Facebook・Instagram・Twitterどれを使う?キャンペーン時のSNSの最適な使い分けとは
2017/12/26

- 目次
- 拡散性の高さによってキャンペーンの目的が変化
- Twitterキャンペーン事例4つ&特徴
- Facebookキャンペーン事例2つ&特徴
- Instagramキャンペーン事例3つ&特徴
- まとめ
拡散性の高さによってキャンペーンの目的が変化

Twitterキャンペーン事例4つ&特徴
Twitterキャンペーンの特徴・ポイント
キャンペーンに際してユーザーに課す条件は、基本的に「RT&フォロー」。Twitterでユーザーの目を引くためには、ネタの面白さ・突っ込みどころも大事になってきます。ユーザーがパッと見た時に何か引っかかりがないと、単なる広告ツイートとしてスルーされてしまうでしょう。当たる商品自体の魅力ももちろん必要ですが、見せ方も重要です。 インスタントウィンやカンバセーショナルカード・インスタントアンロックカードなど、Twitter独自の機能を使ったキャンペーンも、拡散を促すという面では非常に効果的です。事例1:マクドナルド
「おてごろバーガー」が登場から半年で累計5000万食を突破した記念に行われた、マクドナルドの「おてごろバーガー友達の数だけプレゼントリツイートキャンペーン」。参加方法はフォロー&RTですが、景品の部分にネタ要素を仕込んでいます。抽選に当たったユーザーのフォロワー数だけ「おてごろバーガー」の無料お試し券をプレゼントするというもので、「フォロワー数が多い人は1年分もらえるじゃん」などのツッコミが発生しやすくなっています。実際にWebメディアで記事になるなど、こういった要素が大きな拡散につながります。🎉累計5,000万食突破記念🎉 #おてごろバーガー友達の数だけプレゼントキャンペーン 実施中です😄!フォロー&RTで参加して下さいね✨ https://t.co/bTtXLyhizq pic.twitter.com/YJ4ftobKmX
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) 2016年5月23日
事例2:ファンタ
\1,000名様に発売前に届く!/ 新感覚の #ファンタすいか先行体験 、フォロー&リツイートで当たる!応募フォームへの入力もお忘れなく★ 応募は→https://t.co/RfXhKmriUp #この夏ファンタすいかは塩対応 pic.twitter.com/n8tqfjkLsq — ファンタ (@Fanta_Japan) 2016年6月6日「#この夏ファンタすいかは塩対応」というハッシュタグがユーモラスかつインパクト大な、新商品「ファンタすいか」キャンペーン。応募にはフォロー&RTの後、別途応募フォームへの入力が必要となっています。例えばこのハッシュタグが「#ファンタすいかで熱中症対策」だったら、商品特徴を伝えることはできても面白さはないですよね。このようなちょっとしたひねりがあると、キャンペーンも注目されやすいでしょう。
事例3:リアルゴールド

https://twitter.com/RealGoldJP/status/869931487860203521
「リアルゴールドがその場で当たる」キャンペーンに、インスタントウィン機能とカンバセーショナルカードが使用されています。 Twitterのインスタントウィン機能とは、対象のツイートをリツイートすると、自動的に当落がわかるリプライが送られてくる仕組みです。プレゼントの当たり外れがすぐに分かるようなキャンペーンで、おみくじのような楽しさがあります。 このキャンペーンではインスタントウィンに加えてカンバセーショナルカードが使われています。カンバセーショナルカードとは、ハッシュタグがボタンになっていて、ユーザーがそれを選ぶとそのハッシュタグを含んだツイートをできるというものです。ハッシュタグをアピールできるだけでなく、ユーザーに選ぶ楽しみを与えたり、4択クイズ的に使われたりすることもあります。事例4:マジカルギア

