これで反応率18%超えも狙える!Facebookの人気キャラクター達が実践する12個の「心惹く」コミュニケーション術
2012/02/27
ファンの6人に1人がいいね!やコメントをしている!
この反応数も凄いですが、それ以上に驚くのがそのファン数です。この『くまモン』のFacebookページは、(執筆時は)まだ9,915人しかいないのです。つまり、反応率が18%を超えて、(延べ数で考えると)6人に1人がいいね!・コメント等の反応をしてくれているのです!
「くまモン」以外にも、Facebook上で人気のキャラクター達は大勢います。
今回の記事では、そんな人気キャラクター達が実践しているコミュニケーション術をご紹介していきます。キャラクター以外のFacebookページでも参考になる事が多いので、ぜひ皆さんも実践してみて頂けたらと思います。
■目次
1.1日の始まりは挨拶から
2.くすっ、キュンッ、となる写真をポスト
3.色んな意味でレス命
4.プロフィール写真で感情表現・状態表現
5.イベントごとはファンと祝う
6.語尾の統一でキャラ作り
7.履歴書を作ってキャラの人格設計を
8.他のキャラクターと仲良くなる
9.時々すごい明言をつぶやく
10.ぬいぐるみで出没
11.グッズプレゼントでファンの心をさらに掴む
12.漫画を作って表現の幅を広げる
<留意事項>
Facebookページでは、エッジランク向上や、いいね!等の反応獲得以上に、ファンとの関係性の構築のほうが重要です。今回ご紹介するティップスは、そういった前提を押さえた上でご活用頂けると嬉しいです。
また、本記事での反応率は『(いいね!数+コメント数+シェア数)÷ファン数』で算出しています。
1.1日の始まりは挨拶から
キャラクターも社会の一員です。学校や会社に行ったら挨拶するように、一日の最初には元気な声で挨拶をしましょう。
ポイントは「コミュニケーションの習慣化」
挨拶を継続的に行うと、キャラクターとの親近感を感じるだけではなく、コミュニケーションが習慣化されていきます。
以下のハム係長の例のように「おはようございます」と投稿すると、ファンからも「おはようございます」と返答が返って来るようになります。
2.くすっ、キュンッ、となる写真をポスト
人気のあるキャラクターは、ほうっておけない可愛げのある愛されキャラクターです。「かわいいw」「なにこれw」とコメントが付くような投稿(できれば写真が分かりやすい)を投稿しましょう。
キャラクターのコスプレも人気あり!
イベントに合わせてキャラクターにコスプレして貰うのも好まれます。
個人的にはスーモの「ぶひっ!」や、りくるちゃんのクリスマス・お正月バージョンが印象に残っています。
▼スーモのぶひっ!シリーズ
3.色んな意味でレス命
キャラクター運用では、ファンとのコミュニケーションがとても大事です。
ファンからのコメントには「(コピペではなく)オリジナルのコメント返信」を「出来るだけ早く」、「毎回」行いましょう。
レスを早めるために承認フローは簡潔に
ファンからのコメントに即レスしたり、融通の効いた運用をするには、返信内容の社内確認フローを回すのは上手くありません。
もちろん最初に人格・発言内容の範囲(どこまでの話題は自由にして良いか)などの設計をする必要はありますが、基本的には担当者ベースで進められるようにしたほうが良いです。
4.プロフィール写真で感情表現・状態表現
ファンとのコミュニケーション手段はウォールだけではありません。プロフィール写真の活用も効果的です。
コミュニケーションのキッカケにもなる
またプロフィール写真を変更することにより、ファンが声をかけてくれるきっかけにもなります。
▼「りくるちゃん」が風邪を引いていた時
↓このように「ファンから気遣い」のコメントを貰っています。運用担当者としても嬉しいですよね。
ほう・れん・そう
「3.色んな意味でレス命」で、『コメントは出来るだけ早く返信を』と書きました。
ですが、皆さんも出張や体調不良で会社を休んだりして返信できない時もあるかと思います。そんな時は「出張中」などの状態を示すプロフィール写真に変更しておきましょう。
▼「ハム係長」が外出中の時の写真
↓このようにプロフィール写真を「外出中」に変えてファンに報告しています。
また、それ以外にも、
- そもそも「ちゃんとファンを気にかけている」という姿勢が伝わる
- ファンがウォール投稿を見逃してしまったとしても、プロフィール写真は必ず見てくれるので見逃しがなくなる。
といった点も、プロフィール写真を使ったコミュニケーションで大切なポイントです。
▼参考
プロフィール写真の変更では、ハム係長とりくるちゃんが参考になります。こちらのプロフィール写真を見て、皆さんも参考にできるものがあったら実践してみましょう。
5.イベントごとはファンと祝う
「時節ごとの行事」や「ファン数の切れ目」などで、ファンと一緒にお祝いをしましょう。
一緒にカウントダウンして連帯感を!
