事例で学ぶ! 不動産・金融業界のFacebook活用法

2016/05/24

不動産・金融FB


最近では、様々な企業が自社PRのためにFacebookページを運営することが一般的になってきました。

なかにはそのメリットを最大限に活用して、ユーザーからの支持を集め、多くの「いいね!」数を獲得している企業ページもあります。今回は、金融・不動産カテゴリーの企業に的を絞って、Facebook運営の実例をご紹介しながら、そのコツを探っていきます。


    ■目次


  1. 三井住友銀行(SMBC)

  2. アフラック(アメリカンファミリー生命保険株式会社)

  3. ライオンズマンション

  4. マネックス証券


1. 三井住友銀行(SMBC)


SMBC

三井住友銀行(SMBC) https://www.facebook.com/smbc.jp/


三井住友銀行が運営しているFacebookページは、毎月1日にカバー写真を更新して季節感を出したり、ページのフレッシュ感をアピールできています。ユーザーが見たときに、「前に見た時と変わっているな」「マメに更新されている」とひとめで分かる、細かい配慮がなされています。


三井住友2


マスコットキャラクター「ミドすけ」を利用した楽しいページづくり


投稿の内容は、TVで放送される新しいCMの告知や、「新生活応援口座開設キャンペーン」などのキャンペーン告知のほか、オリジナルキャラクター「ミドすけ」がおしゃべりしているトーンでの投稿・ミニクイズなど、親しみやすさと可愛らしさのあるページになっています。

一般ユーザーから見て、「銀行=硬い」という持たれがちなイメージを崩し、爽やかで馴染みやすい雰囲気づくりに成功している例です。


ポイント


「銀行=硬い」というイメージが強いですが、マスコットを起用してそのイメージをさせないようなページ作りをしています。また、カバー写真を毎月変更するなどのちょっとした工夫もファンやユーザーを飽きさせないコツの一つです。投稿に関しても金融以外の情報を載せていて企業の印象は良くなります。セリフのような言葉を使うことでより顧客やユーザーに伝わりやすくなるでしょう。


2. アフラック(アメリカンファミリー生命保険株式会社)


アフラック

アフラック(アメリカンファミリー生命保険株式会社)

https://www.facebook.com/aflac.co.jp/


生命保険会社のアフラックは、TVCMでブレイクしたアヒルのキャラクター「アフラックダック」が有名。同社のFacebookページも人気を呼んでいます。TVCM動画が見られるリンクを用意するなど、他メディアと連動することによって、それぞれの効果を高めています。


アフラック2


自社の商品の強みを活かし、効果的にPR


「日本で初めてがん保険を提供した会社」という企業の特色生かし、がん保険を始めとする医療保険商品のPRや、がんに関する知識の啓蒙といった投稿も見られます。そのため、堅実な企業のカラーが伝わり、ファンが読んで役に立つ、好感度の高いページになっています。


一方で、前項の三井住友銀行と同様、ミニクイズや季節感のある投稿をはさむなどして、柔らかいイメージづくりも手掛けています。


ポイント


こちらのページも自社のマスコットを起用し、硬いというイメージをさせないようなページ作りをしています。文章だけでなくTVCM動画を利用し商品をPRすることによって商品の良さやリアリティーを出せるので動画コンテンツも非常に効果的な施策です。また、ユーザーや顧客の役に立つような情報やがんや病気に関する豆知識コンテンツを発信することも大切です。


3. ライオンズマンション


ライオンズマンション

ライオンズマンション https://www.facebook.com/lionsmansion/


株式会社大京グループが手掛ける、高級分譲マンションの老舗的存在ライオンズマンション。そのFacebookページを見ると、やはりラグジュアリーな雰囲気が漂っています。


ライオンズマンションの新築物件の紹介だけではなく、「意外と知らない?都道府県トリビア」や、「ライオンズマンションの歴史」などファンにとって身近なネタを発信しています。ファンを飽きさせない、話題の新鮮さが、高いエンゲージメントを生んでいます。


ライオンズマンション2


高級志向のなかに身近なネタで、顧客ターゲットに響く投稿に


また、大京グループで開催している、ファミリー向けの「フォトコンテスト」キャンペーンと受賞者の声などを紹介し、顧客ターゲット層へのイメージアップを図っています。


ポイント


訴求したい企業イメージはそれぞれですが、Facebook上の施策ではユーザーが画面をスクロールして、一目で分かることが大切。基本的なユーザーのニーズである物件情報に加えて、子供を持つ親世代にターゲティングしたコンテンツが並ぶことで、その意外性も相まって、魅力的に感じられるでしょう。常に見る人を想定して、企画できるといいですね。


4. マネックス証券


マネックス

マネックス証券 https://www.facebook.com/monex.jp/


証券会社の企業Facebookの中でも、数多くのファンを集めているマネックス証券。情報の速さ・新しさが重視される業界だけあって、記事の投稿数は1日に3件以上と活気があります。



株に関心の高いファンにとって有益な情報を配信する


投稿には自社サイトと連動した最新の市況情報のほか、投資に役立つ専門家のアドバイス、投資戦略の解説などのコラムが並んでいます。同ページのおかげで、ファンはわざわざオウンドメディアの更新を都度チェックする必要がなくなり、Facebook上でスピーディに価値のある情報を集めることができます。


ポイント


証券市場では正確かつ速報性の情報発信が大切です。同Facebookページではそのラインに沿った活用ができています。また、ユーザーが自社メディアに行かなくてもFacebook上で情報が得られるのでユーザーにとって重要な情報収集のツールになっていますしユーザーに配慮されたページ作りができています。


5. まとめ


金融・不動産業界の企業Facebookを見ていくと、人気を博しているページにはそれぞれの特色・工夫があることが分かりました。下記の通りです。


① 堅い企業イメージを柔らかくする

② 自社商品・サービスの強みを生かしたPRを

③ 顧客ターゲットに響くスタイルで

④ ファンに有益な情報を適切な頻度、早さで届ける


金銭を扱う、堅実な業界といえども、しっかりとした施策を打てばFacebookページ運用は有効なPR手段になります。この機会にぜひ導入をご検討してみてはいかがでしょうか。


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