ユーザーローカルがTwitterで拡散経路を可視化する「リツイート分析ツール」を公開

2015/09/07

ビッグデータ分析のベンチャー企業である株式会社ユーザーローカルは、8月19日にTwitterの投稿やURLの拡散可視化ツール「UserLocalリツイート分析ツール」を公開しました。


いつ、誰によって、どのように広まっていくのか、イメージがつかみやすい拡散図とツイート件数を表す棒グラフによって把握できます。また同ツールは無料で利用でき、企業で利用すればTwitterの拡散傾向がつかめ、今後の対策に役立つことが期待できます。


■UserLocalリツイート分析ツールとは


UserLocalリツイート分析ツールは、2つの方法で調べることができます。


1、「自分の投稿」の場合


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ツールページ下部の「Twitterアカウントを解析」の「解析ページへ」ボタンからTwitterアカウントを認証します。そうすると「Tweet一覧」ページへ飛び、左列「拡散を見る」ボタンを押すと拡散図等見られます。


2、「指定したURL」の場合


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ツールページ上部の「URLの拡散を調べる」の指定バーに任意のURLを打ち込み「解析する」ボタンを押します。そうすると、ここではすぐに拡散図等見られます。


分析結果は各ユーザーのフォロワーとリツイート時刻を元に推定され、どのユーザーの投稿から多く枝分かれ(=拡散)しているかを確認できます。


また、この拡散図にはシンプルにユーザーのプロフィール画像とアカウント名が記載され、枝分かれして広まっていく様子がわかるようになっています。


これにより企業のソーシャル担当者は、拡散経路やインフルエンサー(拡散者)を特定できるため、投稿の改善や最適化に役立つものになっています。


現在は500RTまでのデータは正確に追跡することができますが、今後、メディア分析ツール「Media Insight」、ソーシャルメディア分析ツール「Social Insight」の有料版導入企業には、500RT以上の追跡にも対応する予定とのことです。


そこそこ拡散できてきたが伸び悩んでいる……。そんなTwitterの運用にお悩みの方は、まずはこの無料ツールから始めて自社の投稿を振り返り改善・最適化をしてみてはいかがでしょうか。


この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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