https://twitter.com/magical_gear/status/793648849961168896
ゲームアプリ「ぐるぐる召喚マジカルギア」のキャンペーンツイートでは、カンバセーショナルカードに加えてインスタントアンロック機能が使われています。 インスタントアンロックとは、カンバセーショナルカードでツイートをしてくれたユーザーに対して、限定の画像や動画などのコンテンツを提供できる機能です。 こちらのキャンペーンでは、ゲーム内アイテムを付与することでユーザーが積極的に参加するだけでなく、じゃんけんで遊べる要素によって広告感を抑えています。 関連記事: 【最新版】 ついついフォロー、リツイート! Twitterキャンペーン事例まとめ Twitterインスタントウィンキャンペーンを活用すべき理由と企業の事例6選 【Twitter広告】カンバセーショナルカード&インスタントアンロックカードを徹底解説Facebookキャンペーン事例2つ&特徴
Facebookキャンペーンの特徴・ポイント
Facebookでのキャンペーン事例では、ユーザーに課す条件は様々で、投稿にコメントを付ける、いいね!するなどのアクションが多いようです。投稿にいいね!だけで応募できる場合、かなり手軽ですね。 Twitterと比較してキャンペーン投稿自体のネタ感はかなり薄く、それよりもわかりやすさが重視されている印象です。事例1:JAL
事例2:イトーヨーカドー
Instagramキャンペーン事例3つ&特徴
Instagramキャンペーンの特徴・ポイント
Instagramキャンペーンの場合、ユーザーに課す条件は、指定したハッシュタグを付けての画像投稿がほとんどです。その画像投稿を見たユーザーに興味を持ってもらえれば拡散も可能ですが、Twitterなどと比べたら広がりの範囲は限定的だと考えられます。 参加を促すためには、おしゃれな写真を投稿できるテーマ設定が重要になりそうです。ハーゲンハートなどはそれだけでかわいく、おしゃれなので、多くのユーザーが参加しやすいテーマだと言えます。自社に関連するもののなかでフォトジェニックに切り取りやすいものを見つけることが、キャンペーン成功への第1歩でしょう。事例1:ハーゲンダッツのハーゲンハート
アイスクリームのハーゲンダッツでは、以前からユーザーの間で話題になっていた「アイスの蓋を開けたときの表面のハート形」をハーゲンハートと称し、ハッシュタグを付けた投稿に対してのプレゼントキャンペーンを行いました。Twitterと同時開催されたケースで、ビジュアルの持つおしゃれ感と遊び心から、多くのユーザーが参加したようです。
事例2:IKEA
IKEAの「ベストバルコニスト」キャンペーンは、自社商品を用いたバルコニーのインテリアの写真をハッシュタグつきで投稿してもらい、その中から優秀作品を選ぶというもの。受賞者にはギフトカードのプレゼントが当たりました。優秀作品はIKEA公式アカウントがリグラムし、写真内に使われているIKEA商品を効果的にプロモーションしています。
事例3:マミーポコパンツ

https://www.instagram.com/mamypoko_campaign/
ユニ・チャームでは、子ども用紙オムツのマミーポコパンツのプレゼントキャンペーンを実施。キャンペーン専用アカウントを作成しました。 ユーザーはオリジナルフレームを使った写真を撮影し、「#マミーポコスナップ」のハッシュタグをつけて投稿することで、限定デザインのオムツが当たるキャンペーンに参加できました。オリジナルフレームを提供することで、簡単にインスタ映えする写真が撮れるようになっています。 関連記事: 【最新版】 プレゼント企画から来店促進まで Instagramキャンペーン事例まとめ Instagramキャンペーン事例15選!ユーザーにウケるキャンペーン設計とは?まとめ
ご紹介したように、各SNSによって展開されるキャンペーンには、それぞれ特徴があります。キャンペーンの目的や情報を拡散したいターゲット層に合わせて、SNSを使い分け、さらにそこにいるユーザーの心理をくすぐる要素を取り入れることが重要です。 各SNSのメリットを最大限に活用したキャンペーンを展開できるよう、ぜひ成功事例を参考にしてください。合わせて読みたい記事

この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部
