Facebook運用者必見!覚えておくと役立つウォール投稿の3つの解析視点|ここを狙えばいいね!を増やせる!
2012/04/11
Facebookのウォール運用で効果を発揮する解析手法!

Calendar Card – January / Joe Lanman
ウォール投稿のタイミング、ちゃんと意識できていますか?
とある有名企業さんのウォール投稿を分析する機会があり、数字を見ていたところ投稿の時間帯によって「ウォール投稿へのいいね!数」に4倍の差が出ていました。(コメント数、シェア数も同様の傾向がありました。いいね!がつきやすいとエッジランクが上がりリーチも増えやすくなります。)
今回の記事では、ウォール投稿のいいね!数・コメント数・リーチ数を高めるために、効果測定で見るべき3つの視点と、その解析のために利用できるツールをご紹介します。(一応、うちの会社のツールですが、普通にかなり使えると思います。)
ここでご紹介するやり方でウォール投稿を改善していくと、インプレッション数・リーチ数・いいね!数ともに伸びていくので、ぜひ試してみて下さい!
■目次
1.良いウォール投稿は『タイミング』が上手い!
2.『タイミング』はこの3つの視点で見ると効果を伸ばせる!
3.『タイミング』を見定めるためにやるべき事、まとめ
photo credit: Mike Rohde via photopin cc Facebookページのウォール投稿は、皆さんもご存知のようにファン全員には表示されません。Facebookからは「16%しか表示されていない」というデータも公開されました。
TechCrunchからもFacebookからも言及はなかったかと思いますが、この16%というのは恐らく平均値かと思います。なぜなら、私が見ている限りでは30~40%ほどのリーチ率があるFacebookページもいくつかありますので。
もしリーチ率が16%(もしくはそれ以下)のFacebookページの場合は、もう少し上を目指せると思います。今回ご紹介するノウハウは、『リーチジェネレーター』のような広告メニューを購入せずとも、リーチ率を高めていく方法です。

「投稿内容」「タイミング」によってエッジランクの「重み」が集まりやすくなるので、それぞれ微妙に関連しますが、分かりやすく3つに分けて考えています。
今回の記事では、3つの中でも「タイミング」について、もうちょっと踏み込んでご説明します。
Magnifier glass and money / Images_of_Money
タイミングでは、『時間帯』と『曜日』を見れば良いのですが、どういう視点で見るべきかというのを3つご紹介致します。

こちらをご覧頂くと、約3時間ほどでインプレッション数が伸び悩み、「いいね!」「コメント」も付きにくくなっている事が分かります。(この3時間という数字は、運用に携わっている皆さんの肌感にも近いはずです。)

『ファンのアクティブ状況分析』についての詳細はこちら アクティブ状況などは、パーミッションを頂いたユーザーのみ計測する形なのでファン全員の数字はもちろん分らないのですが、それでもアクティブ状況の傾向が分かるので運用に活かしやすいです。(Fantasticsのキャンペーンアプリなどで一緒にユーザーさんから頂く形です。)
某Facebookページでは、投稿する前にこのアクティブ時間を見ておいて、その時間にウォール投稿するようにしていました。
※余談ですが、twitterでは『When to tweet?』というサービスもありましたね。

現在のニュースフィードはハイライトがデフォルトなので、投稿同士はエッジランクで競合し合い、選ばれた2個~3個の投稿だけがファーストビューに表示されます。
fMC TokyoでFacebookのメグ・スローンさんが言っていたように、Facebookページのウォール投稿は、ファンの友達のウォール投稿とも競合する事になります。
十分にエンゲージメントを高めてられていないと、(語弊があるかもですが)ニュースフィードの表示獲得競争に負けてしまうのです。

『ファンのニュースフィードの混雑状況分析』についての詳細はこちら

こういった『穴場時間』は、

『ベンチマークページへのリアクション時間・曜日分析』についての詳細はこちら 実際に見れるのは、ベンチマーク中のFacebookページが「いいね!」「コメント」されている時間帯なのですが、ベンチマークページが反応の良い時間を参考に出来るというメリットがあります。

という事で、『タイミング』ではこの3つの視点で分析し、効果の高い『時間帯』『曜日』を見ていくのが、上手い運用方法と言えます。
※もちろん、時節ごとのイベントや世の中の動き(バレンタイン、暴風雨、主要交代etc)、新商品の発売タイミングなどは意識すべきですが、それ以外には以上の3つが重要です。


Facebookファン解析ツール『Fantastics(ファンタスティクス)』の サービス紹介サイトはこちら
今回ご紹介したFantasticsについては↓こちらからお問い合わせ下さい。(金額を公開して良いか分らないので、料金については以下より「見積もり依頼」という形でお問い合わせ頂ければと思いますが、かなり安いです。)
↓ご相談はこちらから↓ 


※追記 @4月11日 11:15
金額についてご質問が多かったので少し追記致します。
Fantasticsは、キャンペーンアプリや今回の解析ツールがセットで利用できるパック料金といった金額設定になっています。今回ご紹介したような解析には、ファンからの一定のパーミッションが必要になっていて、ガイアックスのキャンペーンアプリで同時に取得出来るようになっています。
▼パック料金内で利用できるキャンペーンアプリ ※キャンペーンアプリの詳細はこちら! 
以上、という事で『Facebook運用者必見!覚えておくと役立つウォール投稿の3つの解析視点|ここを狙えばいいね!を増やせる!』でした。 (執筆/編集 井出一誠:Facebook、twitter)

1.良いウォール投稿は『タイミング』が上手い!

