エンゲージメント率10%以上! 5つのFacebookページから見る運用のコツ

2015/05/29

Facebookページを運用するなかで、「ファン数が増えない」ことに悩んでいる方も少なくはないかと思います。 ですが、最近は純粋なファン数の多さよりも、良質なコンテンツを配信することでファンに愛され且つファンの友達にまで情報が届くように情報を拡散させることができるかどうかが重要になってきています。 そこで今回の記事では、「ファン数が約5000人以下」ながらも「エンゲージメント率10%以上」を記録し、コンテンツの質が高くファンとの距離が近いFacebookページを5つ厳選して紹介します。 今回の記事では、「旧エンゲージメント率」を利用してページを分析していきます。 新エンゲージメント率・旧エンゲージメント率の違いは、以下の記事をご参照ください。 参照記事: 超重要な『新エンゲージメント率』を知っていますか?『旧エンゲージメント率』との違いを解説

■コメントへの返信は1時間以内

・安芸太田町地域おこし協力隊

画像2
URL:https://www.facebook.com/akiota.kyoryokutai ファン数:1157人 エンゲージメント率:15.21% 「過疎に悩む地域にとって、少しでも明るい話題を提供出来るよう日々精進すること」というコンセプトのもと運営される広島県安芸太田町のFacebookページ。 安芸太田町の人口は7000人。Facebookページのファン数は1157人なので、人口に対するファン数はかなりの人数です。
画像3
投稿内容は地域の飲食店情報やイベントの告知で構成されており、四季折々のきれいな写真が特徴です。そして、ほぼ全てのコメントへの返信が15分以内と、徹底されているのもファンを引きつける魅力の1つになっています。

■地域の魅力を最大限に活かした投稿

・関市観光協会

画像4
URL:https://www.facebook.com/sekikanko ファン数:976人 エンゲージメント率:11.08% 岐阜県関市の観光協会が運営するFacebookページです。「日本一の鍛冶の街」をコンセプトに、主に甲冑や刀剣について投稿しています。 イベント告知や観光名所を紹介する投稿が中心ですが「甲冑・刀剣」に関する投稿にいいね!、シェアが集中しています。
画像5
ページ全体としては、鍛冶の現場を見学する観光客の様子や地域のマスコットとお客さんが触れ合っている写真が多く投稿されており、臨場感のあるぺージになっています。 また「鍛冶・甲冑」に関する話題を中心としつつも、鵜飼やうなぎなどの豊富な観光資源を活かしてバランスよく地域の魅力を伝えています。

■告知の合間にゆるい投稿

・えべチュン

画像6
URL:https://www.facebook.com/ebechun?ref=pb ファン数:1589人 エンゲージメント率:13.34% 北海道江別市のゆるキャラ「えべチュン」のFacebookページです。「えべチュンの出没情報」と題したイベント告知を中心にしたぺージになっています。 基本的には、イベント告知などの情報発信が中心ですが、たまに流れてくる「えべちゅん」がメインのゆるい投稿は通常の告知投稿よりも約3倍のいいね!やコメント数を集めることもあります。
画像7
上記画像は「えべチュン」の左目から流れている涙をうまく利用して、哀愁のあるシュールなネタ投稿が受けているようです。ゆるキャラのファンをつかむことによってエンゲージメント率も安定して高くなっています。

■シンプルに綺麗な写真を一言でまとめる

・三峯神社

画像8
URL:https://www.facebook.com/mitsuminejinja ファン数:5337人 エンゲージメント率:13.61% パワースポットで有名な埼玉県秩父の三峯神社のFacebookページです。投稿内容は開催行事の告知やその様子をきれいな写真で説明しています。
画像9
四季折々の自然の移り変わりや、その日の気候に合わせた投稿に非常に多くの反応があります。格式ある神社のイメージを壊すことなく、クオリティの高いきれいな写真がシンプルな一言でまとめられているため、見ているだけで清々しい気持ちになります。

■独自のこだわり、裏側を見せる

・cafe vivement dimanche

画像10
URL:https://www.facebook.com/pages/caf%C3%A9-vivement-dimanche/138167602895001?sk=timeline ファン数:3316人 エンゲージメント率:15.25% 神奈川県鎌倉のカフェ、cafe vivement dimancheのFacebookページです。ファン数の数が3316人なのに対し、チェックインの数が2391人と、知る人ぞ知る本格派カフェのFacebookページになっています。            告知や新メニューの投稿にも「コーヒー」や「内装」のこだわりが強調されており、平均的に多くのいいね!がついています。
画像11
特に、店内で使われている趣のある家具に関する投稿は非常に多く拡散されています。店舗ではなかなか知ることができない裏話などを投稿することでファンからの反応が上がっています。

■まとめ

今回ご紹介したのは、観光地から知る人ぞ知るカフェまでさまざまなFacebookページでしたが、それぞれ個性や強みを客観的に理解した上で、シンプルに魅力が伝わりやすい投稿を綺麗な写真付きでしています。 1、コメントへの返信は1時間以内 2、地域の魅力を最大限に活かした投稿 3、告知の合間にゆるい投稿 4、シンプルに綺麗な写真を一言でまとめる 5、独自のこだわり、裏側を見せる コンセプトをシンプルにまとめて、なるべくクオリティの高い写真を使用することでエンゲージメント率が変わってきます。

この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

企業のWeb担当者様が積極的にSNSをビジネス活用していけるよう、ソーシャルメディア関連の「最新ニュース」「運用ノウハウ」「事例・データ」の情報を素早くキャッチしてお届けします。