【LinkedIn広告】始め方とターゲティング方法を解説!
2021/05/20

- ■目次
- LinkedIn広告とは?
- LinkedIn広告の種類
- LinkedIn広告のターゲティング方法
- LinkedIn広告の費用
- LinkedIn広告の始め方
- LinkedIn広告を活用する際の注意点
- まとめ
1. LinkedIn広告とは?
LinkedIn広告とは? LinkedIn広告は、ビジネスプロフェッショナルが利用するSNS「LinkedIn」上でビジネスに関する広告を配信することができる広告プラットフォームです。LinkedInは、ビジネスに関する情報交換やコミュニケーションが行われるプラットフォームとして、世界中で利用されています。LinkedIn(リンクトイン)は、ビジネス目的での利用に特化したSNSです。2021年4月現在、登録者数は7億人以上。世界200以上の国と地域でサービスを展開しています。日本国内の登録者数は約200万人となっており、Facebookの国内登録者数が2600万人であることを考えると、今のところまだ一般的な知名度が高いとは言えません。しかし、就職や転職、ビジネスでの人脈作りなどの目的で利用されています。 LinkedIn広告の特徴を活用するメリット LinkedInに広告を出稿できるのがLinkedIn広告ですが、企業側にとってどのようなメリットがあるのかみていきましょう。 ①B2Bビジネスに適した広告プラットフォーム LinkedInはビジネスプロフェッショナルが多く利用しているSNSであり、ビジネスに関する情報交換やコミュニケーションが行われるプラットフォームです。そのため、B2Bビジネスに適した広告プラットフォームとして、多くの企業がLinkedIn広告を活用しています。 ②ターゲティングが高度で精度が高い LinkedIn広告は、ユーザーのプロフィール情報を元にした高度なターゲティングが可能です。業界や職種、地域、会社名、学歴など、多くの条件からターゲットを絞り込むことができます。そのため、より正確なターゲティングが可能であり、広告の配信効率が高まります。 ③広告の種類が豊富 LinkedIn広告には、Sponsored Content、Sponsored InMail、Text Adsなど、多くの種類があります。それぞれ異なる配信形式が用意されており、目的に合わせた広告選択が可能です。 LinkedIn広告を活用するメリット LinkedInに広告を出稿できるのがLinkedIn広告ですが、企業側にとってどのようなメリットがあるのかみていきましょう。 ①ビジネスパーソン(ビジネスへの関心が高い人/経営層・マネジメント層)にリーチできる広告を届けられる LinkedInは、ビジネスプロフェッショナルが多く利用するSNSであり、ビジネスに関する情報交換やコミュニケーションが行われるプラットフォームです。そのため、ビジネスプロフェッショナルにリーチすることができます。LinkedInはほかのSNSとは違い、ビジネスに関心の高いユーザーが集まっています。もちろんFacebookやTwitterをビジネス目的で利用している人もいますが、そうではなくプライベート利用のユーザーも混在している状況であり、閲覧するときのモチベーションもバラバラです。しかし、LinkedInを利用する時は基本的にはビジネスモードであり、ビジネス関連の広告を受け入れやすい土壌があるといえます。 ②高度なターゲティングが可能勤め先の業界や肩書などの情報を元にターゲティングできる LinkedInユーザーは実名で会社名や経歴、役職などのプロフィールを記載します。特に海外では名刺や履歴書代わりに使われることもあり、信用にかかわるためです。また、LinkedInのプロフィールには仕事に関係するあらゆる情報を登録するので、企業側はそういったセグメントを細かく設定してターゲットに効率よく広告を届けられます。 ③高いコンバージョン率出稿する側の競合が少ない LinkedIn広告は、B2Bビジネスに特化したプラットフォームであるため、ターゲットユーザーが高い関心を持っている場合が多いです。そのため、広告のコンバージョン率が高い傾向にあります。現時点ではLinkedInの国内利用者数はまだまだ少なく、マーケティングに活用している企業は少数派です。逆に言えば、広告を出稿する側にとっては競合が少なく、適切な予算とターゲット設定ができれば大きな効果が期待できるということです。 ④コストパフォーマンスが高い運用型広告のため少額から出稿できる LinkedIn広告は、競合が少なく、クリック単価が比較的安価であることが多いです。また、ターゲットを絞り込むことができるため、無駄な広告費を抑えることができます。 LinkedIn広告は多くのSNS広告と同じく、企業の担当者が直接運用可能な、セルフサーブ型の運用型広告です。「まずは数日間だけ」「この金額だけ」といった出稿ができるので開始時のハードルが低いのが利点です。さらに、その成果を見ながら費用対効果を測定しつつ運用をしていくことができます。 LinkedIn広告の活用例が有効な場面 LinkedIn広告には以上のようなメリットがありますが、企業が有効に活用できる場面は大きく分けて二つあります。一つが採用、もう一つがプロモーションです。 求人/採用 LinkedInは、元々ヘッドハンティングに利用されることも多く、就職・転職活動に使えるということで知名度を上げてきました。企業は採用ターゲットに絞って求人広告を出したり、採用目的のイベントを告知するといった使い方ができます。 商品・サービスの宣伝、プロモーション 転職サービスなど個人のビジネスパーソンをターゲットとする商材に加え、BtoB系商材の宣伝と相性がいいのもLinkedIn広告の特徴です。細かなターゲティングができるため、特定の業界の人々に向けた認知拡大なども狙えます。また、利用者には決裁権を持つ人も多いので、その人たちに向けた出稿も可能です。 関連記事:【事例つき】 企業のLinkedIn活用まとめ2. LinkedIn広告の種類
LinkedIn広告には、大きく分けて「スポンサードコンテンツ」「スポンサードメッセージ」「ダイナミック広告」「テキスト広告」の4つの種類があります。 スポンサードコンテンツ スポンサードコンテンツはフィードに表示される広告です。 縦スクロールで表示される広告のため、スマホとの相性が良く、アクセスが多くなりやすいという特徴があります。 スポンサードメッセージInMail スポンサードメッセージは、メールのようなメッセージ型の広告です。 LinkedInのメッセージ内に表示されます。メッセージ広告と会話型広告の2種類があります。 ダイナミック広告 ダイナミック広告はデスクトップのみに表示される広告です。 ターゲットに合わせてパーソナライズ出来るという特徴があります。 テキスト広告 テキスト広告は、フィードの上部や横に、テキストと小さな画像を掲載するタイプの、シンプルかつストレートな広告です。3. LinkedIn広告のターゲティング方法
LinkedIn広告のターゲティング方法は、大きく分けて「デモグラフィック」「職歴」「企業名」「興味・関心」「アカウント」「リターゲティング」という6つの種類があります。 デモグラフィック LinkedIn上のプロフィール情報に基づいて、ユーザーを性別、年齢、所在地、職業などのデモグラフィック情報によってターゲット化します。 職歴 LinkedInのデータベースに登録されたユーザーの職種や役職名によってターゲット化します。 企業名 LinkedInに登録されている企業名によってターゲット化します。この方法では、企業の担当者に直接広告を表示することができます。 興味・関心 ユーザーがLinkedIn上で興味を示したキーワードやトピックに基づいてターゲット化します。 アカウント 特定の企業に対して広告を表示することができます。企業名を指定することで、その企業の担当者に直接広告を表示することができます。 リターゲティング ユーザーがあなたのウェブサイトを訪問したことがある場合、そのユーザーに広告を表示することができます。4. LinkedIn広告の費用
LinkedIn広告で費用が発生するタイミングは主に「広告が表示されるごと」「クリックされたごと」「視聴されたごと」の3種類があります。
5. LinkedIn広告の始め方
では実際にLinkedIn広告を始めてみましょう。大きく3つの流れに沿って①企業ページの作成、②広告アカウントの作成と企業ページとのリンク、③広告キャンペーンの作成、の順に説明します。 ①企業ページの作成 まずは企業ページを作成します。 手順1:企業ページを作成するには、個人アカウントが必要です。個人アカウントにログイン後、ホーム画面右上の「その他ビジネス向け」アイコンをクリックします。

















