LINEモバイル登場!9月の主要なSNSニュースまとめ
2016/10/05
9月の主なSNSニュースを厳選して紹介します。9月は、LINEモバイルのサービスがスタートしたり、Snapchatの「Spectacles」が発売発表されたりなどしました。また、それぞれのSNSがより企業が使いやすい新機能を発表しています。それでは先月のSNSニュースをおさらいしていきます。
- 目次
- 全般
- LINE
- Snapchat
全般
SNSアプリ利用は1日平均36分
ニールセンは2016年5月のSNS利用動向を発表しました。それによると、スマホユーザーのSNSアプリ利用率は、1カ月あたり17日で利用日1日あたり平均36分。1カ月あたりの利用率が多いのは「フェイスブック(Facebook)」「ツイッター(Twitter)」が40%で同率。次いで「インスタグラム(Instagram)」が20%と続きました。
引用:http://www.netratings.co.jp/news_release/2016/08/Newsrelease20160831.html
インスタグラムは「センスの良い写真や動画が見られる」といった視覚的なイメージが強く、ツイッターは「最新の情報を得られる」といったニュース的な情報収集面のイメージが高く、フェイスブックでは他2サービスと比較して突出した特徴はないものの、「生活に欠かせない」「仕事に役立つ情報を得られる」といったイメージが強い傾向がみられました。
企業はそれぞれのSNSのイメージを理解した上で利用するといいですね。
■参照
https://www.travelvoice.jp/20160907-73499
Google、Instagramで注目の服が買えるサービス開始
グーグルはLIKEtoKNOW.itを運営するrewardStyleとパートナーシップを結び、購入可能なインフルエンサーのアイテムを表示する新ツール“Shop the Look”の運用を開始します。
「LIKEtoKNOWit」とは、インスタグラムでLIKEした写真のファッションアイテムを教えてくれ、さらに購入もできるサービスです。
引用:http://forbesjapan.com/articles/detail/13575/1/1/1
この仕組みが導入されれば、Googleで“ウェディング用の衣装”と検索すると、Instagramに投稿されたドレスを着ている女性の画像がギャラリー形式で表示されるようになります。これは、検索結果にSNS上のコンテンツを表示させるということです。Googleで検索せずにSNSで検索するユーザーに対応するという見方もできます。
■参照
http://forbesjapan.com/articles/detail/13575/1/1/1
ニュースフィードの選ばれ方
ニュースフィードの選ばれ方の主要原因は、”①誰がそれを投稿したか” “②他の人たちがその投稿にどれくらい惹きつけられているか” “③それはどのようなタイプの投稿か” “④それはいつ投稿されたものか” です。
引用:http://jp.techcrunch.com/2016/09/09/20160906ultimate-guide-to-the-news-feed/
コンテンツが近年急激に増えたため、オーガニックリーチが減少しています。そんな現在、アルゴリズムは再度確認しておきたいですね。
ニュースフィードは、ユーザーが好まれるタイプの投稿がより表示されるアルゴリズムになっています。特に動画タイプのコンテンツは指を止めてしまうことが多いので、動画タイプの投稿がニュースフィードに多くなっている人も多いのではないでしょうか?
■参照
http://jp.techcrunch.com/2016/09/09/20160906ultimate-guide-to-the-news-feed/
「Messenger」で支払いが可能に
米Facebookは9月12日(現地時間)、ニュースフィード広告との連係、Messages with Payments、モバイルWebサイト機能の強化、Botsの共有など、「Messenger」を会話型コマースのプラットフォームに近づけるアップデートを発表しました。
引用:http://news.mynavi.jp/news/2016/09/13/171/
米国ではbotとの会話中にbotが提示した商品を「Buy」ボタンのクリックで購入できるようになります。Facebookアカウントに既に支払い情報を登録してある場合は、数クリックで購入できます。まずは米国から機能開始ということなので、今後の動向に注目です。
さらに多くの機能が追加することで、「ユーザーの生活を、より整理された形でMessenger上にまとめて取り込むこと」が目標だとFacebookのメッセージング製品担当は述べています。
■参照
http://japan.cnet.com/news/service/35088952/
http://news.mynavi.jp/articles/2016/09/12/sns/002.html
今月も新機能を発表
①画像、動画のズームが可能になりました。
②Instagramから「フォトマップ」の機能がなくなります。(フォトマップとは、位置情報をもとにInstagramに投稿した写真を地図に表示する機能です。)
③不快なコメントを非表示にするフィルター機能追加されました。(現在は英語のみです)
④投稿の下書き保存が可能になりました。
引用:http://jp.techcrunch.com/2016/09/01/20160831instagram-now-lets-you-zoom-in-on-photos-on-ios/
Instagramは昨月もそうでしたが新機能を多くリリースしています。各新機能は企業の担当者として使いこなしていきたいですね。
ズーム機能がついたことで、企業は”画像の間違い探し”などのキャンペーンを行う企業が増えそうです。
不快なコメントの非表示は、自分でキーワードを設定することもできます。クレームなどを書き込まれるのを防止できるでしょう。
■参照
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1609/13/news062.html
