【Facebook】新機能『マルチプロダクト広告』ってなに?|ターゲティングが進化したカスタムオーディエンスもご紹介。

2014/07/22

ちょっと運用で役立つ『小技』もご紹介。


Facebook マルチプロダクト広告 カスタムオーディエンス

少し前の話になりますが、Facebookは6月末にマルチプロダクト広告リリースしました。


この新機能により、1つの広告ユニットで3つの製品の紹介をすることができるようになります。


さらに、カスタムオーディエンスが強化され、「自社サイト内の特定のページにアクセスした人」などの細かい条件で絞り込んで、広告をターゲティングできるようになります。


今回の記事では、これらの広告に関する新機能と、ターゲティング繋がりということで、投稿のターゲティングを使ったファンの属性を知る方法を、”ちょっと便利な小技”としてご紹介します。



■目次


Facebook広告がまたまたアップデート!


1.複数の商品を宣伝できる『マルチプロダクト広告』とは?


2.カスタムオーディエンスのターゲティング機能が更に進化!


Facebook運用でちょっとだけ使える小技


-簡単にファンの属性の人数を調べることができる!


1.複数の商品を宣伝できる『マルチプロダクト広告』とは?


新しくリリースされたマルチプロダクト広告は、1つの広告ユニットに3つの製品を紹介できるようになっています。


▼スワイプして複数の製品を確認できます。(リンク先の画像がわかりやすいです)


 


(画像引用・編集:https://www.facebook.com/business/news/Multi-Product-Ads-and-Enhanced-Custom-Audiences-from-your-Website

それぞれの製品の紹介に個別の画像や説明文・リンクを貼りつけることが可能で、より多く製品情報を露出させることができそうです。


このマルチプロダクト広告は、Facebook広告API経由では既に利用可能になっています。他のインターフェイスからの対応は、今年中には適用されるとのことです。


2.カスタムオーディエンスのターゲティング機能が更に進化!


また、カスタムオーディエンスの機能が強化され、より細かいターゲティングができるようになりました。


カスタムオーディエンスって?


カスタムオーディエンスとは、広告主が既に持っている顧客情報とFacebook上のデータを照らし合わせて、Facebook上でその顧客に広告を表示することができる機能です。


ウェブサイトに訪問した人をより細かくターゲティング



 


(画像引用:https://www.facebook.com/business/news/Multi-Product-Ads-and-Enhanced-Custom-Audiences-from-your-Website

新たにターゲティングができるようになる項目は、


・ウェブサイトに訪問した人


・ウェブサイト上の特定のページに訪問した人


・ウェブサイト上の特定のページだけに訪問した人


・しばらくの間ウェブサイトに訪問していない人


などです。


更に、ウェブサイト上でのユーザーのアクティビティに応じて、自動的にオーディエンスを作成してくれる機能も追加されます。


先日の記事では、ユーザーのウェブ上全ての行動が広告のターゲットの対象になるとお伝えしましたが、今回は、ユーザーのより細かな自社サイト上での行動に基づいたターゲティングが実装されます。


Facebook外でのアクティビティが、どんどんFacebook広告のターゲットとして利用されはじめそうですね。


Facebook運用でちょっとだけ使える小技


ターゲティングの話題が出たので思い出しましたが、先日Facebookページの投稿のターゲティングをいじっていたら、面白いことを発見しました。


Facebookページのファンの男女比や大まかな居住地などはインサイトから確認できますが、投稿のターゲティングからでも簡易に確認できます。


簡単にファンの属性の人数を調べることができる!


例えば投稿をする際、ターゲットを男性に設定すると、ファンの中で男性に該当するおおよその人数が表示されます。


▼投稿作成画面で左下の的みたいなアイコンをクリックするとターゲティングができます。


本来はこのまま投稿して、ファンの中から男性のみに投稿を表示するために使いますが、ここに表示されている数値に注目してみると、案外正確な数値が表示されていることがわかりました。


▼ガイアックスソーシャルメディア ラボのFacebookページインサイト


現在私たちのFacebookページのファン数は38,000人ちょいで、投稿のターゲティング人数として表示されている男性の数26,000は、38,000の71%である26,980とかなり近いので、インサイトと見比べてみてもおおよそ正しい数値が表示されているということがわかります。


インサイトにはない項目でも属性調査ができる!?


この方法の面白い点は、インサイトでは確認できない分野のファンの属性をある程度知ることができる、という点です。



投稿のターゲティングで絞り込みできる項目は、


・交際ステータス


・学歴


・年齢


・場所


・言語


などがあり、場所と年齢以外はインサイトでは確認できません。


年齢も、投稿のターゲティングを使うと例えば24歳の男性といった形で、年齢を1年単位で絞り込むことが可能なので、インサイトのざっくりした年齢の属性よりもわかりやすくて便利かもしれませんね。




以上、『【Facebook】新機能『マルチプロダクト広告』ってなに?|ターゲティングが進化したカスタムオーディエンスもご紹介。』でした。


この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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