LINEの利用率がトップ! 成長率ではInstagram! 2015年上半期スマートフォンアプリコンテンツに関する調査
2015/08/07
MMD研究所が、スマートフォンを所有する20歳以上の男女563人を対象に「2015年上半期スマートフォンアプリコンテンツに関する調査」を実施しました。
大人たちはどのようなSNSを利用しているのか調査結果をもとにご紹介します。
■トップはLINE、続くFacebook、Twitter
スマートフォンを所有する20歳以上の男女563人を対象に、SNS/コミュニケーションサービスの利用について聞いたところ、「現在利用している」という回答の割合が高かったSNSの上位は以下の様な結果となりました。 1.「LINE」 :66.6% 2.「Facebook」:47.4% 3.「Twitter」 :35.3% 4.「Google+」 :19.2% 5.「Facebookメッセンジャー」:17.8% LINE、Facebook、Twitterが上位で、非常に利用者の割合が大きいですが、前年対比でみるとLINEは微増、Facebookはほぼ横ばい、Twitterに関しては0.6%減となっております。 成長率の観点でみると前年対比で最も伸びたのは「Instagram」の利用率で、7.8%から14.4%と、6.6%増となっています。 その他特徴的な調査結果は以下になります。■Facebook利用者の年齢層
Facebookは他のSNSと比較して年齢層の幅が広く、特に目立つのは60歳以上の利用率です。 若者のユーザーが多いと思われがちですが、実は60歳以上の42.5%が「現在利用している」と回答しています。40代、50代のユーザーも想定より多いというような印象を受けます。■LINEは全年代で50%越え
LINEは、全ての世代で約60%を超える数値となっております。メールでの連絡手段は圧倒的に減り、家族や友達等とのコミュニケーションは、全世代においてLINEへ移行しつつあるといっても過言ではないでしょう。■Instagramは39歳以下がメイン
前年対比の伸び率が最も良かったInstagramは、最も多く利用されている世代の20代で、利用率は24.1%、次いで30代でも19.5%となっており、まだまだ伸びしろのあるSNSと言えます。 利用率上位のSNSを脅かす存在となる為には、今後のサービス普及・浸透における戦略が重要となってきそうです。■最後に
写真共有サービスとして登場した「Instagram」は、Facebookよりも速いスピードで、ユーザー数1億人に達し、2014年12月には、月間アクティブユーザー数が3億人を突破し、Twitter超えたとして話題になりました。 利用率の伸びも現状高い数値が出ているのをみると、まだまだInstagramユーザーはグッと増えてきそうな気がしています。 また直近で、Instagramが日本でインフィード型の広告表示を開始することを発表しました。 これまで日本企業がInstagramをマーケティングに活用する際は、一般のユーザーと同じようにアカウントを作成し、写真や動画を投稿する形をとっており、企業アカウントをフォローしているロイヤルカスタマー向けのプロモーションが主な使い方でした。 しかし広告表示が始まると、フォローの有無に関わらず、アプローチしたいユーザー層のフィード上に広告を表示できるため、今までは難しかった認知拡大などを目的とした施策も可能となります。 今後は、一般ユーザーだけでなく、企業もInstagramから目が離せません。 参考記事:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1464.htmlこの記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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