Facebook広告の始め方は?種類・費用・メリット・ターゲティング設定まで完全攻略
2017/01/26

- ■ 目次
- Facebook広告とは?
- Facebook広告の特徴・メリット
- Facebook広告の種類
- Facebook広告の課金方式
- Facebook広告のターゲティング設定
- Facebook広告の作成方法
- まとめ
1. Facebook広告とは?

Facebook広告とは何か
はじめにFacebook広告は、Facebook上で配信される広告のことを指します。Facebookは、世界中で多くの人が利用するSNS(ソーシャルネットワークサービス)であり、その利用者数は数十億人にのぼります。そのため、Facebook広告を利用することで、多くの人々に広告を配信することができます。 Facebook広告のメリットとしては、広告の配信範囲が非常に広く、ターゲット層を非常に細かく設定することができる点が挙げられます。またFacebook広告は、広告主が配信する広告の種類が多岐にわたるため、様々な目的に合わせた広告配信が可能です。さらに、Facebook広告は、課金方式がコンバージョン数に基づくものなど複数あるため、広告予算に応じた適切な課金方式を選択することができます。 しかしながら、Facebook広告を利用するためには、その使い方や仕組みを理解することが必要です。この記事では、Facebook広告の始め方からその種類や費用、メリット、ターゲティング設定まで、詳しく解説していきます。Facebookユーザー数やユーザー層
国内の月間アクティブユーザー数は2,600万人であり、多くの人が使用していることがわかります。 また、年齢別・性別ごとのユーザー数は以下のようになっています。
2023年3月更新!性別・年齢別 SNSユーザー数(Twitter、Instagram、TikTokなど13媒体)海外の月間アクティブユーザーは29億6,000万人17億1千万人にのぼります。 依然としてユーザー数は伸び続けており、国内外問わずFacebookユーザーが多いことがわかります。 Facebookは、TwitterやInstagramのような友達や共通の趣味を持った人に加え、仕事関係の人とつながることが多いSNSです。また、友達の情報だけでなく、友達の友達の情報がタイムラインに流れてくるため非常に拡散力が高い面があります。つまり、ビジネスに活用することに適した媒体なのです。
2. Facebook広告の特徴・メリット
Facebook広告は運用次第で多くの企業にメリットをもたらすことができます。 しかし当然のように、万能ではありません。メリットとデメリットを理解することで、どのSNS広告が自社の商材に向いているのかということも判断しやすくなります。 Facebook広告の特徴 広告の配信範囲が広い Facebook広告は目的に応じて、さまざまな媒体に配信できるのが強みです。Facebook広告の配信先は、こちらです。 ・Facebook ・Messenger ・Instagram ・Audience Network 広告配信の種類が豊富 Facebook広告は配信の種類が非常に豊富です。 商材やサービス内容等、目的に基づいて広告配信するフォーマットを決めることが可能です。また、多様な課金方式から目的に応じて最適な課金方式を選択することができます。 Facebook広告のメリット 詳細なターゲティング設定が可能 Facebook広告の最大の特徴は、細かな条件設定により精度の高いターゲティングができる点です。 ユーザーの興味関心や年齢・性別など基本的な情報から行動遍歴まで細かくターゲティングすることが可能です。 低予算から始められる Facebook広告は非常に低予算から始められるといったメリットがあります。広告配信にかかる費用は最低100円からになります。 ピープルベースのトラッキングが可能 Facebookはクロスデバイスレポート機能を導入しており、ピープル(人)ベースでトラッキングが可能です。今までは広告主が行動履歴を分析する方法としてCookieを利用したトラッキングが中心でしたが、マルチデバイスを前提とした人の行動データを取得する場合、Cookieではトラッキングが不可能です。 Facebookは様々なアプリとログイン連携が充実しています。そのため。購買プロセスの特定が、異なるデバイスやシステムを利用した場合でも可能なのです。3. Facebook広告の種類
Facebook広告の配置 ホームフィード ホームフィードはFacebookアプリを開いた時に表示される最初のタブです。 ユーザーの日常投稿に混ざって広告が流れます。 ストーリーズ 24時間限定で配信されるFacebookの「ストーリーズ」と呼ばれる投稿位置に配信できる広告です。ユーザーが投稿されたストーリーズの間に出てくる広告のため自然と広告が目に入ることが特徴です。 動画フィード 動画フィードはユーザーが投稿した動画と動画の間に配信される広告です。 インストリーム インストリームは、投稿された動画と動画の途中もしくは前後に表示される広告です、スキップ可能なものと不可能なものがあるのが特徴です。 右側広告枠 右側広告とは、デスクトップ版のみに表示することができ出来る広告で、ホームフィードの右側の広告欄に表示されます。モバイルからアクセルしているユーザーには右側広告は表示されません。ホームフィードとは異なり常に右側に表示される広告のため、通常の投稿に埋もれない特徴があります。 検索 Facebook内で検索した際に、検索結果が広告内容に関連していたときに表示される広告です。検索結果に関連しているため、より興味関心のあるユーザーにリーチが可能です。 インスタント記事 インスタント記事(※)内に広告枠があり、そこに表示させる広告です。 ※インスタント記事とは、Facebookのモバイルアプリ上でも早く表示させることのできるHTML型のドキュメントです。 Facebook広告のフォーマット 画像広告 画像とテキストで構成されている広告です。 Facebook広告の中でも一番使いやすく初心者でも扱いやすい広告です。 関連記事:Facebook広告の広告フォーマット全13種類を一覧表付で解説 動画広告 動画を用いた広告です。 写真だけでは伝わらない商品の特徴や、ブランドストーリーを伝えることができます。Facebookでは毎日1億時間も動画が再生されており注目度の高い手段だといえるでしょう。 関連記事:[熱い動画広告市場!] Facebookの動画広告の事例と特徴とは カルーセル広告
4. Facebook広告の課金方式

