Twitter・Instagramそれぞれで最適なハッシュタグの数は!? 人気のハッシュタグを簡単に調べる方法も紹介

2017/05/02

 


当ブログでも幾度となく紹介しているハッシュタグ。現行のソーシャルメディアの中では、主にTwitterとInstagramでハッシュタグがよく使われています。ところが、その使い方は全く違うと言っても過言ではない程に異なっています。


もちろんどんなワードをハッシュタグに使うかも大事ですが、それぞれのソーシャルメディアによって効果的なハッシュタグの「数」も違っているんです。あまりたくさんつけると鬱陶しがられる印象の強いハッシュタグですが、その実態はどうなっているのでしょうか。


今回はそれぞれのソーシャルメディア別に、ハッシュタグがどのように使われているのかを調べてみました。


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    ■目次


  1. インフォグラフィックで見るSNS別ハッシュタグ

  2. どんなハッシュタグを使うべきか?

  3. Twitterでの効果的なハッシュタグ利用法

  4. Instagramでの効果的なハッシュタグ利用法


1. インフォグラフィックで見るSNS別ハッシュタグ


ハッシュタグがどう使われているかを読み解くのに非常に有益なインフォグラフィック(2015/02/20公開)があるので、本記事ではこのデータを元に、TwitterとInstagramにおけるハッシュタグの運用について解説していきたいと思います。


ハッシュタグ


The Ultimate Guide to Hashtags


※以降で使用しているインフォグラフィックは、すべてこちらの画像を引用させていただきました。


 


ちなみにこのインフォグラフィックをつくったのは、Webマーケターのニール・パテル氏です。同氏はForbesが選ぶWebマーケターTOP10に選出される人物です。


参考記事:10 Marketing Predictions You Should Prepare for in 2015


このインフォグラフィックからわかる大事なポイントは以下の3点です。


①ハッシュタグをつけることでTwitterのエンゲージメントは2倍以上になる!


ハッシュタグをつけることでTwitterのエンゲージメントは2倍以上になる!


2007年に利用が始まったとされるTwitterでのハッシュタグ利用は、今ではもはや当たり前となっています。公式でもハッシュタグの動向を追っているのかトレンドのハッシュタグはトップ画面に表示されますし、特定のイベントや大喜利としてハッシュタグが使われることで、瞬間風速的に盛り上がる傾向があります。


こちらのインフォグラフィックでは、ハッシュタグをつけていないツイートに比べ、ハッシュタグがついたツイートはエンゲージメントが2倍以上となるそうなので、基本的にはハッシュタグを付けた方がいいということになりますね。


②Twitterで最も効果的なハッシュタグの数は1~2つ


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※上の画像のテキストを翻訳しておきます。


①ハッシュタグの数は1~2個が最適。2個よりも多くなると、ツイートのエンゲージメントが平均17%落ちる。


②ハッシュタグが1~2個ついているツイートは、ハッシュタグがついていないツイートよりもエンゲージメントが平均21%高い。


③ハッシュタグが1~2個ついているツイートは、55%リツイートされやすい。


④ハッシュタグがついていないツイートのうち、25%がリツイートされる。


⑤ハッシュタグがついているツイートのうち、40%がリツイートされる。



ハッシュタグをいくつ付けるのかは難しい問題です。平坦なテキストでやりとりされるコミュニケーションツールに、明らかに「押して!」と主張するかのように存在するハッシュタグは、読む人にとってノイズとなることもあります。そもそもが140字しか入力できないTwitterでは、ハッシュタグの存在はより顕著に感じられるはずです。


中には通常テキストよりもハッシュタグに使う文量の方が多いツイートもたびたび見受けられますが、このインフォグラフィックによると「1~2個」が最も効果的な数であるとされています。また、ハッシュタグが付いていないよりも、付いている方がリツイートされやすいようですね。


特にプロモーションに使用する際はあまり欲張らず、重要なワードを1~2個設定するのが最も効果的となりそうです。


③Instagramのハッシュタグは、11個付けたときに最も反応される!


ハッシュタグ4


続いてInstagram。


Twitterよりもハッシュタグをよく使うソーシャルメディアであると認識されていますね。というのも、ユーザー検索機能がなくFacebookのようにシェアすることもできないInstagramでは、串刺しで投稿を見ることのできるハッシュタグを付けなければ投稿が広がっていきません。


ちなみに、ひとつの投稿に付けられるハッシュタグ総数はなんと30個!さすがに30個付けて投稿されている記事はあまり見かけませんが、10個近く付いていてもさほど違和感がないくらい、馴染んでいるように見受けられます。


そして最も反応率が高いのは11個。10個以下だと最高でも50%に届かないのに、11個だと79.5%と飛び抜けて高い反応率を示しています。付けすぎるとウザがられるTwitterとは違い、写真がメインでハッシュタグを付けて投稿するのが当たり前になっているInstagramでは、多くつけることが半ばスタンダードになっているようです。


2. どんなハッシュタグを使うべきか?


Twitterは1~2個、Instagramは11個が最適な数であることがわかりました。では、それぞれどういったハッシュタグをつけるのが効果的なのでしょうか?


