
広告の有無 | ・あり |
じわじわとユーザー数を伸ばし現在世界2位の規模を誇るGoogle+。サークル機能を使って簡単に投稿の公開範囲を制限できると同時に、他のユーザーへの一方的なフォローもでき、プライバシーが絶妙のバランスで保たれています。画像や動画コンテンツにも対応しており、SEOにとローカルビジネス向けO2Oにも強いGoogle+に今年は注目です。
企業のGoogle+活用事例
TOYOTAさん
4.LINE
ユーザー数・世界中で2億3千万人のユーザー
・日本人のユーザー数は4700万人(世界一)
特徴 | ・無料で通話やテキストが送れる ・スタンプの種類が豊富 ・プッシュ通知機能 |
企業が運営するメリット | ・プッシュ通知で情報をリアルタイムに確実に届けられる ・ビジネスアカウント向けの公式アカウント運用、ローカルビジネス向けのLINE@運用ができる ・クーポンの開封率が高い |
運用の目的 | ・キャンペーンの告知・クーポンの配布 ・O2O・店舗送客に最適 |
広告の有無 | ・なし |
日本のユーザー数が世界で最も多い、もはやスマホユーザーには必須のアプリであるLINE。ビジネス向けの公式アカウントで利用できるクーポンの開封率が最も高いというデータもあり、お得な情報を送り続けて来場促進に最適のSNSです。面白おかしいスタンプも人気の一因で、今年はどんなスタンプが現れるのかも楽しみですね。
企業のLINE活用事例
LIP SERVICEさん
※LIP SERVICEさんの活用事例については、以下の記事もご参照ください。
・【必見!LINE@活用術】LINE@で売上150%増!LIP SERVICEから学ぶSNS活用施策<前編>|オウンドメディアのブレない運用が成功の鍵!
・【LINE@活用術!】<後編>O2Oは店舗にひとを流すだけではない!ファンをつかむ運用の秘訣を公開|LIP SERVICEから学ぶSNS活用施策
5.Instagram
ユーザー数・世界中のMAUは1.5億人
・ユーザーの7割弱が女性
特徴 | ・写真や動画を加工し他のSNSと連携してアップロードもできるSNS ・フィルターがけやコントラスト調整で簡単に素敵な写真を作れる |
企業が運営するメリット | ・画像コンテンツに特化 ・15秒のマイクロビデオを作成できる |
運用の目的 | ・動画や画像で視覚的にブランドをアピール |
広告の有無 | ・あり |
スマホで撮影した画像を付属のフィルターで編集して、素敵な写真を簡単に作成できるInstagram。画像はFacebookやTwitterで共有できるだけでなく、Instagram内でもアップロードしていいね!やハッシュタグなどで他のユーザーと繋がることもでき、ブランドの視覚的なアピールにもピッタリです。昨年15秒のマイクロビデオをリリースしたことも話題になり、5秒のVineとのマイクロビデオ対決にも注目です。
企業のInstagram活用事例
Red Bullさん
6.Pinterest
ユーザー数・世界中のユーザーは5330万人
・ユーザーの8割弱が女性
特徴 | ・ネット上にある画像をお気に入り(Pin)してコレクションするSNS ・気軽にコレクションを見せ合うオープンな空間 |
企業が運営するメリット | ・閲覧性が高くページ作成が容易 ・気軽にPinしてもらいやすい |
運用の目的 | ・ブランドのイメージを様々な側面からアピールする ・製品やサービスの裏側も見せる |
広告の有無 | ・あり |
ネットで見つけたお気に入り画像を自分のボードに好きなように並べてコレクションできる、Instagramとはまた違った方向で画像に特化したPinterest。ユーザーは思い思いのスクラップボードを作り、他の人のコレクションで気に入ったものも集めることもできます。こちらも視覚的にブランドをアピールしたい企業にはうってつけで、昨年11月に日本語版もリリースされました。
企業のPinterest活用事例
楽天市場さん
7.LinkedIn
ユーザー数・世界中のユーザー数は2億5900万人
特徴 | ・ビジネスに特化したSNS ・公的な自己紹介ツール |
運用の目的 | ・ブランドのアピール ・人材採用 ・投資を募る |
広告の有無 | ・あり |
