ユーザーが馴染みやすいポイント満載! 化粧品業界Facebook活用事例6選

2017/03/10

Facebook 化粧品事例


CMや広告モデルで注目されやすい化粧品業界。ビジネスで活躍するSNSであるFacebookでは、広告やプロモーションをどのように行っているのでしょうか?


今回はFacebookをうまく活用している6つの企業を取り上げ、調査・考察していきます。


    ■目次


  1. JILL STUART Beauty

  2. SHISEIDO

  3. POLA

  4. 米肌

  5. ALBION

  6. ルルルン

  7. まとめ


1. JILL STUART Beauty


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画像引用:https://www.facebook.com/jillstuartbeauty/


コーセー株式会社により取り扱われ、スキンケア・ベースメイク・アイメイク・チークなどの様々な化粧品を展開するアメリカ発祥のブランドJILL STUART Beautyの公式Facebookページです。


平均して2日に1回程度の投稿頻度で、お昼12時や夕方17時に投稿されていることが多いです。


投稿内容は、自社商品を紹介するものが多く、新商品の告知なども行われています。また、2017年3月時点のFacebookページのいいね!数は156,349人です。


投稿のポイント





同投稿では、投稿日時当日に新発売されたハンドクリームの紹介をしています。5種類のハンドクリームの画像が繰り返しで表示されるスライドショー形式の動画になっており、ユーザーにラインナップが充実していることを伝えることができます。


また、スライドショーで流れている画像もキャラクターと商品カラーがマッチしており、目を引きやすいデザインになっています。


投稿には、商品についての広告感の少ないキャッチーなテキストと商品の発売日や金額、内容量などの情報がうまく組み合わされており、添付された自社商品紹介ページへの誘導を促しています。


2. SHISEIDO


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画像引用:https://www.facebook.com/shiseido.corporate/


資生堂の企業活動や化粧、美容などの様々な情報を提供する公式Facebookページです。


たまに3日ほど投稿しない日があるものの基本的には毎日投稿されており、1日に2投稿の場合が多いです。多くが朝7時と夜19時の時間帯で投稿が行われます。


投稿内容は、その季節にあった商品、新発売された商品の紹介各種イベントの宣伝、さらにはCSR活動の報告など幅広く取り扱っています。また、2017年3月時点のFacebookページのいいね!数は453,158人です。


投稿のポイント





同投稿では、デオドラントシートについて紹介しています。デオドラントシートの利用シーンや日常の何気ない1コマを題材としたユーザー目線の内容になっており、ユーザーの共感を呼びやすい投稿だといえるでしょう。また、投稿自体にストーリー性がある点も重要なポイントです。


このようなテキストに加え、商品紹介ページや自社コラム記事へのリンクも付いておりユーザーを新規顧客に引き上げるための工夫もほどこされています。


3. 株式会社POLA


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画像引用:https://www.facebook.com/pola.inc/


美究心(美への探究心)をコンセプトに美しさの妥協のない情報を発信する株式会社POLAの公式Facebookアカウントです。


毎日投稿されたり5日ほど間隔が空いたりとしっかりとした規則性はないものの、投稿時間は、昼間12時、15時、夜18時である程度統一されています。


投稿内容は、自社商品の紹介やキャンペーンやイベントの告知が中心です。特に商品紹介では、季節にあったメイク方法や商品ごとの適切なメイク方法などが詳しく紹介されており、ボリュームのある投稿になっています。


2017年3月時点のFacebookページへのいいね!数は、27,305人です。


投稿のポイント①





同社が行う「オートファジー」研究についての専門的な内容の投稿です。


同社の製品開発への熱意をユーザーに感じさえることができたり、企業の裏側を垣間見ることで親近感を持たせられたりとメリットも多いです。実際に同投稿にコメントには、「素晴らしい商品を使える幸せさえ感じます」などが寄せられています。


ユーザーのコメントに対してしっかりと返信して対応していることも、ブランドイメージを向上させるうえで重要なポイントです。


投稿のポイント②





体育の日にちなんで、同社がオフィシャルパートナーをつとめる新体操日本代表「フェアリージャパン」についての投稿が行われています。


コンテンツには約2分の動画を採用しており、ストーリー性のある視聴しやすい動画に引き付けられます。


メイクやスキンケアでフェアリージャパンをサポートしていることに言及しながらも選手の努力や演技での輝きを投稿内容の中心にしており、広告感が少ない見やすい投稿だといえるでしょう。同投稿を目にしたユーザーは、フェアリージャパンを見たときに「POLA」ブランドを思い出すはずです。