中にはテキストすべてをハッシュタグにして会話しているようなツイートもあれば、テキストに装飾ができないソーシャルメディアで、太字にしたり文字色を変えたりする感覚でハッシュタグにしているような使い方もチラホラ見かけますね(ハッシュタグにすると文字色が変わるので)。


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とはいえ、こういったものは異色の使い方。オーソドックスに考えるなら、トレンドのハッシュタグを設定した方が効果があるように思います。


それぞれのソーシャルメディアの視点から考えてみました。


3. Twitterでの効果的なハッシュタグ利用法


Twitterでは多くのハッシュタグをつけにくいことから、ハッシュタグの数をある程度絞ってつけることが望ましいと考えられます。企業でも真似できそうな活用例をここでいくつかご紹介します。


①イベントや時期ネタ・季節ネタを取り入れる


季節感の内容はやはり話題になりやすい、盛り上がりやすいです。エイプリルフールやハロウィンなど、季節のイベントに合わせて渾身の投稿を考えておくといいでしょう。


・事例:リカちゃん


着せ替え人形「リカちゃん」の公式Twitterアカウントによる、エイプリルフールという時事ネタを使った投稿です。生誕50周年イベントの宣伝にもなっている技アリなツイートです。


②ネタ系ハッシュタグに乗っかる


Twitterでは大喜利のお題のようなハッシュタグが、頻繁にトレンド入りします。そういったネタに乗っかった投稿は、ユーザーと一緒に盛り上がれるので、内容によっては人気が出やすいです。Twitterのトレンド常にをチェックし、ツイートに活かしていきましょう。


・事例:キリンビール


キリンビールの公式Twitterアカウントによる投稿です。「#なんでもない言葉を必殺技っぽく叫ぶ」という人気ハッシュタグと自社商品を掛け合わせたもので、商品名と必殺技のイメージがうまくマッチしています。


③検索されそうなハッシュタグを使う


ネタ系ハッシュタグも多いTwitterですが、情報収集のためのハッシュタグ検索も行われます。こういったニーズを捉えるために、検索されそうなキーワードもハッシュタグとしてつけておくといいでしょう。作品名や人名などがその代表です。


・事例:映画.COM


映画.comの公式Twitterアカウントによる投稿です。新作映画の情報を紹介するツイートですが、ハッシュタグに、作品タイトル・出演俳優の名前が用いられています。関連作品や俳優名で検索をかけるユーザーに見つけやすいよう工夫がされています。


④オリジナルのハッシュタグでコミュニティ化


ブランド独自のハッシュタグを作り、自社の投稿で積極的に使うことで、ユーザーも同じハッシュタグを使ってくれるようになることがあります。そうすると、特定のタグがブランドのファンコミュニティのように機能します。


知名度の低いアカウントがいきなりやるのはハードルが高いですが、オリジ寝るハッシュタグを通してユーザーと交流することで、より濃いコミュニケーションができます。


・事例:UNIQLO


ユニクロの公式Twitterアカウントです。自社商品であるくるぶし丈のパンツにちなんで「#くるぶし出していきましょう。」というハッシュタグを作り、商品の認知度を広めています。


⑤ツイートをカテゴリ分け


取り扱っている商品のジャンルが幅広い場合、カテゴリ分けしたハッシュタグをつけると情報を見つけてもらいやすくなります。


・事例:Amazon


Amazonの公式Twitterアカウントです。数多くの商品ジャンルを取り扱っているアマゾンですが、「#アマゾングルメ」というハッシュタグを用いることで、同社のツイートの中からグルメ関連商品に関するツイートだけを絞り出せるようにしています。


⑥リアルタイムの情報を投稿する


リアルタイムで情報を発信することで、フォロワーと一体感を楽しめたり、同じ話題でユーザー同士も盛り上がりやすくなります。イベントなどに参加できなかったユーザーとも情報を共有できるという点でも有益です。


・事例:TECH LAB PAAK


ITクリエイターの出会いの場所を提供しているコワーキングスペースのアカウントです。Slush Tokyo 2017というスタートアップ企業が集まるイベントの状況を、イベント名称である「#slushtokyo17」というハッシュタグをつけ、リアルタイムでツイートしています。参加者同士の交流のきっかけにもなっています。


各パターンの事例などの詳細は、以下の記事でご紹介しています。


【事例付き】企業のTwitter(ツイッター)ハッシュタグはこう使う!活用方法6種類を徹底解説


Twitterのトレンドを解析できるツール


Twitterのトレンドを解析するWebサービスもありますので、より検索で引っかかりやすいワードを選ぶようにしましょう。3つツールをご紹介しておきます。


①ついっぷるトレンド


ビッグローブが運営しているTwitterのクライアントツール「ついっぷる」を使っている人も多いのでは?このついっぷるトレンドというWebサービスでは、「画像」「まとめ」「HOT!」などいろんなカテゴリからTwitterのトレンドを解析してくれています。もちろんハッシュタグで検索することができるので、使えるワードがないか確認しておくとよいでしょう。


