Facebook・Instagram・Twitterどれを使う?キャンペーン時のSNSの最適な使い分けとは
SNSを使って自社のキャンペーンを告知・拡散していくなら、各SNSの特徴をつかんで、目的に合った使い分けをすべきです。例えば、TwitterとFacebookを比べてみても、メインとなるユーザー層も違えば、ヒットする投稿の特色も異なってきます。そういった違いやメリットを把握して、使い分けることによってキャンペーンの効果も変わってきます。
効率的に目的を達成するために知っておきたい各SNSの傾向・特徴と参考になりそうなキャンペーン事例をまとめてご紹介します。
- 目次
- 拡散性の高さによってキャンペーンの目的が変化
- Twitterキャンペーン事例2つ&特徴
- Facebookキャンペーン事例2つ&特徴
- Instagramキャンペーン事例2つ&特徴
- まとめ
拡散性の高さによってキャンペーンの目的が変化
キャンペーンに適したプラットフォームを選択するためには、キャンペーンの目的とターゲット層を明確にすることが必要不可欠です。
大枠の傾向で言えば、新規獲得が目的であればTwitter、既存フォロワーとの関係性強化が目的ならFacebook、Instagramが適しています。また、ターゲットの年齢層や性別によって適したSNSが変化します。
Twitterは拡散性が抜群に高く、リツイートよってキャンペーン情報が広く拡散するので、新規フォロワー獲得に繋がりやすいです。
Facebookの場合、拡散性は中程度、基本的にはすでにFacebookページにいいね!をしてくれている既存のファンとの関係を強化するようなキャンペーンが多く見られます。しかしながら、コメントやいいね!がたくさん付くようなネタであれば、「○○さんがいいね!をしています」とフォロワー以外のニュースフィードにも表示されるので、拡散を狙うこともできます。
Instagramはこの3つの中ではもっとも拡散性が低いです。しかし一方、フォロワー自身が何かを撮影してハッシュタグを付けて投稿してキャンペーンに参加するなど、ユーザーに課すハードルが高くなるので、企業やブランドへのエンゲージメントが高まりやすいと予想されます。
以下で、各SNSで実際に行われたキャンペーンをもとに、SNSごとの特徴を解説していきます。
Twitterキャンペーン事例2つ&特徴
事例1:マクドナルド
🎉累計5,000万食突破記念🎉 #おてごろバーガー友達の数だけプレゼントキャンペーン 実施中です😄!フォロー&RTで参加して下さいね✨ https://t.co/bTtXLyhizq pic.twitter.com/YJ4ftobKmX
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) 2016年5月23日
「おてごろバーガー」が登場から半年で累計5000万食を突破した記念に行われた、マクドナルドの「おてごろバーガー友達の数だけプレゼントリツイートキャンペーン」。参加方法はフォロー&RTですが、景品の部分にネタ要素を仕込んでいます。抽選に当たったユーザーのフォロワー数だけ「おてごろバーガー」の無料お試し券をプレゼントするというもので、「フォロワー数が多い人は1年分もらえるじゃん」などのツッコミが発生しやすくなっています。実際にWebメディアで記事になるなど、こういった要素が大きな拡散につながります。
事例2:ファンタ
\1,000名様に発売前に届く!/
新感覚の #ファンタすいか先行体験 、フォロー&リツイートで当たる!応募フォームへの入力もお忘れなく★
応募は→https://t.co/RfXhKmriUp #この夏ファンタすいかは塩対応 pic.twitter.com/n8tqfjkLsq— ファンタ (@Fanta_Japan) 2016年6月6日
「#この夏ファンタすいかは塩対応」というハッシュタグがユーモラスかつインパクト大な、新商品「ファンタすいか」キャンペーン。応募にはフォロー&RTの後、別途応募フォームへの入力が必要となっています。例えばこのハッシュタグが「#ファンタすいかで熱中症対策」だったら、商品特徴を伝えることはできても面白さはないですよね。このようなちょっとしたひねりがあると、キャンペーンも注目されやすいでしょう。
Twitterキャンペーンの特徴・ポイント
キャンペーンに際してユーザーに課す条件は、基本的に「RT&フォロー」。Twitterでユーザーの目を引くためには、ネタの面白さ・突っ込みどころも大事になってきます。ユーザーがパッと見た時に何か引っかかりがないと、単なる広告ツイートとしてスルーされてしまうでしょう。当たる商品自体の魅力ももちろん必要ですが、見せ方も重要です。
その他のTwitterキャンペーンの事例は以下の記事でご覧ください。
【最新版】ついついフォロー、RT! Twitterキャンペーン事例まとめ
Facebookキャンペーン事例2つ&特徴
事例1:JAL
ユーザーにコメントを書き込ませることでキャンペーンへの参加と同時に「北海道に旅行へ出かけたい」と思う意欲が高まるので、間接的に旅行商品の販売促進も狙えます。
事例2:イトーヨーカドー
Facebookキャンペーンの特徴・ポイント
Facebookでのキャンペーン事例では、ユーザーに課す条件は様々で、投稿にコメントを付ける、いいね!するなどのアクションが多いようです。投稿にいいね!だけで応募できる場合、かなり手軽ですね。
Twitterと比較してキャンペーン投稿自体のネタ感はかなり薄く、それよりもわかりやすさが重視されている印象です。
その他のFacebookキャンペーンの事例は以下の記事でご覧ください。
【最新版】”いいね!” ひとつで参加可能!? Facebookキャンペーン事例まとめ
Instagramキャンペーン事例2つ&特徴
事例1:ハーゲンダッツのハーゲンハート
アイスクリームのハーゲンダッツでは、以前からユーザーの間で話題になっていた「アイスの蓋を開けたときの表面のハート形」をハーゲンハートと称し、ハッシュタグを付けた投稿に対してのプレゼントキャンペーンを行いました。Twitterと同時開催されたケースで、ビジュアルの持つおしゃれ感と遊び心から、多くのユーザーが参加したようです。
IKEA
IKEAの「ベストバルコニスト」キャンペーンは、自社商品を用いたバルコニーのインテリアの写真をハッシュタグつきで投稿してもらい、その中から優秀作品を選ぶというもの。受賞者にはギフトカードのプレゼントが当たりました。優秀作品はIKEA公式アカウントがリグラムし、写真内に使われているIKEA商品を効果的にプロモーションしています。
Instagramキャンペーンの特徴・ポイント
Instagramキャンペーンの場合、ユーザーに課す条件は、指定したハッシュタグを付けての画像投稿がほとんどです。その画像投稿を見たユーザーに興味を持ってもらえれば拡散も可能ですが、Twitterなどと比べたら広がりの範囲は限定的だと考えられます。
参加を促すためには、おしゃれな写真を投稿できるテーマ設定が重要になりそうです。ハーゲンハートなどはそれだけでかわいく、おしゃれなので、多くのユーザーが参加しやすいテーマだと言えます。自社に関連するもののなかでフォトジェニックに切り取りやすいものを見つけることが、キャンペーン成功への第1歩でしょう。
その他のInstagramキャンペーンの事例は以下の記事でご覧ください。
【最新版】 プレゼント企画から来店促進まで Instagramキャンペーン事例まとめ
まとめ
ご紹介したように、各SNSによって展開されるキャンペーンには、それぞれ特徴があります。キャンペーンの目的や情報を拡散したいターゲット層に合わせて、SNSを使い分け、さらにそこにいるユーザーの心理をくすぐる要素を取り入れることが重要です。
各SNSのメリットを最大限に活用したキャンペーンを展開できるよう、ぜひ成功事例を参考にしてください。
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2016.08.29