4. 米肌


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画像引用:https://www.facebook.com/maihada.jp/


日本の食文化である「お米」と日本の伝統技術である「発酵」の最新テクノロジーを融合させることで作った化粧品「MAIHADA」を提供する米肌の公式Facebookページです。


投稿は2~3日間隔で行われており、1日1投稿です。また、投稿時間は夜19時に統一されています。


投稿内容は、自社商品の紹介やキャンペーン告知に加え、ターゲット層向けに日々の女性の悩み解決やお役立ち情報も投稿しています。


2017年3月時点のFacebookページへのいいね!数は、47,969です。


投稿のポイント





こちらの投稿は、自社メディア「maico」で紹介した記事に対応した内容になっています。これにより、リンク先の「maico」への流入を促し、新規顧客の開拓に役立ちます。


また、Facebook上ではこのような投稿を「maico通信」と称しており、シリーズ化させることでファンを作ることができる点もポイントです。ただ、自社メディアの記事をFacebookで共有するだけでなく、統一した題名をつけることも重要かもしれません。


5. ALBION


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画像引用:https://www.facebook.com/albion.jp/


コーセー株式会社の子会社であり、主に高級化粧品を展開する株式会社ALBIONの公式Facebookぺージです。


投稿は平均して2日に1回の頻度でされており、投稿時間の多くが朝7時10分に統一されています。


投稿内容では主に自社商品の紹介やイベントの情報、肌のお手入れ方法などを取り扱っていま。また、ユーザーのコメントへの対応が印象的でコメントしてくれたユーザーひとりひとりに返信しているものも見受けられます。


2017年3月時点のFacebookページへのいいね!数は、49,664人です。


投稿のポイント





こちらの投稿では、新発売商品の紹介を行っています。発売日や商品の情報などが詳しく紹介されています。


また、ユーザーからのコメントのひとつひとつに丁寧に返信をしており、ユーザーやお客様への配慮や真剣に向き合う姿勢を感じることができます。


商品紹介ページへのリンクURLを付け加えると、よりユーザーにイメージを伝えやすくなるかもしれません。


6. ルルルン


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画像引用:https://www.facebook.com/luluco.lun/


主にフェイスマスク商品を展開する株式会社グライド・エンタープライズが運営するルルルンの公式Facebookぺージです。


投稿は毎日行われており、投稿時間は夜21時に統一されています。「毎日の夜」と明確なので、「ルル子」の投稿を楽しみにしているファンも存在しているようです。


投稿内容はルルルンの公式キャラクター「ルル子」の日常をテーマとし、すべてコラム状のものになっています。この秋田県出身の干物女という設定の「ルル子」が、干物生活を脱却すべく日々奮闘する姿や何気ない日常のあるあるネタがイラストで描かれており、女性を中心に非常に共感を得られるような投稿になっています。


2017年3月時点のFacebookページへのいいね!数は、35,554人です。


投稿のポイント





同投稿は「体育の日」の時節テーマにちなんだ内容になっています。


このように投稿には必ず手書きの絵と字が画像として付いており見ていて共感を得やすく、どこか落着きを感じる点がポイントです。


また、コメント欄にも「ルル子」が登場し、キャラクターになりきった返信をしています。キャラクターを利用することで堅苦しい表現を使う必要もなくなり、ユーザーに親近感を持ってもらうことができます。ユーザーも「ルル子」との会話を楽しんでいるようです。


7. まとめ


化粧品はお客様の肌に直接触れる製品であり、企業と消費者の間で信頼感を構築することが重要になります。事例に取り上げた企業も、自社商品紹介やキャンペーン告知のほかに様々な手法でユーザーを引き付けていました。


コンテンツを動画やスライドショー、コラム形式にしたり、独自のキャラクターを用いたりと、ブランドコンセプトやイメージを的確にユーザーに伝えられるような工夫が重要であることがわかります。


本記事を参考に、ぜひユーザーと良い関係を築けるようなFacebook運用をしてみてください。


この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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