ついっぷるトレンド

http://tr.twipple.jp/hashtag/


②hashtags jp


シンプルで見やすいハッシュタグの検索サイト。「トレンド」「新着」「イベント」の3カテゴリから検索できます。その他、ハッシュタグの登録も可能です。




http://hashtagsjp.appspot.com/


③Hashtagify


こちらのサービスでは、調べたいハッシュタグで検索をかけると、そのワードと一緒によく使われているワードも調べてくれます。例えば「socialmedia」で検索してみると、やはり「#marketing」「#Twitter」「#Facebook」などが関連ワードとして選ばれているかがわかります。つけようとしているハッシュタグがあれば、ここで検索して関連ワードを調べ、関連性の高いハッシュタグをもうひとつつけるか検討してみるのもありですね。




http://hashtagify.me/hashtag/socialmedia


4. Instagramでの効果的なハッシュタグ利用法


Instagramではハッシュタグを30個つけられる内、11個がベストという結果が出ています。これだけたくさんつけるとなると、正直ひとつひとつ設定していられないでしょう。ベストと考えられるワードを選んだら、関連するワードをピックアップしていくのが最も効率のいい方法ではないかと考えられます。


例:コディネート画像をアップしているアパレルECのInstagramアカウントの場合



  • #coordinate #fashionは固定

  • 写真に写っているアイテムが必ず記載。#skirt #bag #sandal など

  • その他は写真の雰囲気やモデル、季節などによって変える


また、Instagramでよく使われるハッシュタグのパターンを取り入れるのも効果的です。


「Instagramっぽい」ハッシュタグのパターン3つ


・パターン1:#insta○○

好きな単語の頭に「#insta」をつけるパターンです。「instagram」を略した「#ig_」も最近の流行になっています。


例:#instagood #instatravel #ig_japan


・パターン2:#〇〇な人と繋がりたい

似たような投稿内容・趣味の人を見つけてフォローし合うなそ、フォロワー募集効果も得られるタグです。


例:#写真好きな人と繋がりたい #映画好きな人と繋がりたい


・パターン3:#○○部

共通の興味や関心を持った人たちが集まるコミュニティを形成できるタグです。


例:#親バカ部 #スイーツ部


とはいえ、Twitterのようにハッシュタグのリアルタイムなランキングを調べるサービスが国内にはないため、海外のサービスをひとつ紹介しておきます。当然日本語検索はできませんが、Instagramは海外ユーザーが非常に多く、使われるハッシュタグにも英語表記のものが多いので、活用できるとこも多いでしょう。


関連記事:

大手企業も参加する! Instagramの人気ハッシュタグ群「#●●部」の使用事例まとめ


ぜひ狙いたい「人気投稿」入り


拡散機能がないInstagramにおいて、ハッシュタグはアカウントを発見してもらうために非常に重要な役割を担います。なかでも「人気投稿」への表示は、アカウントの認知度アップやフォロワー増加に一定の効果を発揮してくれます。


▼人気投稿=ハッシュタグ検索した際に上部に表示される9個の投稿



ハッシュタグによってどのような写真なのかを示すだけでなく、人気投稿に入って投稿の露出を増やすこともぜひ狙いたいものです。


関連記事:

Instagram(インスグラム)「人気投稿」に表示される傾向を分析【100ハッシュタグ・900投稿調査】

Instagram「ハッシュタグ」のすべて-ハッシュタグを制する者がInstagramを制す!


Instagramで人気のハッシュタグを発見できるツール


Twitterのようにハッシュタグのリアルタイムなランキングを調べるサービスが国内にはないため、海外のサービスをひとつ紹介しておきます。当然日本語検索はできませんが、Instagramは海外ユーザーが非常に多く、使われるハッシュタグにも英語表記のものが多いので、活用できるとこも多いでしょう。


top-hashtags


シンプルに、よく使われているハッシュタグをランキング形式で公開しています。「#love」というハッシュタグがダントツで1位を突っ走っているのがよくわかるかと思います。


ちなみに詳しく調べたいハッシュタグをクリックすると関連するハッシュタグがズラリと並びますので、そのまま利用してもよさそうですね。


http://top-hashtags.com/instagram/


絵文字ハッシュタグ機能が利用可能に!


Instagram独自の機能として、4月27日(米国時間)から絵文字をハッシュタグに設定可能となりました。いかにInstagramがハッシュタグ運用に力を入れているかがよくわかりますね。


絵文字のみのハッシュタグ、絵文字とテキストを組み合わせたオリジナルハッシュタグなどが実際に生まれています。


参考:http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1504/28/news134.html




 


いかがでしたでしょうか。


Twitter・Instagramともにハッシュタグの利用が盛んなソーシャルメディアですが、その利用実態には大きく差があることがわかるかと思います。特にInstagramでは独自のハッシュタグ(絵文字)を生みだしたりと、今後もハッシュタグを大きく取り扱っていこうと考えているように見受けられます。


今のうちに使い方をマスターし、効果的なハッシュタグ利用を心掛けてみてくださいね。


以上、「Twitter・Instagramそれぞれで最適なハッシュタグの数は!? 人気のハッシュタグを簡単に調べる方法も紹介」でした。


この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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