http://www.gizmodo.jp/2016/09/instgram-killing-photomap.html
http://jp.techcrunch.com/2016/09/01/20160831instagram-now-lets-you-zoom-in-on-photos-on-ios/
ハッシュタグ検索と購買行動の関係性
女性Instagramユーザーの61.5%がハッシュタグ検索をすると回答。10代〜20代の利用率は70%以上、30〜40代よりも高くなる傾向。ハッシュタグ検索をするユーザーの41.5%が、検索から購入に至った経験があると回答。20代では60.5%が購入を経験。
ハッシュタグ検索は「購入」を目的として活用される傾向にあることが判明しました。
引用:http://markezine.jp/article/detail/25265
検索ツールとして一般化しつつあるソーシャルメディアですが、その中でもInstagramにおいては若年層を中心にハッシュタグ検索の利用率が高まってきており、そこから商品の購入に繋がるケースが多いことがわかりました。また、ハッシュタグ検索を行う際に「購買」を目的としてハッシュタグ検索が活用される傾向から、Instagramを活用したプロモーションを企画する際には、ハッシュタグの設計がより重要になってくるといえます。
■参照
http://markezine.jp/article/detail/25265
たくさんの新機能
ツイートの文字数の140字制限に、画像、動画、GIF、投票、引用ツイートをカウントしないように仕様が変更されました。
企業アカウントはカスタマーサポートを提供している場合、その旨と、カスタマーサポートの営業時間をプロフィールにはっきり表示できるようになりました。
またDMに既読機能が追加されました。
カスタマーサポートの手助けをするこの新機能は、Facebookとの競争の観点からされたものと言われています。
カスタマーサポートのアカウントを訪問した場合、ダイレクトメッセージによるやり取りを開始するボタンがはっきり大きく表示されます。このように顧客をダイレクトメッセージに誘導することで、クレームなどマイナスな意見が多くの人の目に触れるのを回避することができるでしょう。
■参照
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/090902634/
http://www.appbank.net/2016/09/13/iphone-application/1251426.php
http://jp.techcrunch.com/2016/09/16/20160915twitter-rolls-out-new-features-for-businesses-running-customer-service-accounts/
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1609/20/news053.html
LINE
MVNO事業を開始。LINEモバイル
LINEは、MVNO型の携帯電話サービス「LINEモバイル」を9月5日より提供しています。LINEの通信量が無料になる「LINE FREE」プラン(1GB)が月額500円~。FacebookやTwitterが無料になるプランもあわせて用意されています。
引用:http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1609/22/news017.html
LINEモバイルの発売によって、特に今まで利用者の少なかった50代以降の利用も増えると思われます。LINEの利用ユーザーがより増えることで、LINEのプラットフォームとしての価値が高まりまると考えられます。
■参照
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1609/22/news017.html
LINE Ads Platform、掲載基準緩和
LINEは先月、同社の運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」における「通販コスメ」「健康食品」「銀行/銀行系カードローン」の3業種の掲載可否基準を緩和し、当該業種の広告主による「LINE Ads Platform」への出稿を可能にしました。
引用:http://markezine.jp/article/detail/25119
タイムラインは何か面白いものないかな、友達は何しているのかな、と心理的、時間的に余裕があるときに見ていることが多いです。そういう状態の顧客に対して、サンプル申し込みやお試しでのアプリインストールは受け入れやすいのでタイムライン広告は反応がいいそうです。
高度のターゲティング機能も評判です。潜在顧客へのアプローチには、LINE Ads Platformを使ってみてはいかがでしょうか。
■参照
http://markezine.jp/article/detail/25119
Snapchat
社名変更 ”Snap” に
写真共有アプリケーション「Snapchat(スナップチャット)」を展開するSnapchat社は現地時間24日、社名をSnapに変更すると発表しました。
また、サングラス型のビデオ撮影デバイス「Spectacles」を発表しました。
引用:
世界のSnapchatユーザーたちは1日あたり25〜30分もアプリを使っています。このメガネ型カメラの登場により使用時間がさらに伸び、それに伴い動画広告の在庫もさらに増えるのではないかと、米国のマーケターたちの期待が高まっているようです。
日本では、SnapchatはまだメジャーなSNSではないです。しかしこのようにSnapchatは成長し続けているので目が離せません。
■参照
http://www.advertimes.com/adobata/article/30970/www.movie-times.tv/topic/9155/
この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部