6. LinkedIn広告を活用する際の注意点
ターゲットの言語設定は英語を基本にする 広告を配信する対象者はユーザーの設定言語からも選べます。国内が対象の場合は日本語を選べばいいと思いがちですが、日本在住の日本人でもあえて英語設定にしているユーザーも多くいます。 ターゲットとして設定するオーディエンスが少なすぎると設定自体ができない場合があるので、対象者を増やすためにも基本的には英語を設定しておくとよいでしょう。 実際に設定画面にも「オーディエンスサイズはここで選択した言語により異なります。たとえローカル言語が利用できる場合でも、その地域のすべてのユーザーにリーチするためにデフォルト言語として英語を選択することもできます。」という示唆があります。 いったん言語を選択すると言語設定を変えられず、新しくキャンペーンを作成しなければならないので、その点は注意が必要です。 以下のように同じターゲティングで言語設定だけを変えた場合、日本語よりも英語を選択したほうが、オーディエンスが増えることがわかります。 ▼日本語を選択した場合

7. まとめ
以上、LinkedIn広告について解説しました。世界ではすでに多くのビジネスパーソンが利用しているLinkedIn、日本での利用者も今後ますます増えると考えられています。 LinkedIn広告を使っている企業はまだ少ないですが、ターゲティングが鍵を握る採用やマーケティングにとって非常に有効なツールになると考えられます。この記事を参考に、今から始めてみてはいかがでしょうか。LinkedIn活用なら、ガイアックスにお任せください!
