Twitterが100倍管理しやすくなる公式クライアント「TweetDeck」で快適な運用を
2015/05/26
皆さんはTwitterをどのように利用しているでしょうか? PC/モバイル問わず、ほとんどの方はいわゆるTwitter公式ページもしくは、アプリケーションから利用しているのではないかと思います。
実はTwitterに限らず、多くのSNSにはサードパーティによるクライアントサービスがあるのです。
自分好みのUI(ユーザーインターフェイス)や操作性を追求したアプリケーションでSNSを管理できるため、もし公式サービスに使い辛さを感じるのであれば、クライアントサービスを利用するのも手です。
そこで今回は、Twitterをより便利に活用できるオススメのクライアントサービス「TweetDeck」についてご紹介します。
本サービス、もともとは有志が作成したクライアントサービスでしたが、2011年5月にTwitter社が買収し、現在は公式クライアントとなっています。
■TweetDeckにログインしてみよう
まずは以下のURLにアクセスして下さい。
TweetDeck by Twitter
https://tweetdeck.twitter.com/#
自分のTwitterアカウントでログインすると、以下の様な画面が表示されます。
デフォルトでは左から、「Home(タイムライン)」、「Notifications(通知)」、「Messages(ダイレクトメッセージ)」、「Activity(見つける)」の4つのカラムに分かれています。
つまり、Twitter公式ではタブで表示され、画面遷移の必要な各項目が、TweetDeckを利用すると1画面で全て表示されるのです。
■カラムは自由にカスタマイズできる
さらに、カラムは自分で好きなように変更することができます。例えば、各カラムタイトルの左端にカーソルを当ててドラッグすると、カラムの場所を自由に変更できます。
右側のアイコンをクリックするとメニューが表示され、タイムラインに流れてくるコンテンツやユーザーの取捨選択や、カラム自体の撤去なども可能。
■カラム毎に通知設定可能
カラム毎にポップアップやサウンド設定も可能で、特定のカラムにツイートがされたときに通知させることもできます。
Twitterはあっという間にタイムラインが流れてしまうため、追いかけるのも大変です。必要なカラムにのみ通知が出るので、ピコピコ鬱陶しくならずに済みますね。
■カラムの追加・削除は自由
さらに、画面左端のサイドバーにある+ボタンでカラムを追加できます。常に更新を追いかけたいTwitterアカウントはもちろん、特定のワードやメンション、ハッシュタグ、URLの有る無し、添付写真の有る無し、リストなど、あらゆる指定ができます。
■マルチアカウントに対応!
Twitterは実名登録制でないことから、一人につき複数のアカウントを利用していることが多くあります。
企業でも、担当者や部署ごとにいくつもアカウントを所持しているでしょう。TweetDeckではマルチアカウントに対応しており、毎度ログインしなくてもアカウントの切り替えボタンで簡単にアカウントチェンジすることができます。
ツイートする際も、先にテキストを打っておき、送信時に発信するアカウントを選択することができるため非常に便利です。
また複数のアカウントで同時に同じツイートを発信することもでき、上記の画像ですと、登録してあるふたつのアカウントから同じツイートを発信することになります。
■時間指定投稿予約もデフォルトで使える
通常の投稿方法ではできない、時間指定投稿も標準機能で備わっています。企業でTwitter運用をしていると、決まった時間に投稿したいこともあるかと思いますが、TweetDeckなら簡単にできます。
■環境を問わないマルチプラットフォーム
いくら便利なツールでも、その性能が環境に依存するとなる一気に使いづらくなるもの。その点、TweetDeckに抜かりはありません。
最初に紹介した通り、URLを叩くことで使えるWebサービスのひとつですが、PCにインストールするタイプのTweetDeckもあります。
例えばブラウザがGoogle Chromeの場合、「Chrome版TweetDeck」というアドオンも用意されています。
つまり、Chromeを使える環境であれば、どこでも設定したままの環境でTweetDeckを使用することができます。開くパソコンごとにイチから設定しなくて済むのは非常に助かります。
■まとめ
もはや使わない理由がないTweetDeck。これがサードパーティによる有志のアプリケーションであれば、公式のサポートがない不安から利用を控えることもあるでしょうけれど、TweetDeckに関してはTwitter社の公式クライアントです。
これだけの機能を備えながら、鬱陶しい広告も出現せず、快適に使えます。Twitterの運用に携わっている方は、ぜひ導入を検討ください。設定には費用も時間もかかりません。
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部