Twitter、280字への仕様変更で大論争? 海外でのクリエイティブな活用の仕方に注目!

2017/10/24



ツイート文字数制限が、日本・中国・韓国を除く一部の地域で280字仕様になっていたこについては多くの方がご存知かと思います。試験的に導入された地域では、仕様変更に対して否定的な意見、前向きな意見ともに現れ、「the 140 vs. 280 debate」といった形で論争にもなっていました。


そんな多くの人が慌てふためく中で、マーケティングコンサルタントかつ実業家であるRoss Simonds氏は、そんな騒乱に対する気分転換の意を込めて280文字で可能になる新たなTwitterの使い方を紹介しています。Twitterであなたの投稿を、ユニークで注目せずにはいられない、興味深いものに仕立て上げる、いくつかのクリエイティブな方法がこちらになります。


日本でこの変更が導入されるとの情報は入っておりませんが、少し先取りで事例をご紹介します。


:これから紹介する例は「必ず実践すべき」と推奨されるものではなく、あくまでこのような投稿が可能になるかもしれない、という概要になります。


1. 複数のリンクを1つのツイートで共有






 


自分のフォロワーが次から次へと異なるリンクをつけてつぶやくのを見かけて、鬱陶しく思った経験が誰しもあるのではないでしょうか。文字数制限が280文字に変わることで、著作物の1ページを取り上げ、さらにはそれにまつわる記事のリンクを一つにまとめることが可能にもなります。


2. 異なる言語で一つの投稿でツイート







記事の中でRoss氏は冗談混じりに「カナダのジャスティン・トルドー首相がこのことに着目してくれるのを待っているのだけれども。そうすればカナダの政治家や政府組織がやむなく2回もつぶやく必要もないでしょうに。」なんて言及もしています。


カナダでは、イギリス系・フランス系移民の存在を背景に、英語に続いて、第二言語がフランス語となっています。一つの国で複数の言語が話されている場合には、このような活用の仕方も効果的になるのかもしれません。


3. 複数の話題を一つのツイートで






もはやウィットの効いた投稿をなんとかして140文字以内に収める必要も、話題を追って説明するために自分宛の連続ツイートを重ねる必要もないのかもしれません。


4. 笑えるほど長いツイートを作成




5. メッセージで文字アートにしてみる





文字のトリックを用いてちょっとクリエイティブなメッセージを。


6. 絵文字をつぶやいて、パターン化する






海外では「Emoji」で知られるほど、近年のSNSでの絵文字の使用はとてつもない人気があります。280文字制限の導入は、絵文字で表現される世界観をほんの少し特別なものに変えてくれるのではないでしょうか。


ブランドストーリーに基づいた自身の絵文字のパターンやユニークな組み合わせを作ってみるのもアリかもしれません。


7. 最後に


今のところ、日本で280文字への変更が導入されるとの情報は出ていません。しかし、仮にツイートできる文字の量が増えたとしても、物事を簡潔に伝えることを重視するTwitterのスタンスに特に大きな変化は見られないようにも感じます。


Twitter社公式発表:https://blog.twitter.com/official/ja_jp/topics/product/2017/Cramming-Experiment.html


※この記事はRoss Simmondsに許可をいただき、Social Media Todayに掲載された「11 Creative Ways To Use Twitter’s New 280 Character Limit」を翻訳し、それを元に一部、修正・編集した記事です。


この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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