また、単に「○人突破!」と投稿するだけではなく、事前にカウントダウンをしていくことでファンとの連帯感もより生まれます。
あと「○人で2万人!」というのを人数に合わせて数回投稿するだけでも良いですが、以下の「ナビ豆しば」のようなやり方も面白いですね。
6.語尾の統一でキャラ作り
そのキャラクターのオリジナリティを出しやすい部分は語尾の書き方です。オリジナルの語尾を作り、キャラ作りをしましょう。
▼さくらパンダ
▼PASONA(パソナ)
▼JOBOOB(ジョブーブ)
▼ケロちゃんコロちゃん
また、りくるちゃんであれば、語尾に鳴き声ではなく「絵文字を使う」というルールを作る事により、新米の女性企画・広報担当者の雰囲気を出しています。
語尾はみんな真似てくれる!
また語尾を作ると、ファンも真似してコメントをくれるようになります。
7.履歴書を作ってキャラの人格設計を
もちろん初めて見る人はそのキャラクターが何者か分かりません。名刺代わりのプロフィール紹介ページや履歴書ページを作りましょう。
8.他のキャラクターと仲良くなる
他の人気キャラクターと仲良くなりましょう。そして、ウォール投稿上でコミュニケーションを取りましょう。
ウォール上だけではなく、リアルでも!
他のキャラクターと絡むのはウォール上だけではありません。「くまもん」がローソンのお店で働いて(しかも店長!)、世紀のコラボレーションをしています。
9.時々すごい明言をつぶやく
キャラクターの中には、まさか「この子がこんな事を!?」と思ってしまう明言を投稿するものがあります。
10.ぬいぐるみで出没
キャラクターのぬいぐるみが何かに挑戦したり、色々なスポットを訪れている写真を投稿しましょう。
▼ケロちゃんコロちゃん
▼ファーファ
▼くまモンオフィシャル
▼JOBOOB(ジョブーブ)
▼SUUMO(スーモ)
▼ちょびんくん(in ふぇーすぶっく)
そのキャラクターも外に出ると喜ぶと思いますし、ファンもそのキャラクターが出かけて喜んでいる姿を見て、一緒に喜んでくれます。
11.グッズプレゼントでファンの心をさらに掴む
キャラクターグッズを作って、ファンにプレゼントしましょう。
ケロちゃんコロちゃんの場合は、お人形をファンにプレゼントしています。ファンは自分でそのケロちゃんコロちゃん人形を撮影した写真まで投稿してくれています。
12.漫画を作って表現の幅を広げる
ウォール投稿や画像で表現できる事は非常に限られています。そこで、漫画を作って少しボリュームのある話も一投稿で伝えられるようにしましょう。
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また、トピックとして紹介しませんでしたが、キャラクター運用のポイントは「まるで生きているかのような感覚にする」ようにする事です。
人間らしく、友だちのようにフランクに会話ができて、そしてペットのように可愛がられる、そんな空気感づくりがベースとして必要です。
今回ご紹介したコミュニケーション術と合わせて、実践して頂けたらと思います。
以上、という事で『反応率18%超えも狙える!Facebookの人気キャラクター達が実践する12個のコミュニケーション術』でした。
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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部