【最新版】ついついフォロー、RT! Twitterキャンペーン事例まとめ

2018/10/17


Twitterのフォロー、リツイート、ハッシュタグといったTwitterの機能を上手く利用することは、効果的なキャンペーンを行うために必要です。そしてただいずれかの機能を利用すればよいというものでもなく、その使い方もキャンペーンの目的によって異なります。

そこで、今回は実際に行われたTwitterキャンペーンの事例を、目的別にまとめました。狙った効果が得られるキャンペーンを行うための参考にしてください。


※編集部注

2018年10月17日:最新のキャンペーン事例を追加しました。


    ■目次


  1. Twitterキャンペーンは拡散・新規フォロワー獲得向き

  2. フォロワー獲得を目的としたキャンペーン事例10選

  3. 拡散・認知獲得を目的としたキャンペーン事例6選

  4. アプリダウンロード・アクティブ率向上を目的としたキャンペーン事例3選

  5. 全体の考察


1.Twitterキャンペーンは拡散・新規フォロワー獲得向き


Twitterの拡散性は非常に高く、キャンペーン情報がリツイートによってフォロワーからフォロワーへと拡散するので、ほかのSNSと比較してもその効果は抜群です。そのため、新製品や期間限定商品のプロモーションとの相性が良いでしょう。


多くの人にリーチするので、新規フォロワーの獲得も期待できるのがTwitterでのキャンペーンの特徴です。


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2. フォロワー獲得を目的としたキャンペーン事例10選


1.ハーゲンダッツ


 




8月10日の「ハーゲンダッツの日」を記念したキャンペーンです。

ハーゲンダッツのアカウントをフォローして、ハッシュタグ「#ハーゲンダッツの日」と「#みんなで食べなきゃ食べきれない」をつけて、誰と何個食べたいかを投稿すると、抽選で10名にハーゲンダッツのミニカップが好きなだけ(最大100個)当たるというもの。


個数が決まっていない点がユニークで、「職場で会議をしながら30個!」「ママ友や子どもの友達を集めて100個食べたい」など様々な投稿が集まり、ハーゲンダッツ好きユーザーが参加して盛り上がりをみせていました。


2.ガスト


 




店舗で開催中のキャンペーンと連動させた企画です。

フォロー&リツイートで1万円分のお食事券が20名にプレゼントされるこのキャンペーン開催時、店舗では、アプリダウンロードで20組に1組がお会計無料となるキャンペーンを実施中でした。


このTwitterキャンペーンによって、店舗キャンペーンも同時に拡散されるため、フォロワー獲得だけでなく、アプリダウンロードの促進や店舗側への送客も狙っています。


3.JAL


 




カンバセーショナルカードの形式で実施されたキャンペーンです。

カンバセーショナルカードとは、ツイートに独自ハッシュタグ入りのアクション誘導ボタンをつけたプロモーションツイートのことで、ユーザーはそのボタンをクリックすることで、ハッシュタグの入ったツイートを自動で簡単に作成することができます。ボタン入りのツイートが目を引き、独自のハッシュタグでキャンペーンを拡散したいときに効果的です。


今回のように、応援メッセージも記入してもらうというキャンペーンは珍しく、ファンの積極的な参加を狙っていることが伺えます。

実際にキャンペーンに参加すると、このように表示されます。


 




リツイートされた投稿にもボタンが付くので、それを見たほかのユーザーが連鎖的に参加することが期待できます。


4.グリコ


 




セブンティーンアイスと写真や動画を撮って、ハッシュタグ「#この夏とセブンティーンアイス」と一緒に投稿すると、抽選で大人気のチョコミント味オリジナルペンケースが100名に当たるキャンペーンです。


TwitterとInstagramで同じキャンペーンを行なっており、Twitterから応募する場合はセブンティーンアイスのアカウントをフォローする必要があります。

若い世代に人気のモデルやタレントを起用して実際にキャンペーンの写真や動画を撮ってもらうなど、若いユーザーが参加したくなるような工夫がされています。


参考:http://cp.glico.jp/17ice-special/sns/


5.びゅうたび


 




アカウントをフォローして該当ツイートをリツイートすると、当選結果がすぐにリプライで送られてくる、インスタントウィン形式のキャンペーンです。


インスタントウィンキャンペーンはすぐに結果がわかるので、ユーザーが参加しやすいというメリットがあります。また、このキャンペーンでははずれた場合でもはずれのリプライをすべて集めてリツイートすることで応募ができるダブルチャンスが設定されているので、リツイートの大量獲得を狙えます。


参考:https://cp.viewtabi.jp/lot/5630


6.マクドナルド


 




