事例で学ぶ! 大手メーカー(製造業)のFacebook活用法

2019/05/24

大手メーカーFB


市場が飽和状態になりやすいメーカー業界においては、どのように他社の商品との差別化を図ることができるかが自社が成長していくポイントと言えます。


その取り組みに大いに役立つのがFacebookであり、企業のブランドイメージのアピールに貢献しています。そこで今回はメーカー4社をピックアップし、その活用法について取り上げていきます。


    ■目次


  1. TOYOTA / トヨタ自動車株式会社

  2. カゴメ株式会社(KAGOME)

  3. 無印良品

  4. まとめ


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1. TOYOTA / トヨタ自動車株式会社


社内行事から社会貢献まで、幅ひろい読者層に向けたメッセージを


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TOYOTA / トヨタ自動車株式会社 https://www.facebook.com/ToyotaMotorCorporation/


国内有数の自動車メーカーの先端を行くTOYOTAのFacebookページには、さまざまなコンテンツがあります。車好きを惹きつけるニュース記事のような投稿や、社内での取り組みやイベントのPRも多く見受けられます。


TOYATAの投稿2


また、製品の宣伝ではなく、TOYOTAという会社がどういったものなのかが可視化できるような情報内容になっています。たとえば、ベトナムで行われた活動を取り上げられた記事からは、同社の企業理念である「グローバルで革新的な経営により、社会との調和ある成長をめざす」というメッセージがうかがえます。


ポイント


消費者だけでなく、求職者や投資家、ビジネスパートナーになりうる個人や団体など、様々な立場の人たちに届ける狙いが伝わるページとなっています。


2. カゴメ株式会社(KAGOME)


食品という馴染みやすさを、有効活用したコンテンツ


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カゴメ株式会社(KAGOME) https://www.facebook.com/KAGOMEJapan/


トマトケチャップなどを扱う食品メーカーのカゴメ。多くのひとが思い描くイメージ通り、トマトの鮮やかな赤を駆使しており、スクロールするたびに目を引く画像が飛び込んできます。


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また、大人から子どもまで、幅広い世代が口にできる商品ということもあり、家族向けの投稿が多数あります。子どもの行事にあわせた料理の紹介など、母親層が強い関心を示しそうなものを投稿しているといえます。


ポイント


食品メーカーは身近なものが多いだけに、自社商品をそのまま宣伝するだけでなく、なにかひと工夫、面白いアイデアや小ネタを織り混ぜることによって、より消費者の購買意欲をそそられるでしょう。


3 無印良品


シンプルで分かりやすい情報に、ファンを誘導する上手な仕組み


無印良品


無印良品 https://www.facebook.com/muji.jp/


フォロワー数が100万人を超えている人気ページ、無印良品。同社は、衣類やキッチンアイテムなど、シンプルなデザインのものを数多く取り揃えています。商品のPR投稿は、シンプルな白バックに統一されており、すっきりした印象を読み手に与えます。


また、オンラインショップも運営している同社にとって、同ページで商品の詳細を細かく紹介していくことは、ファンを増やす大きなポイントとなっているでしょう。


ポイント


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クーポン配信投稿にもおすすめ商品や自社サイトも併記されており、ファンを誘導する工夫が施されています。最低限欲しい情報に触れられる文章量や画像選びによって、全体的にファンが親しみやすいページ作りとなっています。


4. まとめ


消費者に商品を販売していくために、メーカー企業はそれぞれ異なる切り口でタイムラインに投稿しています。フォロワー数を伸ばしている企業は、自社商品を購入する・関心をもつ消費者の購買意欲を高めるための投稿内容を吟味していることは間違いないでしょう。


いいねやシェアの数、コメントなどでどのような記事がヒットするか、随時リサーチすることができるのもFacebookならではの活用方法といえるでしょう。