名刺管理&ビジネスSNS「Eight」の企業ページとは? 採用やマーケティング活動が可能に

2018/02/28



「Eight(エイト)」は、名刺を撮影するだけで電子管理でき、さらに繋がった人の情報をアップデートできる便利なツールです。もともとは名刺管理のイメージが強い同サービスですが、ここ数年で「名刺をベースとしたつながり」を構築できるビジネスSNSとしての側面が注目されるようにようになってきました。


そんなEightは、2017年から企業向けサービスを開始しました。企業がEightを利用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。Eightの特徴やユーザー数、企業の活用方法などを解説します。


    ■目次


  1. Eight(エイト)の特徴とユーザー数

  2. 採用?マーケティング?Eight(エイト)を企業として活用するなら

  3. まとめ


1. Eight(エイト)の特徴とユーザー数


Eightとは



Eightは、ビジネスシーンで欠かせない名刺管理を簡単・便利にできるサービスです。スマートフォンで名刺を撮影するだけで、名刺に記載された情報がEightに取り込まれます。


また、名刺交換相手もEightユーザーであれば、部署や連絡先が変わった際にアップデートされて通知される機能があり、相手の動向を見逃しません。


SNS機能やメッセージ機能もあり、仕事の相手とビジネスの話題でコミュニケーションをとれるのも特徴です。


Eightのユーザー数


Eightは2012年のサービス開始以来順調にユーザーを増やし、2013年にはユーザー数が50万人を2015年人には100万人を超えるという右肩上がりの増加を見せています。2017年には150万人を超えるユーザーを獲得しています。さらに、2017年にはインドへ進出することを発表し、これを足がかりとしてアジアを中心とした海外へのビジネス展開が期待されます。


2. 採用? マーケティング?Eight(エイト)を企業として活用するなら



2017年、Eightは企業ページのリリースを発表しました。これにより、今までは個人利用がメインだったEightの企業利用が可能となり、名刺管理の枠を超えた使い方ができるようになります。企業がEightを活用する場合、大きく3つの用途があります。それぞれどのような使い方なのか、ご紹介します。


参考:https://jp.corp-sansan.com/news/2017/170622_8803.html


Eightを採用活動に活用


Eight企業ページの有料オプションにダイレクトリクルーティング・サービスの「Eight Talent Solution」という機能があります。これは、Eightユーザーに対して企業の採用担当者がメッセージを送り、スカウトできる機能です。さらに、Eightに日々取り込まれる名刺の中から、その企業にマッチした転職候補者をレコメンドしてくれます。


Eightをマーケティングに活用


インバウンドマーケティング


企業はEightの企業ページに自社の情報を投稿でき、ユーザーは気になる企業をフォローできます。ビジネスパーソンに役立つ情報を発信することで、企業のファンを増やすことができるのです。


アウトバウンドマーケティング


また、Eightには「Eight Ads」という広告配信サービスもあり、アウトバウンドマーケティングへも活用可能です。Eightのユーザーのアクセス時間は平日の日中に集中しており、SNS機能に投稿される話題もビジネスの話題が中心です。ビジネスパーソンをターゲティングするのが容易で、特にBtoB領域の広告であれば、高い効果を期待できます。


Eightで名刺管理(小規模事業者向け)


Eightには、小規模事業者を対象とした「企業向けプレミアム」というサービスがあります。


これは、社員が個人でEightに登録した名刺情報を一元管理できるようにするサービスです。社員の承諾を得た名刺に限り、企業が一括ダウンロードでき、社内で共有できます。各社員は、自分が登録した名刺データを個別に会社に共有するか否かを選択可能です。


これにより、社員間で各々が持つ名刺データを共有できるので、ビジネス上の繋がり・人脈を企業として有効活用しやすくなります。社員数が多い企業であれば、名刺管理ツールを会社として導入したほうが効率的かもしれませんが、小規模企業であれば、新たなツールの導入費用や使いこなすまでの教育にコストがかかりすぎてしまうこともあるでしょう。そういった企業には便利な機能です。


3. まとめ


Eightの企業ページは、優秀な人材の採用や、ビジネスパーソン向けのマーケティング活動に活用できます。ビジネスSNSとしての利用が広がれば、アプローチできる対象も増加し、企業ページの重要度はさらに高まるでしょう。ページを作成するだけなら無料ですから、ぜひ早めに取り組んでみてください。


※Eightサービス画面のキャプチャは以下より引用

https://jp.corp-sansan.com/press_room/


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