Facebookページ運用中の115社に聞いた!「ファン獲得単価」等の25個の運用状況に関するリサーチ結果を大公開!
2011/07/20

目次
1.運営の実態 -運営している人数 -1週間の運営時間 -利用しているタブ -いいね!数 -運営開始からの経過時間 -運営期間といいね!数の相関関係 -運営時間といいね!数の相関関係 -業態といいね!数の相関関係 2.目的 -一番の目的 -目的(複数回答) -目的といいね!数の相関関係 -業態別の一番の目的 -目的に対して上手くいっていると実感している企業割合 -目的と実感の相関関係 -いいね!数と実感の相関関係 -目標 -業態と目標の相関関係 3.集客 -集客方法 -集客と業態の相関関係 -数客といいね!数の相関関係 -Facebook広告の利用状況 -いいね!数とFacebook広告利用状況の相関関係 4.ソーシャルメディアの活用状況 -Facebook以外のソーシャルメディア活用状況 -業態別のFacebook以外のソーシャルメディア活用状況 5.外部委託している業務 6.回答者属性紹介 -社員数 -性別、年代 -業務形態・運営部署 ※画像の著作は、全て『Copyrightc2010 Grouprise,Inc. all right reserved.』でお願いします。1.運営の実態
運営している人数
約60%の企業では、1人で運営

ご回答いただいた会社の従業員数が少なかった事とも関連しますが、まだ人数をかけて運営をしている事例は少ないようです。

1週間の運営時間
1日の運営時間は1時間以内が80%以上
▼1週間の運営時間は?

※詳細な回答結果

利用しているタブ
ウェルカムページの利用は約55%にとどまる。
▼利用しているタブは?

※詳細な回答結果

いいね!数
15%以上のFacebookページが1,000人を超えるファンを獲得
▼各Facebookページのいいね!数


運営開始からの経過時間
運営開始から半年以内が85%

※詳細な回答結果

運営期間といいね!数の相関関係
1万人以上のファンを抱えるFacebookページは4か月以上運営している
▼運営期間といいね!数の相関関係

1万人人以上のファンがあるページは4ヶ月以上の運営をしている傾向があります。
但し、4か月以上運営しているFacebookページのうち、半数以上が500人以下です。当然の話ですが、続ければ続けるほど、力の入れ具合によって格差が出てきています。
※詳細な回答結果

運営時間といいね!数の相関関係
ファン数1万人以上のFacebookページでも、1週間の運営時間は5時間未満
▼運営時間といいね!数の相関関係

ファン数が多いからといって運営時間が長いとは限りません。
ファンが増えることで運営コストが増加することを懸念される企業も多いですが、必ずしもそうとは限らなようです。
今回の調査で調べた1万人以上のファンを抱えるFacebookページ5社のうち、運営時間は30分~1時間/週が3社、1時間~5時間/週が2社という結果になった。
※詳細な回答結果
業態といいね!数の相関関係
BtoB企業のFacebookページでもファン数が3,000人~1万人の事例も。
総じてBtoB企業よりもBtoC企業のほうがファン数が多い傾向にあります。 ただし、BtoB企業でも力を入れているところでは、3,000人~1万人を超えるファンを抱える事例も出てきています。
※詳細な回答結果

2.目的
一番の目的
一番の目的は「露出増加」と「ブランディング」
▼一番の目的は?

「露出増加」と「ブランディング」が目的だというFacebookページが一番多く、次が「新規ファン獲得」でした。v>
※詳細な回答結果
全体として、目先のコンバージョン獲得よりも、長期的な視点に立ったマーケティングツールとして利用している企業が多い印象を受けました。
※詳細な回答結果

目的(複数回答)
「新規ファンの獲得」を目的が2位
▼目的(複数回答)は?
一番の目的を聞いた時と比べて、「新規ファンの獲得」の回答が多くなりました。
最も重視はしないけれども、指標としてファン獲得を追っている、という企業が多いことが見受けられます。

※詳細な回答結果

目的といいね!数の相関関係
「ブランディング」、「露出増加」を目的とするFacebookページがともに約20%
▼目的(複数回答)は?
複数回答の場合の目的も、「露出増加」と「ブランディング」という回答が最も多くありました。

