Facebook広告をより円滑に管理できる「パワーエディタ」の便利な使い方

2015/06/19

Facebook広告の管理ツール「パワーエディタ」は使いこなせているでしょうか? いくつものサービスに対応した広告の管理は大変なものですが、パワーエディタを使えばキャンペーン、ページ投稿の作成、編集ならびに最適化を一括して行なうことができます。


そこで今回は「パワーエディタとは何か」と、便利な使い方についてご紹介していきたいと思います。


■パワーエディタの設定について


パワーエディタを使うにはパソコンの環境を整えなければなりません。といっても煩雑な作業をするわけでもなく、Googleが提供しているWebブラウザ「Google Chrome」をインストールするだけ。これは、パワーエディタがChromeエクステンション(拡張機能)の形式をとっているためです。


もしInternet ExplorerやFirefox、Safariなどをお使いであれば、普段使っているブラウザ設定はそのままで、Chromeをインストールしてください。


※Chromeのインストールはこちら⇒https://www.google.com/intl/ja/chrome/browser/desktop/index.html


インストール後、Facebook左メニューの広告マネージャ内にパワーエディタ(もしくはPower Editor)という項目が追加されるので、こちらから起動することができます。


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■広告の複製・一括修正


毎回違う内容の広告を打つこともあれば、ある程度固定化された内容のキャンペーン広告を打つこともあるでしょう。


以前に使った広告をもう一度使いたいとき、再び最初から作り直すのは面倒であり、時間のムダでもあります。パワーエディタでは広告単体・キャンペーン・広告セット単位での複製が簡単にできます。


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複製したい広告やキャンペーンを選択したら、複製ボタンをクリックするだけです。細かい日時や金額などを変更したい場合は、広告セットの画面から調整することもできます。


しかし、複数の広告を一つずつ直していくのは大変な作業です。一つ、二つ程度ならすぐに修正できますが、数十もの広告を修正するとなると面倒ですし、ミスも出てくるでしょう。


パワーエディタでは複数の広告に対し、一括修正をかけることができます。変更したい広告を一旦エクセルなどの形式でエクスポートし、変更したい部分を書き換えた後で再度インポートするだけなので、パワーエディタ上で一つずつ直すより遥かに簡単です。


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■よく使うターゲット設定を保存する


Facebookでは、投稿や広告を届けるオーディエンス(ターゲット)を、細かいところまで設定することが可能です。とはいえ、似たサービスに対する広告であれば、届けるオーディエンスも同じであることが多くないでしょうか?


保存したいオーディエンスが登録されている広告セットをクリックし、オーディエンス設定を保存。次回、この設定を利用する際は、パワーエディタでターゲットを編集する際に「保存済ターゲットグループ」で選択するだけです。


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■曜日別・時間帯別配信の設定


どういった広告を出すかはもちろん重要ですが、いつどこに配信するかも重要です。例えばもっとも反応の多い曜日が決まっているのであれば、ピンポイントにその曜日に配信するのがよいでしょうし、特定の時間帯にのみ掲出したいこともあるでしょう。


そんなときは、広告セットの「掲載終了」欄を、「終了日を設定せずに継続的に掲載する」に変更しておきます。注意点は、終了日を設定しないことと、1日あたりの予算を設定しないこと。この条件を満たせば、配信曜日や時間帯を指定することができます。


■まとめ


最初は漠然と広めに設定していた広告でも、ある程度配信し続ければどの時間帯、どの曜日に効果があるかわかってくるでしょう。


そこで一気に複数広告を展開する時に、パワーエディタを使いこなせることで、煩雑な広告設定の手続きを簡略化することもできます。


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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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