Facebookで過激なコメントを「非表示」にすると誰から見えなくなるのか。「削除」との違いは?

2015/05/27

Facebookページを運用していると、投稿に対してファンからコメントがつくことがあると思います。好意的な内容が書かれていると嬉しいものですが、ネガティブな内容が書かれることもあります。


ネガティブなコメントが付いた際には、真摯にコメントを返すのも対応策の1つとしてありますが、コメントの内容が少し過激であるため、他のファンの目にはあまり触れてほしくないケースも少なからずあります。


そうした時は、コメントを非表示にするとコメントを書き込んだ人にも気づかれることなく、第三者にコメントを見せないようにすることができるのをご存知でしょうか。


今回の記事では、このコメントの非表示について、やり方と仕組み・注意したいポイントをご紹介します。


■コメントを非表示にする方法


Facebookページを管理者として閲覧している状態で、投稿についたコメントにマウスオーバーすると、右側に「×」ボタンが表示されます。


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この×ボタンをクリックするだけで、投稿の非表示が完了します。投稿を非表示すると、次のような文言が表示されます。


2
左から、「表示する(非表示を解除)」「削除(投稿の削除)」「報告(スパムとしてFacebookに報告)」「Ban ○○(○○のアカウントを停止する)」の4つのオプションが出てくるので、非表示を解除したい場合は一番左の「表示する」をクリックしましょう。


「削除」については後程解説しますが、他の「報告」と「Ban」についてはあまり使うことはありませんので、本記事では割愛します。


■投稿を非表示にすると誰から見えなくなるのか


上記のようなやり方で投稿を非表示にすると、一体何が起こるのでしょうか? ポイントは2つあります。


1、コメントをした本人およびコメントをした人の友達にはコメントが表示されたままになる


2、コメントをした本人およびコメントをした人の友達以外からは投稿が見えなくなる。


この2つが、投稿の非表示における非常に重要なポイントです。


まず1の「本人および本人の友達からはコメントが見える」という点については、非表示にされたコメントを書き込んだ人から見れば、投稿にコメントが表示されている状態なので、非表示にされたことが本人にバレにくいということが言えます。


また、コメントをした本人の友達にも表示されたままになるので、より一層「コメントが非表示された」という事実が、書きこんだ本人に伝わりにくくなっています。もちろん、コメントが非表示にされた際には本人も含め誰にも通知はいきません


そして2の「本人および本人の友達以外からは見えなくなる」という仕組みにより、第三者からはコメントが見えなくなるので、大多数のファンの目からは投稿を隠すことができるという仕組みになっています。


■投稿を「削除」するとどうなるのか


非表示を通り超えて「削除」をすると、その名の通り完全に投稿が削除されます。そうなると、コメントをした本人やその友達がページを見てもコメントがなくなっているので、「コメントが消された」という事実が本人に気付かれやすくなります。


コメントを削除した際は誰にも通知が行きませんが、再度ページを覗いたときに自分のコメントがなくなっていることに気付く可能性は一気に高くなるので、対処法としては少々乱暴なやり方だと言えます。


■最後に


今回は、投稿についたコメントの「非表示」と「削除」について解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。


「コメントを削除」してしまうのは危険なため、基本的にコメントを隠したい場合には「非表示にする」必要があります。


もちろんそうしたコメントがつかないことが理想です。しかし予想外の事態は起こってしまうものなので、その際に適切に対処する方法を知っておいて損はありません。


この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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