「おてごろバーガーズ」の販売が登場して半年で累計5,000万食を突破したことを記念して行われたのが「おてごろバーガー友達の数だけプレゼントリツートキャンペーン」。フォロー&リツイートしたユーザーの中から抽選で「おてごろバーガー」の無料お試し券がもらえるキャンペーンなのですが、お試し券の配布数の設定が面白いです。


当選したユーザーには、フォロワー数分のお試し券がプレゼントされることになっています。フォロワー数の多い人がリツイートすることで、より多くの人々に拡散されることが見込めます。さらにキャンペーンツイートに添付する「おてごろバーガーズ」紹介を静止画ではなく動画にすることで、タイムライン上でより多くの人々の目にとまりやすくなる効果も期待できそうです。


7.ヤマダ電機


 




SNSコラボキャンペーンとして、ソフトバンクと組んだキャンペーンを実施したヤマダ電機。両方の公式アカウントをフォローし、それぞれのツイートをリツイートするという条件で参加できます。


抽選商品には、ソフトバンクのお父さんうちわ、お父さん扇風機にパナソニックのエアコンと豪華なラインナップ。共同でキャンペーンを行うことで、ソフトバンクのフォロワーに対してもヤマダ電機のキャンペーンを知らせることができ、より多くの人にフォロー&リツイートされる可能性が増えますね。


8.ローソン


 




ローソンの限定商品、「からあげクンドラゴンクエストホイミ味」に関連したキャンペーンです。フォロー&リツイートで参加でき、抽選で「ドラゴンクエスト30周年記念ロゴ入りメタルスライム陶器貯金箱」をもらうことができます。


人気ゲームであるドラゴンクエストに関連した商品を景品とすることで、多くのファンを惹きつけました。特にキャンペーンツイートへのリプライで多くのユーザーが店舗で購入したホイミ味のからあげクンの画像をアップしており、ファンたちの熱量が感じられます。ファンが多いゲームやキャラクターとコラボレーションするというのも、キャンペーンの良いアプローチ方法のひとつだと言えるでしょう。


参考:http://www.dragonquest.jp/30th/news/23.html


9.ファンタ


 




新商品「ファンタすいか」の売り出しキャンペーンです。「#この夏ファンタすいかは塩対応」という独特のハッシュタグが特徴的ですね。応募方法はフォロー&リツイートの後に応募フォームへの入力が必要です。


Twitterでは「トレンド」で話題のハッシュタグが可視化される機能もあり、面白いハッシュタグが話題になればかなりの拡散が期待できます。単に「#ファンタすいか味」ではなく「#この夏ファンタすいかは塩対応」という少し面白い表現を使っているあたり、Twitterでよりウケるものを狙っている印象を受けます。


参考:http://cp.glico.jp/17ice-special/sns/


10.DeNAトラベル


 




オンライン旅行会社のDeNAトラベルが実施したキャンペーンです。フォロー&リツイートすることで応募ができ、抽選で舞浜エリアホテル宿泊券が当たります。


夏休み前の旅行を計画する時期にキャンペーンを実施することで、トップシーズンに注目を集められるのかもしれません。景品が旅行商品であってもフォロー&リツイートするだけで、応募することができるのはお得感も満載です。


3.拡散・認知獲得を目的としたキャンペーン事例6選


リツイートや特定のハッシュタグで投稿することが条件となっているキャンペーンです。フォローする必要がないため、ユーザーの参加ハードルを下げる効果もあります。とにかく情報を多くの人に広めたいときに参考となる事例です。


1.ロッテリア


 




期間限定でポテトのクーポンがもらえるキャンペーンです。


カンバセーショナルカードを使用しており、ボタンをクリックするとハッシュタグ「#進化する」を含んだツイートがされ、キャンペーンに参加できます。

テキストや動画はポケモンが進化する場面に似せたクリエイティブとなっていて、ポケモン世代は思わずタップしたくなるコンテンツです。


2.からだすこやか茶W


 




4つのボタンを使用したカンバセーショナルカード形式のキャンペーンです。動画を見て○に入る言葉を答えるというクイズ形式になっていて、選択肢に応じて指原莉乃さんの限定動画が届くほか、345名にからだすこやか茶Wがプレゼントされます。


クイズ形式なら、参加すること自体が楽しみとなります。さらにスペシャルコメントが届くことで、何度もチャレンジしたくなる効果があったようです。


3.アベンジャーズ


 




映画のファンミーティングイベントの抽選として、2時間だけ行われたキャンペーンです。


特定のハッシュタグをつけて映画への期待コメントを投稿すると、当選の結果が手動リプライで送られるというもの。たった2時間限定という話題性もあり、多数のいいねとリツイートを獲得しています。


