Instagram、投稿を参考にして商品の購入経験があるユーザーは4割超も

2015/10/14

Instagramを利用したマーケティングの効果についての新しいデータが発表されました。


BWRITEが共創コミュニティサービス「Skets(スケッツ/https://www.skets.jp/)」会員の20~30代の女性168名に対して行ったもので、「Instagramについての意識調査」としてまとめられています。


同調査では、Instagramが、実際に女性たちの生活にどのような影響を与えているかを調査しており、20代~30代の人のうち4割がInstagramユーザーであり、企業・ブランド・ショップのアカウントのどれかをフォローしているユーザーは48.5%と約半数に上ります。


では実際に、企業アカウントがどのくらい購買に影響を与えているのでしょうか。


■実際に商品を購入した人は約4割!


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上のグラフは「企業・ブランド・ショップのアカウントのInstagramの投稿を見て実際に購買を決定したり、お店に足を運んだりしたことがあるか」というアンケートの結果です。


実際に購入をしたことがある人が3割、店に足を運んだことのある人が4割と、高い割合であることがわかります。


また注目すべき点は「購買意欲が全く湧かない」という回答をした人が0人となっている点です。自身に興味のある、または好きなアカウントしかフォローしないという、フォローされるまでの厳しいハードルがあることが伺えます。


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上記は実際に購入した、または店に足を運んだことがあるアカウントの商品カテゴリ別ランキングです。生活に密着した身近な商品の購買はInstagramも参考にしているようですね。


また企業アカウントとともにフォロワーの購買行動に影響を与えているのは、芸能人のアカウントです。


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およそ9割のユーザーが芸能人のInstagramを見て商品に惹かれた経験があり、半数もの人が実際に行動を起こしています。


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一般人の投稿でも、約2割の人が購買を決定しています。Instagramの影響力が伺える結果になりました。


■最後に


Twitterが情報発信ツールから情報収集ツールとして性格を広げたのと同様の変化がInstagramにも起こっています。


購買決定に与える影響から、Instagramは単なる情報発信ツールではなく、「自分の好きな人と企業をカスタマイズしてつくられた、自分専用のWebカタログ」としての役割を担っているようです。


企業アカウントはターゲット層に合わせて、フォローしたくなるようなコンテンツのWebカタログをつくる必要があるようです。


参考URL:


http://bwrite.biz/archives/10252


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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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