Facebookのビジネス版とよべる、ビジネスに特化したSNSです。Facebookではプライベートな内容を友達とシェアするのに対し、LinkedInは人とビジネスの関係を作る場となっています。企業からユーザーへのアプローチの手段としてだけでなく、投資の募集や人材採用など、様々な角度でビジネスチャンスを広げるSNSとしてアメリカでは好まれています。
8.WhatsApp
ユーザー数・世界中のMAUは4億人以上
特徴 | ・メッセージアプリ ・音声通話はできない ・1年目は無料で利用でき、2年目から年間99セントかかる |
広告の有無 | ・なし |
基本的な機能はLINEと似ており、現時点では企業の参入は目立っていないWhatsAppですが、LINEの倍近くのユーザー数を世界中に抱えているので要チェックです。
9.Snapchat
ユーザー数・アメリカでは3000万人のMAU
特徴 | ・送信した画像や文章が10秒以内に消えるメッセージアプリ ・スクリーンショットを撮ると相手に通知が行く ・アメリカを中心に若者の間で人気が爆発中 |
広告の有無 | ・なし |
今海外で人気が爆発中の『消えるメッセージアプリ』Snapchat。Facebookからの買収オファーを断ったことでも話題になりましたが、もし日本に上陸したら、若者のスマホ普及率の高さも相まって流行ると思います。企業の参入はまだありませんが、買収オファーを蹴ったという事は、なにか企業向けのプランがあるのかもしれません。いずれにせよ、今年目が離せないSNSの筆頭です。
10.Tumblr
ユーザー数・世界中のユーザー(ブログ数)は1億以上
特徴 | ・「リブログ」でオリジナルの「ソーシャルブログ」を作れるキュレーションサービス ・カスタマイズが簡単で素敵なデザインにできる ・趣味・興味を通じて人と繋がれる |
企業が運営するメリット | ・おしゃれで閲覧性の高いデザイン ・コンテンツをフォロワーに直接流すことができる |
運用の目的 | ・ミニブログとして情報をストックしつつユーザーに情報を流す |
広告の有無 | ・なし |
他人のコンテンツを『リブログ』で集めて、オリジナルのブログを作れるキュレーションサービスであるTumblr。デザイン性も高く、FacebookやTwitterと連携している『ソーシャルブログ』作成サービスです。日本ではあまり浸透しておらず、正確なユーザー数も不明ですが、月間PVは160億を超えると言われています。企業の参入もできそうなTumblrに今後も注目です。
企業のTumblr活用事例
UNIQLO銀座店さん
11.mixi
(※1月31日追記)
ユーザー数・約1300万人の国内MAU(2013年2月時点)
特徴 | ・実名登録の必要がなく、新しい繋がりを見つけやすいSNS ・コミュニティ機能が充実しており共通の趣味の人を見つけやすい ・アプリゲームの充実 |
企業の運用の目的 | ・mixiページ運用でファン獲得を目的とした情報配信 |
広告の有無 | ・あり |
コミュニティ機能を軸に共通の趣味で新しい繋がりを見つけるSNSとして今でも愛好されているmixi。企業ページ運用もあまり目立ちませんが、mixiページを活用した運用でファン獲得を狙うこともできます。最盛期と比べるとユーザー数は減少していますが、未だ国内に抱えるユーザー数は多いので、今後の動きに期待です。
【図解】主要SNSの特徴・運用目的
マーケティング向けに利用できるSNSを、図にまとめました。
※追記補足:こちらの図は「InstagramはO2Oに向かない」「Twitterは個人にリーチできない」という意味ではなく、あくまでも各SNSが特化しているポイントに配置しました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
マーケティングに利用できそうなSNSや規模のかなり大きなSNSを中心にまとめました。
昨年はLINEの伸びが目覚ましかったですが、今年はどのSNSが躍進するのでしょうか?今回ご紹介したSNSを中心に、今年もじっくりウォッチしていきたいと思います。
以上、『【2014年保存版】ソーシャルメディアまとめ一覧&SNSの特徴・運用目的を徹底網羅!』でした。
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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部