Instagramストーリーズにアンケート機能が登場! 使い方と活用事例9選まとめ
2017/11/06
Instagramストーリーズでは、これまでも撮影した写真や動画に文字やイラスト、位置情報などのスタンプを貼り付けられましたが、今回、スタンプの新たな機能としてアンケートが追加されました。
これまでユーザーとのやりとりはコメントのみでしたが、アンケート機能ならタップするだけで参加できるため、より気軽なコミュニケーションが可能になります。そこで今回はこのアンケート機能の使い方のほか、企業や有名人の使用例をご紹介します。
- ■目次
- Instagramストーリーズのアンケート機能とは
- Instagramストーリーズのアンケート機能の使い方
- 企業や有名人のアンケート機能活用事例9選
- まとめ
1. Instagramストーリーズのアンケート機能とは?
Instagramストーリーズのアンケート機能では、ユーザーに対し二択の質問ができます。回答方法は初期設定では「はい」、「いいえ」となっていますが、これは自由に変更(全角8文字、半角20文字まで可)できます。
また質問内容も、基本的にはテキストで入力するようになっていますが、元々ストーリーズにあったペンや落書き機能を使って質問を作ったり装飾したりすることも可能です。
http://blog.instagram.com/post/166007640367/171003-polling-sticker
投票はInstagramユーザーであれば誰でも参加できます。そして投票を行ったユーザーは、アンケートの進捗状況をリアルタイムで閲覧できます。またアンケート作成者だけは、どのユーザーがどちらに投票したかまでも確認可能です。
2. Instagramストーリーズのアンケート機能の使い方
アンケート機能の利用は簡単です。以下でInstagramのアンケート機能を使う手順を解説します。
手順1:ホーム画面左上にあるカメラアイコンをタップし、Instagramストーリーズ作成画面を開きます。
手順2:アンケートで使いたい画像や動画を撮影し、スタンプをタップします。
手順3:スタンプの中から「アンケート」を選択します。
手順4:アンケートで質問したいことをテキストで入力します。
選択肢はデフォルトでは「はい」と「いいえ」ですが、今回は質問内容に合わせて「好き?」、「嫌い?」に変更しています。
質問したいことと選択肢を入力したら、画面右上もしくは右下の「完了」をタップします。
手順5:アンケートの表示位置を調整して投稿します。
表示位置は自由なので、好きな場所に移動させましょう。
そのまま投稿する場合は画面左下の「ストーリーズ」をタップ、特定のフォロワーだけに投稿したい場合は、画面右下の「次へ」をタップし、投稿したいフォロワーを選択し、画面下の「それぞれ別々に送信」をタップします。
投稿されたものは以下のように表示されます。
もしアンケートを編集、削除、設定の変更をしたい場合は、画面右下の「…」をタップし、表示されたメニューの中から選択します。
3. 企業や有名人のアンケート機能活用事例9選
実際にアンケート機能を活用している企業や有名人の事例をご紹介します。
事例1:Instagram(@instagram)
https://www.instagram.com/instagram/
Instagramの公式アカウントです。「どちらを先に食べる?」といった簡単なアンケートを載せています。画像の選択肢を選ぶのに矢印を入れることで、より直感的に理解しやすいように表現しています。
事例2:SUNTORY(@suntory_jp)
https://www.instagram.com/suntory_jp
おもに飲料品や食品を扱っているサントリーの公式アカウント。趣向を凝らした画像のどちらをまねしてみたいですかと聞くアンケート。選択肢の部分を装飾して目立たせることで、アンケートであることがわかりやすくなっています。
投稿する画像や動画の背景が白っぽいときは、こういった加工が重要になりそうです。
事例3:My favorite cocktail(@myfavoritecocktail)
https://www.instagram.com/myfavoritecocktail/
質問文無しでいいね!の絵文字、ブーイングの絵文字を選択肢にしています。カクテルに対する印象を聞くようなイメージなのでしょう。こんな分かりやすい選択肢なら、ついタップしてしまいそうです。
また単に好き嫌いを聞くだけではなく、そのカクテルのレシピを知りたい人はプロフィール画面までという導線を作っているところも上手い演出です。
事例4:Am Museum of Natural History(@amnh)
https://www.instagram.com/amnh/
アメリカ自然史博物館の公式アカウントです。恐竜の骨格標本と化石のどちらが好きというアンケート。単にどちらが好きかを問うのではなく、なぜそれが好きかという理由をハッシュタグ付きで投稿するように誘導することで、よりユーザーとのコミュニケーションを密にしようという狙いが見えます。
事例5:歐陽 靖 Gin(@imginoy)
https://www.instagram.com/imginoy/
台湾の女性作家でランナーの歐陽靖さんの公式アカウントでは、2018年3月に開催される板橋マラソンに出場するべきかどうかを聞くアンケートをとっています。
自分の将来の行動をファンに聞くことで、ファンにとっては自分が有名人の意思決定に関わることができる喜びを得られるようになっています。
事例6:macaroni(@macaroni_news)
https://www.instagram.com/macaroni_news/
レシピ動画やグルメニュースを扱うサイト、macaroniの公式アカウント。お菓子の画像とともに、「お菓子はよく作る?」と聞いたり、おかずの画像とともに、「朝ごはんはパン派かごはん派か」と聞いたりするアンケート。
どちらも画像と質問をリンクさせつつも、誰もがすぐに回答できるような質問にすることで敷居を下げ、より投稿に注目してもらえるようにしています。
事例7:中村 アン(@cocoannne)
https://www.instagram.com/cocoannne/
女性モデル、中村アンさんの公式アカウントです。自身がモデルを務めているサマンサタバサのバッグの好きな色を聞いたり、カラーストーンをするかどうかを聞いたりするアンケート。単にPRをするよりも、アンケートにすることでユーザーも楽しめますし、自然と商品にも興味を持ちやすくなります。
事例8:HOKA ONE ONE(@hokaoneone)
https://www.instagram.com/hokaoneone/
アメリカのランニングシューズ・ブランド、HOKA ONE ONEの公式アカウントが投稿しているのは、「アイアンマンレースを明日に控えて興奮していますか?」と聞くアンケート。選択肢が「YES」と「NO」ではなく「YES」しかないというユーモアを交えたアンケートです。
事例9:Little Mix(@littlemix)
https://www.instagram.com/littlemix/
イギリスの4人組のガールズグループ、LittleMixの公式アカウント。2016年に発売されたアルバム「『Glory Days』のプラチナムエディションを購入する準備はできていますか?」と聞くアンケート。HOKA ONE ONEと同様、選択肢は「YES」しかありませんが、若者がターゲットということで「YES」と「超YES」という若者のスラングを使った選択肢にしています。
4. まとめ
ストーリーズのアンケート機能はまだ始まったばかりではありますが、事例でもご紹介しているように、すでにさまざまなアンケートが実施されています。
コメントよりも参加の敷居が低いアンケートは、投稿者とユーザーのコミュニケーションを活性化する効果の高い機能です。皆様もここでご紹介した事例を参考に独自のアイディアで、ユーザーとのコミュニケーションを楽しんでみてください。
合わせて読みたい記事
・芸能人が投稿した11の事例から学ぶ! Instagramストーリーズ機能活用術
・Instagram調査! インフルエンサーのストーリーズ投稿は企業より圧倒的に見られている
・Instagramストーリーズ&ハイライトの効果的な使い方!国内企業の活用事例10選と特長まとめ