課金方式
クリック課金(CPC)
クリック課金では、広告主のWebサイトやアプリに移動するための広告リンクがユーザーにクリックされるたびに支払いが発生します。しかし、クリックをする人と本来のターゲットが一致しない場合もあります。クリック数が増えてもビジネス目標が達成するとは言い切れず、出稿時のターゲット設定などが最適でないと広告の費用対効果が悪くなる場合もあります。インプレッション課金(CPM)
広告がユーザーのニュースフィードやタイムライン右側の広告枠に初めて表示されることでインプレッション(表示回数)がカウントされます。このインプレッションを1,000回獲得することによって支払われるものがインプレッション課金です。最適化インプレッション課金(oCPM)
課金対象は、インプレッション課金と同様でインプレッションによって支払われます。インプレッション課金と異なる点は、広告主が希望するアクションを起こしてくれる可能性の高いユーザーに広告が表示されるように最適化できる点です。 動画の再生課金(CPV) CPVは動画広告の視聴が1回行われるごとに課金される方式です。 課金対象となる時間は2秒、10秒、15秒と設定することが可能になります。 設定された時間再生されない限り課金対象にはなりません。設定された時間よりも短い動画の場合は最後まで再生された時、課金対象となります。目的別の課金方式
また、その他キャンペーンの目的によって選択できる課金対象が変わります。 以下にご紹介します。アプリのインストール(CPI)
アプリのインストール画面や広告主のWebサイトなどのリンクをクリックし、広告経由でアプリがインストールされるごとに支払いが発生します。ページへのいいね!
広告主のFacebookページにいいね!が押されるごとに支払いが発生します。動画の10秒間の再生
動画が合計10秒以上再生されることで支払いが発生します。投稿のエンゲージメント
投稿に対して、いいね!・コメント・シェアなどのアクションが起こることで支払いが発生します。5. Facebook広告のターゲティング設定

地域
1.地域のターゲット設定
国、都道府県、市区町村といった地域区分や、最近の所在情報に基づいて、利用者にリーチが可能です。- この地域に住んでいる人、または最近この地域にいた人:
- この地域に住んでいる人
- 最近この地域にいた人
- この地域を旅行中の人
- 国(最大25か国)
- 州
- 都道府県
- 市区町村(最大250か所)
- 選挙区
- 郵便番号(最大50,000件)
2.詳細ターゲット設定
多種多様なユーザー情報を指定し、アプローチが可能です。すべての情報はFacebook上でユーザーが登録したり、「いいね!」したりした情報に基づきカテゴライズされます。具体的には主に以下情報に基づきます。- 利用者層
- 興味・関心
- 行動
カスタムオーディエンス
カスタムオーディエンスとは、Facebook広告のターゲット設定の一つです。 自社で保有している顧客リスト(メールアドレスなど)とFacebook利用者データを紐付けし、Facebook利用者を把握できます。紐付けた顧客データをもとにFacebookからリターゲティング広告を出稿可能です。 カスタムオーディエンスには4つの種類があります。 ・ウェブサイトカスタムオーディエンス ・アプリアクティビティカスタムオーディエンス ・顧客リストのカスタムオーディエンス ・エンゲージメントカスタムオーディエンス類似オーディエンス
作成済みのカスタムオーディエンスや、ある特徴(趣味・関心など)に類似するであろうFacebookページのファン、ページ来訪者などのオーディエンスを指定し、類似オーディエンスを作成できます。今までアプローチしたことがない領域、経路の顧客に対しアプローチでき、新規顧客の獲得に繋がるるターゲティング機能です。6. Facebook広告の出稿方法
Facebook広告の出稿で主に行うこととしては、キャンペーン・広告セット・広告を作成する手順になります。 手順1:今回はFacebook広告マネージャからの広告作成を説明します。下記URLからアクセスしましょう。 https://adsmanager.facebook.com/adsmanager/


- キャンペーン名は分かりやすい名前を入力します。
- 広告が「信用・事故用・住宅・社会問題、選挙または政治」に関連がある場合、特別な広告カテゴリの申告が必要です。
- 購入タイプでは入札方式を選びます。初めに選んだ目的を変更したい場合、ここで再設定が可能です。
- 広告でABテストを行う場合はここをオンにし、あとで詳細設定をします。
- Advantageのキャンペーン予算は、複数の広告をセットする場合に使用すると、最大この成果が期待できます。

- 広告セット名は分かりやすい名前を入力します。
- コンバージョンの場所では、広告の成果が発生してほしい場所を選びます。なおMetaピクセルはWebサイトに設置するトラッキング用のコードのことです。コンバージョン先で宣伝の効果を測定したい場合は、サイトの開発者に相談して、設置しておくといいでしょう。
- ダイナミッククリエイティブは画像や動画、テキストなど複数の素材を、さまざまな広告要素と自動的に組み合わせて配信したい場合にオンにします。









7. まとめ

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