Facebook広告の「20%ルール」で掲載NG。グリッドツールを使って適切なテキスト量を把握しよう
2015/06/05
Facebookページのファンを増やすため、広告出稿することがあるかと思います。しかし、Facebookの広告出稿ガイドラインから外れていると、掲載を拒否されることもあります。
今回は、意外と見落としがちなガイドラインの一つである「20%ルール」について紹介していきます。
■Facebook広告ガイドライン
まずはFacebookより提示された公式のガイドラインにアクセスしてみましょう。
https://www.facebook.com/policies/ads/
一方で、20%ルールを遵守していれば、以前は禁止されていた購買情報やアクションを促すような文言の使用も許可されています。
では具体的にどのように20%をチェックしていけばよいのでしょうか?
■グリッドツールで20%チェック!
広告用画像に載ったテキスト量をどのように判断されているかというと、現状、目視での審査だそうです。
画像を5×5(=25マス)のマスにわけ、その内6マス以上にテキストがかかっていると違反になってしまいます。
Facebookがテキスト量を測るためのグリッドツールを用意している、以下のURLにアクセスして実際に試してみましょう。
https://www.facebook.com/ads/tools/text_overlay
説明に従い、広告用に用意した以下の画像をアップロードします。
しかし、この基準をクリアとしたとしても、画像そのもののチェックが入りますので、20%ルールのクリアが即掲載可能とはなりません。掲載可能な画像のポリシーについては以下をご確認下さい。
https://www.facebook.com/help/www/250509391644213
■20%ルールが存在する理由
面倒くさいルールだと思う方もいらっしゃると思いますが、そもそもなぜFacebookはこんなルールを設定しているのでしょうか。
先ほどのグリッドツールページ冒頭にはこう書かれています。
画像の20%以上がテキストになっている広告はFacebookでは承認されません。テキストが多すぎるとスパムのように見えるため、広告があまり良くないものとして受け取られる可能性があります。
考えてみると、画像に文字情報だらけの広告が流れてくるのを、ユーザーが好むはずもありません。Facebookを快適に、有意義にユーザーに利用してもらうためにこのようなルールが設定されているのだと考えられます。
広告出稿の際は、あるべき広告の姿を思い描きながらご利用ください。
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部