Facebook広告を構成する「掲載画面」「フォーマット」「買い方」の基本

2015/06/29

これまで7回にわたり紹介してきた「Facebook広告のフォーマット」について今一度整理しつつ、掲載場所や広告の買い方についてもまとめてまいります。


一口にFacebook広告といっても、目的や用途別にいろんな種類があり、適切に選択しなければ本来の効果は得られないため、まずは全体を理解していきましょう。


■Facebook広告の構成


基本的な概念として、Facebook広告は以下の3要素が組み合わさることで成り立っています。


・広告掲載画面


・広告フォーマット


・買い方


一つずつ解説しておきましょう。


■広告掲載画面


Facebook広告が表示される場所を選定します。


1.モバイルニュースフィード


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日本において、約90%のユーザーがモバイルをメインに活用しています。メディア設計にはモバイルファーストが基本となってきている現状、まずはスマートフォンなどのモバイル環境でどう見えるかを前提に、広告掲載を考えるのが当たり前となっていくでしょう。


2.デスクトップニュースフィード


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こちらはパソコンなどのデスクトップに表示される通常の広告掲載となります。ユーザーがFacebookを開く理由はタイムラインを見るためですから、そのフィードに広告を流すのが基本となります。


3.右側広告


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右カラムに広告を配置することもできます。表示される広告は小さめですが、こちらはタイムラインをスクロールしても表示され続けるので、ユーザーの視界にとどまり続けるというメリットがあります。


■広告フォーマット


多くのフォーマットがあるFacebook広告ですが、代表的なものは以下の7種類です。こちらは本記事以降、順番に解説していきます。


Link Ad / リンク広告


Multi product Ad / マルチプロダクト広告


Video Ad / 動画広告


Photo Ad / 写真広告


Page Like Ad / ページ「いいね!」広告


Desktop App Ad / デスクトップアプリ広告


Mobile App Ad / モバイルアプリ広告


■買い方


買い方には大きく二つあります。


1.リザベーション型広告


1-1.リーチ&フリークエンシー(Facebookが入稿から配信設定まで行なう)


1-2.セルフサーブ式(予約から入稿までセルフで行なう)


2.運用型広告


リザベーション型広告の種類はさらに二つ細分化されます。こちらについては、広告のフォーマットに引き続いて今後解説していきます。


■まとめ


Facebook広告は上記「広告掲載画面」×「広告フォーマット」×「買い方」が組み合わさることで、幾多のパターンが生み出されます。何が自社の商品やサービスをプロモーションするのに相応しいかを知るには、それぞれの項目について理解する必要があります。


この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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