※詳細な回答結果

業態別の一番の目的
BtoBは「ブランディング浸透」、BtoCは「露出増加」
▼業態別の一番の目的は?
BtoBは「ブランディング浸透」、BtoCは「露出増加」が主目的というように、業態によって目的に差が出てきています。

※詳細な回答結果

目的に対して上手くいっていると実感している企業割合
20%以上の企業が上手く行っていると実感
▼目的に対して上手くいっていると実感している企業割合
目的に対して上手くいっていると「すごく実感している」と「実感している」を合わせて20%以上となりました。

※詳細な回答結果

目的と実感の相関関係
▼目的と実感の相関関係
「すごく実感している」「実感している」と回答いただいた方の目的は「エンゲージメント」や「ブランディング浸透」といった目的でした。

※詳細な回答結果

いいね!数と実感の相関関係
3,000人を超えるFacebookページでは、40%以上が効果を実感
▼いいね!数と実感の相関関係
ファン数が3,000人を超えるFacebookページ10社のうち、4社が「すごく実感している」「実感している」と回答しています。
また、総じてファン数が多いほど効果を実感している傾向があります。

※詳細な回答結果

目標
ファン数が約60%
▼目標は?

「いいね!数(ファン数)」が最も多く、次に「投稿のインプレッション数」、「フィードバック率」と続きました。

業態と目標の相関関係
BtoC企業が「ファン数」を重視する傾向
▼業態と目的の相関関係
BtoB企業に比べて、BtoC企業のほうがファン数を重視している傾向が見受けられます。

※詳細な回答結果

3.集客
集客方法
Facebook広告の利用率は約12%
▼集客方法は?
Facebook広告の利用は約12%にとどまっています。広告の利用の仕方が不明瞭だったり、立ち上げ時に広告予算を取っていなかった方が多かったと思われます。
多くのFacebookページでは、自社媒体(サイト、twitter、ブログ、メールマガジン)からの誘導を行っているようです。

※詳細な回答結果

集客と業態の相関関係
▼集客と業態の相関関係

BtoB企業、BtoC企業ともに総じて色々な集客をとっているようです。
数客といいね!数の相関関係
ファン数が多い企業はFacebook広告を利用している傾向が強い
▼集客といいね!数の相関関係
Facebook広告を利用している企業のほうがファン数が多く、ファン数が少ないほど集客をしていなかったり、自社サイトからの誘導に頼っている傾向が見受けられます。

Facebook広告の利用状況
▼Facebook広告の利用状況

ファン獲得単価は企業によって大きく開きがありました。
実際に広告運用もしている私の実感値としては、獲得母数を狙わないのであればファン獲得単価を50円以下に抑える事は出来るかと思います。ただし、数百人・数千人単位でファンを増やそうと思うのであれば、入札単価を上げて表示回数を増やす必要があるため、100円以上になってしまうのではないかと思います。
※詳細な回答結果

いいね!数とFacebook広告利用状況の相関関係
4.ソーシャルメディアの活用状況
Facebook以外のソーシャルメディア活用状況
1位がtwitter、2位がブログ
▼Facebook以外のソーシャルメディアの活用状況

回答結果を見ると、Facebookに取り組んでいる企業はその他のソーシャルメディア利用率も高いように見受けられます。
※詳細な回答結果

業態別のFacebook以外のソーシャルメディア活用状況
▼業態別のFacebook以外のソーシャルメディア活用状況

BtoB企業とBtoC企業にあまり差は見受けられないようでした。
※詳細な回答結果

5.外部委託している業務
ほとんどが自社運営
大多数が外部委託せず自社運営をしています。
ファン数が少ないFacebookページほど自社運営でコストをかけないようにしているため、全体として外注を減らしている傾向が出ているかと思われます。
※詳細な回答結果

6.回答者属性紹介
最後に、今回の回答者属性をご紹介します。社員数


性別、年代


業務形態・運営部署


Facebookページ 運営白書 Spring 2011
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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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