リーチ率はこの3つで決まる。
ガイアックスでは『Facebookページの運用代行』もやっていますが、運用をしている中で以下の3つがリーチ数に影響を与えているのかなと感じています。
今回の記事では、3つの中でも「タイミング」について、もうちょっと踏み込んでご説明します。
2.『タイミング』はこの3つの視点で「時間帯」「曜日」を見ると効果を伸ばせる!

【視点1】ファンのアクティブ状況
Facebookはリアルタイム制が高いメディアです。 MAXにエッジランクが高いファンがいたとしても、Facebookページからの投稿は、時間が経つに連れて表示されなくなっていきます。3時間ほど経つと表示されなくなる。
以前、ラボで出した『Facebookページのウォール投稿は、平均22時間51分表示されている。』の記事では、Mashableに掲載された以下のグラフをご紹介しました。
では、どうやってファンのアクティブな時間を見極めるか?
せっかく人気が集まりそうな投稿をしても、ファンがFacebookにいなければ表示されずにスルーされてしまいます。そのため、ファンのアクティブ時間を見極めて投稿する必要があります。 Facebookではそういったツールは用意されていないので、私はFantasticsというFacebook解析ツールを使わせて貰っています。(一応、今日、ウォール投稿分析周りの機能が正式に公開されたのですが、それまでBETA版として使ってました。) ↓こういった形で自分が管理しているFacebookページのファンが、いつアクティブなのかを教えてくれます。
【視点2】ニュースフィードの混雑状況
【視点1】でアクティブ状況が重要とお話ししましたが、いくらアクティブなファンが大勢いても、それ以上に他のユーザーやFacebookページの投稿が多いようであれば、表示されにくくなってしまいます。なぜなら「ニュースフィードは限られた投稿だけが表示される」から。

出来るだけ表示を獲得するためには、混雑していないタイミングで!
ここまでご説明したような事情で、タイミングを間違うと、ウォール投稿は表示されにくくなります。 ではどうすれば良いかというと、ファンのニュースフィードが混雑していないタイミングに投稿すれば良いのです。 前述のFantastics(ファンタスティクス)では、その混雑状況が見れるので、『アクティブ、且つ、ニュースフィードが混雑していないタイミング』を見計らって投稿すると効果的です。 ↓こういった形でニューフィードの混雑状況が見れます。
よく見ると「穴場時間」が一杯ある!
以下の画面キャプチャーを見て下さい。 『ファンがアクティブな時間は、ニュースフィードが混んでいるのでは?』と思いきや、全くそんな事はないようです。
- 『アクティブなユーザーが多い時間』且つ
- 『(自らは投稿せずニュースフィードを見る)受け身な時間』且つ
- 『他のFacebookページがあまり投稿していない時間』
【視点3】これまでの反応実績
『反応』というのは、「いいね!」「コメント」の事です。 「いいね!」「コメント」して貰えるようになるのは、エンゲージメントを高める最初のステップです。出来るだけ「いいね!」「コメント」して貰いやすいタイミングを見計らいましょう。『混雑していない時間帯』と『リアクションされ易い時間帯』には相関関係が!
以下の『リアクションされ易い時間帯』というのもFantasticsで見れます。
余談ですが、↓ベンチマーク中のページの投稿タイミングも見れます。
こう見ると、ベンチマーク先に指定しているFacebookページでも、リアクションが多いにも関わらず、投稿出来ていないタイミングがあります。ここら辺も狙い目かと思います。
という事で、『タイミング』ではこの3つの視点で分析し、効果の高い『時間帯』『曜日』を見ていくのが、上手い運用方法と言えます。

3.『タイミング』を見定めるためにやるべき事、まとめ
説明が長くなってしまいましたので、では実際の業務はどう進めれば良いかというのをまとめてみました。 会社さんによって色々な進め方があるかと思いますが、一例として参考になれば幸いです。 ※本日から3日間だけ、以下の業務フローのパワポファイルをDLプレゼントします!ダウンロードはこちらから!
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以上、という事で『Facebook運用者必見!覚えておくと役立つウォール投稿の3つの解析視点|ここを狙えばいいね!を増やせる!』でした。 (執筆/編集 井出一誠:Facebook、twitter)
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