世界のSNS広告収入トップはFacebook社! eMaketerの調査で明らかに

2015/10/19

2015年9月、米国の市場調査会社であるeMarketerは世界のオンライン広告市場に関する発表を行いました。それによると、今年世界のSNSに割かれた広告支出額は前年から40%以上増加した251億4000万ドルだとわかりました。


■米Facebook社、今年のSNS広告収入においてダントツとの予想


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企業別 世界のソーシャルネットワーク広告収入 2014-2017 (eMaketer)


主要なSNSの企業別広告収入では、米Facebook(傘下であるInstagramも含む)が162億ドルで最も多く、次にTwitterの20億ドル、LinkedInの9億と続く見通しです。


注目すべきはFacebookにおける広告収入の急速な伸びです。eMarketerによると、Facebookの2015年の広告収入は前年比で41.8%も上昇すると考えられ、同社の2015年の広告収入のシェアは全体の64.8%にあたると予測されています。


■Instagramが、Facebook社の飛躍につながる


また、米国Facebook社の傘下にあるInstagramの成長も、同社の収入増を後押ししています。Instagramにおける2015年の広告収入は6億ドルと考えられ、それは同社の世界モバイル広告収入において5%もの割合を占めています。


そして2016年には、Instagramの広告収入が前年から149%増である14億8000万にまで及ぶと予想されており、今後の成長にも期待できます。


■まとめ


今やSNS上のマーケティングにおいてFacebookは定番となっており、ちょうど今年10月から日本でも企業用広告が解禁されるInstagramも急成長しています。


今回の調査では、世界のSNSの中でも特にこの両者の広告にコストを割いている企業の増加が見受けられました。


この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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