Facebookが『あとで読む』機能を実装開始!なんだかんだでFacebookからのサイト流入はSNSで一番多かった!ほか【7月のfbまとめ】
2014/08/01
気になる7月のFacebookのアップデートやニュースをまとめました。
Facebookは7月21日に、投稿を保存して『あとで読む』ことができる機能をリリースしました。
またその少し前に、Facebook広告から直接商品を購入できる購入ボタンのテストも海外で実施されていました。
今回の記事では、これらの新機能の概要をご紹介します。また、海外WebサービスのShareholicがFacebookが最もウェブサイトに流入させたSNSであったと発表しましたので、そちらの情報も共有します。
■目次
7月のFacebookアップデートまとめ。
1.投稿を『あとで読む』ことができる機能が実装
2.Facebook上で『購入』ボタンが試験的に登場
3.Facebookからウェブサイトへの流入は依然多い模様
1.投稿を『あとで読む』ことができる機能が実装
Facebookは7月21日に、ニュースフィードに流れてきた投稿をあとで読むために保存できる機能を実装しました。
保存された投稿は保存済みメニューから確認できます。
保存済み投稿画面からは、リンクにジャンプしたり再度その投稿をシェアしたりできます。
リンク投稿が読まれやすくなる?
音楽や画像投稿も保存できますが、やはりこの機能で一番恩恵を受ける投稿はリンク投稿ではないでしょうか。
「一見面白そうだけど今は見る時間がない」リンク投稿がフィードに流れてきた時などに、投稿を保存してあとで読むことができるので、リンクがより読まれ易く、Facebookからのトラフィックが増えることが期待できそうです。
こちらの機能は7月21日に発表され、iOS・Android・PC版全てで利用できる、とのことです。
本記事ではPC版のスクリーンショットを使ってご紹介しましたが、Androidでも利用できることを確認しました。デザインや使い方もPC版と大体同じでした。
2.Facebook上で『購入』ボタンが試験的に登場
またFacebookは7月の半ばごろに、アメリカの一部の中小企業ページ向けに、広告に購入ボタンを導入するテストも行っていました。
この「購入」ボタンを押すことで、Facebook上で商品の購入ができるようになるようです。
直接Facebook上で購入できるため、広告を見て商品を欲しいと思ったらすぐに購入が完了する仕組みになります。したがって、広告のコンバージョン率がより良くなるかもしれません。
なお、カード情報などは一旦購入の際Facebookに登録することになりますが、第三者には情報が共有されず、またカード情報を保存するかどうかも決めることができる、とのことです。
こちらの機能は一旦テストとして導入されただけなので、本格実装時期は未定です。
広告のコンバージョンの効率が良くなるかもしれないので、今後が気になる機能ですね。
3.Facebookからウェブサイトへの流入は依然多い模様
最後に、こちらはアップデートではありませんがとても興味深いデータを発見しましたのでご紹介します。
海外WebサービスのShareholicは7月末に、ウェブサイトに流入させたSNSランキング(2014年第2四半期版)を発表しました。
データは、世界中の30万以上のウェブサイトに訪れた4億人以上のユニークユーザーの流入源を調べたものです。さっそくその結果をご覧ください。
結果はご覧の通り、なんと全体のウェブサイトに流入したユーザーのうち、およそ5分の1に当たる18~23%がFacebookから流入してきていることがわかります。
次点は画像に特化しているPinterest、そしてTwitterと続きます。
Facebookのリンク投稿は未だ有効か
日本だけに絞ると、LINEからの誘導も入ってくる可能性が高いので、ややランキングの様相が変わるかもしれません。
それでも、未だにFacebookからのトラフィックは非常に強いことが伺えます。
理由としては、リンク投稿に表示されるサムネイル画像が大きい点が1つ上げられるかと思います。前回のバイラルメディアの記事でも、Twitterよりも視覚的要素の強いFacebookの方がバイラルメディアのシェアに向いているというデータがありました。
最初にご紹介した『あとで読む』機能もありますし、Facebookからウェブサイトへの流入はしばらく高い数値を出しそうですね。
以上、『Facebookが『あとで読む』機能を実装開始!なんだかんだでFacebookからのサイト流入はSNSで一番多かった!ほか【7月のfbまとめ】』でした。
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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部