多くの企業でFacebookクーポンが発行可能に!ノーマークだった方へ旧版との4つの違いを解説
2012/09/25
今年の4月13日にFacebookクーポンが日本でもスタートしました。その時は色々とクーポン発行に制限があり、利用できない企業が多かったと思います。
それが、9月20日にクーポン機能がバージョンアップされ、多くの企業で利用しやすくなりました。そこで今回の記事では変更点を4つのポイントでご説明します。
■目次
・【変更点1】400人以上のどのFacebookページでも利用できる
・【変更点2】店舗、オンラインなど3つに発行方法が増えた
・【変更点3】売上をトラッキングできる
・【変更点4】初回のみ無料、以降は課金(金額はリーチしたい人数次第)
・400人以上ファンがいるのにFacebookクーポンが表示されない時の対処方法
【変更点1】400人以上のどのFacebookページでも利用できる
今回のFacebookクーポン機能のバージョンアップで、ファン数が400人以上であれば、どのFacebookページでも利用できるようになりました。
実際、『ガイアックス ソーシャルメディア ラボのFacebookページ』は、カテゴリーが「ウェブサイト・ブログ>コンピュータ/インターネット」ですがクーポン発行機能を利用できるようになりました。
▼GaiaXソーシャルメディア ラボでも発行可能に。
【変更点2】店舗、オンラインなど3つに発行方法が増えた
2012年4月にリリースされたFacebookクーポンは、『印刷またメールを提示して利用』するタイプでしたので、基本的には店舗を持つFacebookページだけが利用できました。
▼以前のFacebookクーポン例(店舗に持ち込むタイプだけだった。)
9月20日のバージョンアップにより、『オンラインでも利用できるタイプのクーポン』を発行できるようになりました。これにより、クーポンの発行パターンが『店舗のみ』『店舗とオンライン』『オンラインのみ』の3つから選べるようになりました。
主に「クーポン用コード」を発行するだけなので、ECサイト側でもコード入力欄を設ける必要がありますが、オンライン事業者もFacebookクーポンを利用できるようになったのは大きな進展ですね!
【変更点3】売上をトラッキングできる
新しいFacebookクーポンでは、なんとクーポン経由の売上を計測できるようになりました!
左のキャプチャーはFacebookのクーポン紹介ページです(クリックすると拡大します)。こちらをご覧頂くと、『オプションで利用状況をトラッキングする機能を追加できます』と書かれています。
と言っても、恐らくFacebookが言っている「売上をトラッキングする機能」とは、バーコードの事だと思われます。こちらの新Facebookクーポンの紹介記事で書いたように、クーポン発行毎にバーコードを付けられるようになりました。
ユーザーが店舗でクーポンを利用する場合、このバーコードの読み取りをするようにすれば『売上をトラッキングできる』という事です。
【変更点4】初回のみ無料、2回目以降は課金
これまでFacebookクーポンは無料で発行できました。今回のバージョンアップで初回のみお試しで無料ですが、基本的に有料で利用できる機能となってしまいました。
金額はリーチしたい人数次第になっていて、プロモートポストと同じように投稿時(=クーポン作成時)に配信数、金額を設定します。
▼Facebookクーポンの課金画面(無料となっているのは初回のため)
400人以上ファンがいるのにFacebookクーポンが表示されない時の対処方法
皆さんのFacebookページでも、ファン数が400人以上いるのにFacebookクーポンのボタンが表示されていない場合があります。
その場合、考えられる理由は、「1.機能が順次拡大のためただ適用されていないだけ」「2.Facebookページを開く時の人格が個人になっているため」のどちらかです。
Facebookページの人格とは?
Facebookでは、自分が管理人になっているFacebookページを開く時のアカウントを、「Facebookページアカウント」「個人アカウント」のどちらかで行います。これは、投稿に対するいいね!、コメントを個人アカウントでも出来るようにするためのFacebookの仕様です。
この人格を「個人アカウントにしていると、Facebookクーポンボタンが表示されない」事になってしまいます。
▼人格が個人だとFacebookクーポンが表示されない
Facebookの人格(=投稿者名)の変更方法がわからない方は、以下の記事を参照して下さい。
【速報】Facebookページの投稿者名を1クリックで切り替えられるようになった!
Facebookページのウォール投稿に知り合いからコメントを貰った、その時は個人名で返信したい!Facebookページ運用者の方にはそんな方も多いのでは無いでしょうか?私もそうですし。
皆さんのFacebookページではクーポンは発行できるようになっていますでしょうか?こちらのクーポン発行方法の解説記事も参考にして、ぜひ試しに使ってみて下さい。
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部