4.ザ・ボディショップ


 




新商品のモニターを募集するキャンペーンです。該当ツイートをリツイートすることで応募できます。アカウントのフォローも必要条件となっていますが、これはDMのやりとりをするためのようです。

商品を使った後にアンケートへの回答と、写真入りでSNSに投稿することがモニターの条件となっているため、商品の認知拡大だけでなく、口コミも同時に獲得できます。

参考:http://www.the-body-shop.co.jp/news/180705_sp00.html


5.日本ーソフトウェア


 




PS Vita専用ソフト「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」の累計出荷本数5万本を達成した記念のキャンペーンです。リツイートで参加でき、抽選でゲームの声優のサイン色紙がもらえます。


アニメやゲームはTwitterと相性がよく、ファン同士がTwitter上でつながっている場合も多くあります。そういった場合、このようなキャンペーンを実施することで効率的に情報を拡散させられるでしょう。自社のコンテンツと相性のいいSNSを選択するのは、SNSキャンペーンを成功させる上で非常に重要です。


参考:http://nippon1.jp/consumer/refrain/news/50000_campaign/


6.ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式


 




こちらはリツイートするだけで応募が完了するキャンペーンです。抽選でハリーポッターの世界を体験できる“VIPな一日”が当たります。“VIPな一日”とは、専属のツアー・ガイドと一緒に人気アトラクションを回ることができるだけでなく、特別入口からの入場、人気アトラクションへの優先案内など様々な特典が付く「ユニバーサルVIPツアー」のことです。


本来は「ユニバーサルVIPツアー」のチケットを購入した方のみへのサービスなのですが、当選すれば無料で体験することができるというキャンペーンでした。フォローなしで応募できるので、とても簡単に参加することができます。応募する条件を少なくすることで多くの人に応募してもらい、情報の拡散を狙ったキャンペーンと言えます。


4.アプリダウンロード・アクティブ率向上を目的としたキャンペーン事例3選


アプリのダウンロードや利用促進のためにTwitterを利用している事例です。Twitter上で認知されるよりも、アプリへの誘導に主眼が置かれています。


1.JAl


 




JALのアプリからのみ参加できるキャンペーンの告知ツイートです。


ツイートやリツイートなどTwitter上でのアクションの必要がなく、アプリ内にバナーを表示し、キャンペーンへの導線を設置しています。すでにアプリをインストールしている人も応募できるので、新規のダウンロード獲得とアクティブ率の向上の狙いがあります。


参考:https://www.jal.co.jp/k-tai/campaign/appli_dlcp/index.html


2.コカ・コーラ


 




CokeONアプリの1000万ダウンロード突破記念キャンペーンです。Coke ONアプリは、対応している自販機でドリンクを買うとスタンプがためられるというもので、スタンプが15枚たまると無料のドリンクチケットがもらえます。


このキャンペーンでは、過去に一度でもアプリを使ってドリンクを購入した人全員にスタンプが山分けされます。現在利用している人のアプリ使用はもちろん、これを機にダウンロードする人も多かったと考えられます。


3.アクエリアス


 




Coke ONアプリの新機能「Coke ON ウォーク」を訴求するキャンペーンです。アプリを起動して1日5000歩を歩くと、その場で毎日1000人にドリンクチケットが当たります。


新機能のCoke ON ウォークは、歩くだけでスタンプがたまりドリンクがもらえるというもの。このキャンペーンによって、新機能の訴求とアプリの普及につなげています。また、健康に高い意識を持つユーザーのアプリダウンロードも期待できます。気軽に毎日挑戦できるこのようなキャンペーンは、参加もしやすく、新機能の認知拡大にしっかりとつながったのではないでしょうか。


参考:https://www.cocacola.co.jp/press-center/news-20180425-13


5. 全体の考察


SNSの中でも特に情報の拡散性が高いTwitterならでは条件がどのキャンペーンでも設けられていましたね。Twitterキャンペーン事例を見てみると、以下の2点がポイントになります。



  1. リツイートやフォローというシンプルなステップでキャンペーンに応募できること

  2. TwitterユーザーたちがRT&フォローしたくなるような仕掛けやコラボ、抽選商品の魅力があること


Twitterキャンペーンはちょっとした商品やプレゼントがあれば比較的簡単に実施でき、ユーザーも気軽に参加してくれます。ご紹介したような大手企業やファン数の多いアカウントでなくても、フォロワーを増やすための施策として、試しに実践してみるといいでしょう。


キャンペーンを検討される方は、ぜひ上記のポイントを押さえて始めていただきたいと思います。


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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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