WAVEST代表松村氏が語る、急成長するSnapchatの威力
2016/06/20

- 目次
- プロフィール
- 「Snapchatters JAPAN」とは
- ここ数年の若年層の動向
- Snapchatは何がすごいか、他SNSとの違いや特徴
- Snapchatがどう消費され普及していくか
- 今後の展望
プロフィール
松村 淳平 氏:株式会社WAVEST代表取締役社長
「Snapchatters JAPAN」とは
Snapchatters JAPAN公式サイト:https://snapchatter.jp/
多角的にSnapchat市場の開拓を目指す「Snapchatters JAPAN」
成田:コミュニティ形成はサイト上で行うのでしょうか。 松村氏:もちろんオンラインでも行いますし、さらにはSnapchat好きの人達を集めてオフラインでのミートアップイベントも開きたいです。Snapchatが好きな人達は自分1人で使うだけでなく、同じ趣味を共有することにも喜びを感じると思います。 成田:プロダクション事業について詳しく教えて下さい。 松村氏:イベントを実施する中で人材を発掘し、プロダクション事業につなげたいです。「Snapchatters JAPAN」に所属している方のマネジメントや育成、制作のサポートをやっていくつもりです。 成田:そのように育成された人材を企業と結び付けるというブローカーの役割も担うのですね。 松村氏:企業が「Snapchatters JAPAN」に仕事を依頼するためのプラットホームの開発をしていきます。依頼フローを自動化して、効果測定もできるようにするつもりです。 成田:さらにはセミナーの開催やジオフィルター(※)の制作、インバウンド事業もやられるのですね。 松村氏:セミナーではSNS担当者やマーケターなどをお呼びしてSnapchatの活用方法をお伝えしたいです。制作の面では、ジオフィルターに代表されるように、オリンピックに向けて日本に来る外国人向けに、大きく訴求できる商品を作っていきたいですね。 ※ジオフィルター:世界中の各地域限定の加工フィルター。自分の位置情報を楽しく友人に共有することができる。
「Snapchatters JAPAN」設立背景
成田:「Snapchatters JAPAN」の設立背景を教えてください。 松村氏:ぼく自身SNSを日常的に使っていて、昨年の秋ごろから「Snapchatきてるな」と感じ始めていました。そして、1年前Instagramがちょうど同じような状況だったので、「Snapchatも同様に流行るのではないか」と思いました。 成田:Instagramの場合はすでに「Instagramers Japan」という組織がありますよね。 松村氏:はい、一方でSnapchatに関する組織がなかったので、社内で「これ最初に作らないか」という話になりました。そもそも弊社は、若年層に対してSNSマーケティングを行う会社でして、今回のローンチで様々なサービスの中の1つとして、若者と関連の強いSnapchatを利用できるようになりました。 そして国内Snapchat市場に参入しているのは弊社のみなので、この組織を通してSnapchatを活用したマーケティングを総合的にやっていきたいです。マーケットリーダーという立ち位置について
成田:国内初のSnapchat市場に参入された企業ということで、マーケットリーダーとして何か意識されていることはありますか。 松村氏:大きくは3つあります。1つ目は市場価値を絶対に落とさないこと。2つ目はユーザー同士の健全なコミュニティ形成、及び「Snapchatters JAPAN」の雰囲気をクリーンに保つこと。そして3つ目は効果的なSnapchatマーケティングの方法を見出し続けることですね。その3つを弊社としては徹底していく中で、次の時代のスター「Snapchatter」を作っていきたいと思っています。 成田:「Snapchatters JAPAN」への実際の応募状況はいかかがですか。 松村氏:すでにサイトの応募フォームから多数の申し込みがきています。現在応募していただいている方の中には何万というスコア(※)の人たちがいらっしゃるので、「日本にもこんな人たちがいたんだな」って驚いています(笑)。 ※スコア:Snapchatの使用具合がわかる指標。ダウンロード時のスコアはゼロで、やり取りしたスナップの数や投稿したストーリーの数などによって増えていく。ここ数年の若年層の動向

Snapchatは何がすごいか、他SNSとの違いや特徴

Snapchatがどう消費され普及していくか

- Snapchatの消える特徴を使った事例。ユーザーは企業アカウントに対してそのお店のヨーグルトを食べている画像を送ると、企業アカウントから割引クーポンが画像で送られてくる。家でそのクーポンを開くと消えてしまうので、再び来店したときに初めてクーポンを見て、その場で何割引きかを確認できる。友人同士で楽しめる巧みなO2O施策である。 参考:http://mashable.com/2013/01/02/snapchat-marketers/#PN4Rn0LIwEqU
今後の展望

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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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