ハートの「いいね」や投票機能もどんどん使う!Twitter新機能に向き合う企業アカウントの反応まとめ
2015/11/27
そして10月、11月には2択投票機能Twitter Pollsやハートのアイコンの「いいね」などの新機能を続々導入したTwitterですが、本記事ではこうした仕様変更に対する企業アカウントを扱うWeb担当者の動きに注目しました。
■目次
1.Twitter Polls:フォロワー参加型のツイート戦略
①井村屋株式会社
②Tabio
③東急ハンズ
2.ハートのアイコンの「いいね」について:時事ネタとしての利用
①SHARP シャープ株式会社
②カタログ通販のニッセン
③パインアメの【パイン株式会社】
3.まとめ
Twitter Polls:フォロワー参加型のツイート戦略
2015年10月末から試験的に導入されたTwitter Pollsは、投票機能という真新しさから、企業アカウントでもさっそく利用されています。
1.井村屋株式会社
2.Tabio
【問題】(5点) 伝線しにくいストッキングとは
— Tabio (@Tabio_JP) 2015, 11月 6
↓ 答え合わせ
そして、「伝線しにくいストッキングとは」ですが… 「伝線が広がりにくい」ストッキング が正解で、「穴があきにくい」ストッキングではありません。 pic.twitter.com/gTAE7ff9E8
— Tabio (@Tabio_JP) 2015, 11月 6
こちらはストッキングに関するクイズの答えを、アンケートで聞いています。「言われてみれば何だっけ?」という言葉の定義について、テスト形式で問題を出すことで、ちょっとしたバラエティ番組感覚を体感させ、投票参加を促しています。
3.東急ハンズ
こんな機能あるんだ!みなさん、教えてください↓ ハンズアプリ https://t.co/ivX0t8HoIq 使ってますかー?
— 東急ハンズ (@TokyuHands) 2015, 11月 2
こちらでは、自社アプリについてフォロワーに質問しています。アンケートに答えると同時に、URLも気になって押してしまうといった工夫がされています。
以上のように、どの企業もTwitter Pollsの話題性だけでなく、24時間後に結果が発表される特性を生かし、フォロワーのブランド想起率を高めようとしています。
ハートのアイコンの「いいね」について:時事ネタとして臨機応変に利用
TwitterとVineの上にハートが登場です。これまでの星☆アイコンから、いろいろな感情を表すことができるハート♡アイコンに変更しました。 pic.twitter.com/i7gZ5lyHGX
— TwitterJP (@TwitterJP) 2015, 11月 3
Twitter Japanは新規ユーザーにとって分かりやすいという理由で、従来の星マーク「お気に入り(ファボ)」をハートのアイコンの「いいね」に変えました。その「いいね」に対して、企業アカウントのリアクションは様々でした。
1.SHARP シャープ株式会社
\ウニといいね獲ったどー/ __ ___❤◟( ´-`)_◞✺__ __ __ー_ ___ __ _ー
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2015, 11月 5
こちらは絵文字と顔文字でシンプルに。フォロワーに受け入れやすく、「いいね」とリツイートを高く稼げています。
2.カタログ通販のニッセン
「誰か●●の映画一緒に行ってくれないかなぁ」というようなツイートに対して、「チョット行ってみたいかも」くらいの気持ちを表すのに使えないかしら(^_^) グランマ ┬┴┤e・´)チラ #いいねに変わる新しいボタン
— カタログ通販のニッセン (@nissen) 2015, 11月 4
こちらのツイートは話題のハッシュタグに乗っかっています。フォロワー以外のリーチが期待でき、アカウントや会社名をより多くの人に覚えてもらえます。
3.パインアメの【パイン株式会社】
弊社からも💖をどうぞ pic.twitter.com/p7xeCLs09O
— パインアメの【パイン株式会社】 (@pain_ame) 2015, 11月 4
数ある反応の中で特に目立っていたのが、こちらのツイート。時事ネタに合わせた写真を用意して、自社商品の宣伝を図っています。Instagram投稿のように良く撮れていますね。
(章まとめ)どの企業もこうした仕様変更でさえ、時事ネタとしてツイートに反映させています。それらはどれも、多くのフォロワーに見てもらえる工夫がなされています。
まとめ
いかがでしょうか。今回掲載した企業アカウントに共通することは、Twitter Pollsや「いいね」といった大きな仕様変更に対しても、フォロワーとの親近感を大事にしているということでした。
多くのフォロワーに気に入ってもらい、有名になり、どんどん数を増やせられれば、プロモーションの効果も高まります。こうした事例を参考にしてみてください。
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部