LINEクーポン利用率は?メッセージの種類は?イチから始めるLINEの企業活用【基礎編】
2014/04/28
先日発表されたLINE@のリニューアルについて、みなさんはもう押さえましたか?
詳しくはこちらの記事をご確認いただければと思いますが、これはいよいよ店舗運営側は 早めにLINEを導入しておいたほうがいいかもしれませんね..?
ということで今回は、導入を検討している”LINE初心者”という方向けに、企業・店舗はLINEでどんなことができるのかを簡単にまとめました。
クーポン開封率・利用率のほか、意外とわからないLINEクーポンの種類についてなど、一部マニュアル公開します。
- ■目次
1.企業がLINE活用で狙えること
2.LINEはクーポン利用率・O2O効果が高い
3.メッセージの種類とLINEクーポンの種類
4.LINEは友だち獲得しやすい-無料スタンプの効果
5.運用の基本パターン-ゴールは認知拡大・商品販売
1.企業がLINE活用で狙えること
基本的には、企業のLINE活用で可能なことは次のような内容です。
LINEでできる施策
これらの実施で成果を上げるために、知っておきたいポイントを詳しく見ていきましょう。
2.LINEはクーポン利用率・O2O効果が高い
LINEのクーポン開封率・利用率
LINE公式アカウント・LINE@は、実店舗で商品販売を行う企業に適したサービスです。
LINEの特徴に、他のSNSやWeb施策と比較して高いクーポン開封率・利用率、020効果(来店促進)が望める点があります。
メッセージ開封率・クーポン利用率
メッセージ開封率: 60%以上
CTR(URLのクリック率): 25%以上
開封された内クーポン利用率: 10%以上
※LINE@の場合。LINE@公式ブログ等で報告されているデータ・弊社独自の運用データにみられる数値です。
クーポン利用率については、アカウントによって数値はさまざまで、実際は開封された内40%のユーザーが店舗利用しているという結果も多数あります。
通常メルマガの開封率が10%程度と言われているので、それと比較するとLINEのリーチのしやすさが分かると思います。
▼クーポン開封率が60%近くにもなったというバウムクーヘンのお店「せんねんの木」さん
確実に情報を届けるプッシュ通知機能
その施策効果が高いとされる大きな理由の1つが、プッシュ通知機能。
メッセージの着信をユーザーに知らせ、情報を確実に届けることができます。
例えば店頭セールの告知など、ユーザーに来店してほしい事前のタイミングで配信することで、リアルタイムで情報を認知させ、利用につなげるのに役立ちます。
3.メッセージの種類とLINEクーポンの種類
LINEがユーザーに情報発信できる機能には、以下の2つがあります。
(1)トーク機能: PUSH型メッセージ配信。アカウントから一方向に配信。
(2)ホーム・タイムライン機能: PULL型のコンテンツ投稿。双方向コミュニケーション。
(1)トーク画面で配信できるメッセージには、シンプルなテキストや画像のみの投稿のほか、コンテンツを以下3タイプのデザインに作り分けることができます。
それぞれのメッセージのなかには、自社サイトのリンク設置・商品画像・キャッチコピーなどを配置することができます。
発行できるクーポンの種類
LINEクーポンはPRページ内で発行することができ、以下複数の種類が作成できるようになっています。
LINEで発行できるクーポンのタイプ
・友だち全員配布のクーポン
・1回使いきりクーポン
・期間中に何回も使えるクーポン
・抽選型クーポン(店頭で抽選して当たると割引、など)
ワンパターンになりがちな商品情報やキャンペーン告知ですが、LINE上の機能を活用することで、さまざまにヴィジュアル化・コンテンツ化できる、というワケですね。
4.LINEは友だち獲得しやすい-無料スタンプの効果
新規友だち獲得に効果的なスポンサードスタンプ
LINE公式アカウントでは、アカウント連携型のスポンサードスタンプを配信できます。
ユーザーがアカウントを友だちに追加すると、無料でスタンプをダウンロードできるというプロモーションのこと。(LINE@ではスポンサードスタンプは連携できません)
ユーザーは有料スタンプよりも、圧倒的に無料のスポンサードスタンプを利用しているようです。
1回のスタンプ配信で短期間のうちに300万人以上の友だちを獲得できた実績が多く、ブロック(友だち解除)したユーザーを除いても、有効友だち数は手応えを期待できる規模を確保できます。
LINEユーザーにとっては、企業アカウントも気軽に「友だち追加」しやすい雰囲気もあり、スタンプ配信をしなくても、1万人以上など一定数の新規友だちの獲得を見込めるようです。
5.【運用の基本パターン】ゴールは認知拡大・商品販売
基本的には上記のメイン機能・特徴を活かして、LINEを使ってマーケティングしていきます。LINE活用でどういったことをするのか、超簡単ですがまとめておきます。
基本的なLINE活用のパターン・目的
【導入目的】
自社商品・ブランドのファン獲得→認知拡大→店舗送客・売上増加
【主なプロモーション施策】
公式アカウントでは、特にアカウント開設直後にコスト投下して「無料スタンプ配信で友だち追加」を行い、獲得友だち数の規模を拡大することも可能。
【基本運用】
自社のキャンペーン企画・時節的なイベントに合わせるなどコンテンツの作成・配信(メッセージ配信&ホーム運用)を継続する。
⇒ クーポン情報などでユーザーの関心を引き、認知を深めてもらいつつファン拡大を促進する。
【基本的なKGI】
最終的にユーザーをサービス利用につなげ、リピートしてもらうなど売上につなげる。
これがLINE公式アカウント・LINE@上で、現時点で企業が行っている基本的な運用のパターンです。
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※LINEの運営フェーズ・費用に関してはこちらの記事をご参照ください。
・LINEの費用対効果ってどうなの?LINEのファン獲得単価はやっぱり低そう!
・低コストで運営できるのは?LINE公式アカウントとLINE@の違い
以上、『LINEクーポン利用率は?メッセージの種類は?イチから始めるLINEの企業活用【基礎編】』でした。
次回はLINEアカウント運用でポイントとなる「ブロック防止対策」についてなど、基本的なノウハウを一部公開します!
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ご興味がおありの方はこちらのサイト(ガイアックスのLINE公式アカウント/LINE@運用代行サービス)をご参照の上、お気軽にご相談ください。
また、LINEのアカウント導入をせずに、LINEユーザー向けにオリジナルスタンプ配信も可能になりました。詳しくはこちらのモバリストのページへ!
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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部