写真で式場・サービスの強みを表現! ブライダル業界Instagram活用事例3選

2017/04/27


ユーザーにとって、もっとも身近な情報収集ツールのひとつになりつつあるInstagram。人生の一大イベントである結婚式に関する情報収集も例外ではありません。


今回は美しい写真を用いて式場や会社のサービスを発信し、効果的にプロモーションしているブライダル企業の事例を4つご紹介します。Instagram活用の重要度が増してきそうなブライダル業界の事例は必見です。


    ■目次


  1. アニヴェルセル

  2. アーカンジェル 代官山

  3. TAKAMI BRIDAL

  4. まとめ


1. アニヴェルセル



http://www.anniversaire.co.jp/


アニヴェルセルのInstagramの良い点は、式場ごとにアカウントを分けていることです。


結婚式場を運営しているブライダル企業であれば、同じブランドで複数の式場を所有することは多いでしょう。ここでブランドをひとまとめにして様々な式場の写真を1アカウントに投稿することもできますが、式場を探しているユーザーにとってそれは、少し不親切だと言わざるをえません。ユーザーは、「自分が気になっている式場の写真」だけを見たくても、見つけにくくなってしまうからです。


式場別のアカウントにすることで、ターゲットとなる「式場を探している人」にとって情報を見つけやすくしています。


またハッシュタグの使い方も基本を押さえられています。


#ブライダルフェア、#ウェディングフェアなど、ターゲット層が合致していて、かつある程度検索回数がありそうなキーワードをしっかり押さえて、ハッシュタグの複数付けを実践しています。


さらに「#アニ嫁」「#日本中のアニ嫁さんと繋がりたい」などのオリジナルハッシュタグを作ることで、アニヴェルセルブランドの式場で結婚式を挙げる人たちをコミュニティ化したり、情報交換しやすくしたりしているのもポイントです。


(アニ嫁とは「アニヴェルセル+花嫁」を組み合わせて作った造語だと思われます)


今回は「アニヴェルセル表参道」と「アニヴェルセル東京ベイ」の投稿事例をご紹介します。会場別の特色などに注目してご覧ください。


アニヴェルセル 表参道



https://www.instagram.com/anniversaire_omotesando/


投稿のポイント


アニヴェルセル表参道のアカウントは実際の結婚式の画像を多く用いており、「どのような式ができるのか」が伝わりやすくなっています。表参道で撮影した写真は式場の立地を活かした投稿であり、プレ花嫁さんの憧れを喚起できています。


写真がふんわりとした印象になるフィルターを多用しており、投稿写真の雰囲気も統一されています。






ご新婦様が旧姓を書く最後のシーン。「お父さんお母さんありがとう」と思いを込める感動的な場面ですね。
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アニヴェルセル 表参道 公式さん(@anniversaire_omotesando)がシェアした投稿 –





アニヴェルセル 東京ベイ



https://www.instagram.com/anniversaire_tokyobay/


投稿のポイント


アニヴェルセル表参道は挙式中の新郎新婦の写真が多いのに対し、アニヴェル東京ベイは会場のデコレーション事例など、よりアットホームな式場の雰囲気が伝わる写真も掲載されています。


Instagramでは、同じ式場で挙式する花嫁同士が会場のデコレーションについて情報交換し合うような文化もあるため、公式アカウントで事例を発信するのは非常に有益な情報となるでしょう。







2. アーカンジェル 代官山




https://www.instagram.com/arkangel_daikanyama/


アーカンジェル代官山は、一軒家を貸切る結婚式スタイルであるハウスウェディングを提供しています。1日1回程度の頻度で投稿しています。


投稿のポイント







写真をアンティーク調のフィルターに統一することで、アカウント全体の雰囲気も統一されています。また、新郎新婦が写っている写真にすることで、幸せ感やその会場で挙式するイメージがより伝わりやすくなっています。


3. TAKAMI BRIDAL



https://www.instagram.com/takamibridal_costume/


創業1923年から続く総合ブライダル企業であるTAKAMI BRIDAL。国内だけではなく海外にも拠点を構えています。1日1回程度の頻度で投稿しています。


投稿のポイント







テーマをウェディングドレスに絞って投稿を統一しています。プロフィール画面はまるでカタログのようです。


投稿のキャプションには商品の解説が記載されており、ウェディングドレスを探しているターゲットにとってとても有効な情報となっています。


般的な結婚式関連用語だけでなく、#ドレス試着、#カラードレス試着など、よりニーズを絞ったハッシュタグを付けているのもポイントです。


4. まとめ


それぞれの会社のこだわりや世界観、サービス内容、式場の雰囲気がユーザーに伝わりやすいよう、工夫が凝らされています。個別の投稿にも式場のスタイルが表れており、ユーザーの情報収集に役立つ内容も多くありました。


ブライダルは写真映えする要素も多く、Instagramに非常に向いている業種です。ウェディングフェアだけでは伝えきれない魅力を様々な視点から伝えるツールとして、ぜひInstagramを活用してみてください。