表現の幅がめちゃくちゃ広がる!GIFアニメーションのTwitter 活用事例12選

2017/05/02


今では、動画を活用したマーケティング効果はとてもインパクトがあることは言うまでもありません。しかし、今回取り上げるのは、動画ではないけど近しい効果を発揮する(こともある)GIFアニメーションです。


動画の活用に注目が高まるとともに、そのメリットが再注目されているGIFアニメーション。この手法を効果的に用いた投稿事例12選を紹介します。


    ■目次


  1. GIFアニメーションとは

  2. 活用例1:複数商品の紹介

  3. 活用例2:おもしろ系

  4. 活用例3:おみくじ・ルーレット・クイズ系

  5. 活用例4:何度もみたくなる系

  6. まとめ


 1. GIFアニメーションとは


GIFアニメーションとは、GIFファイルを使った動く画像技法です。通常の静止画とは異なり複数の画像からできているので、アニメーションやスライドショーのような見せ方ができ、より濃い情報を詰め込めます。

動画よりもデータが小さく、パソコンや、スマートフォンなどのデバイスに左右されずに再生できます。ユーザーがタップやクリックをしなくても自動再生されるので、より手軽に視聴できると言えます。


2. 活用例1:複数商品の紹介


GIFアニメーションを用いることにより、一つの投稿でバリエーション豊富な商品をユーザーに伝えられます。また、GIFアニメーションの特徴を活かすことで、商品のインパクトが伝わり、訴求効果が高まります。


事例① マクドナルド








https://twitter.com/McDonaldsJapan/status/836138832496115712


GIFアニメーション を用いて期間限定の新商品のラインナップを紹介しています。


新商品部分だけを変化させることで注目が集まりやすくなっています。こちらがシネマグラフの具体例です。


事例② セブンイレブン






https://twitter.com/711SEJ/status/824859518697811968


季節限定商品の情報を紹介した投稿です。

豊富な品揃えがあることを伝えています。アニメーションの速度をある程度遅くすることでユーザーに商品の印象が残るようにしています。節分というテーマに合ったデザインになっているのもポイントです。


事例③ ユニクロ






 https://twitter.com/UNIQLO_JP/status/830687892032720896


特定商品の春の新色を紹介した投稿です。ひとつのGIFアニメーションで、商品を様々な角度から見られるようになっています。


3. 活用例2:おもしろ系


意外性のある表現を用いることで、ユーモアを混じえて商品を紹介する方法です。Twitterはネタ投稿が歓迎される文化があるため、こういった投稿はユーザーからの好反応が期待できます。

テキストだけでおもしろさを出すのは難易度が高いですが、GIFアニメーションなら表現の幅が広がります。


事例① キングジム






https://twitter.com/kingjim/status/783171843704299520


新商品「ポメラ」と「ゴジラ」をかけたおもしろ投稿です。映画『シン・ゴジラ』の1場面をパロディにしています。ユーモアとインパクトがある表現になっています。


事例② タカラトミー






https://twitter.com/takaratomytoys/status/798369581886685185


タカラトミーがカルビーの商品とコラボした商品を紹介する投稿です。

コラボ商品の意外性をユーザーに効果的に伝えています。ポケモンが進化するときのパロディであり、ポケモンGOのヒットという時期的要素も上手く取りいれています。


4. 活用例3:おみくじ・ルーレット・クイズ系


ゲーム感覚を付け加えた GIFアニメーションの投稿事例です。参加型の投稿にすることでユーザーに楽しんでもらいながら、エンゲージメント率も高められます。

操作も簡単で誰でも参加できるようになっています。


事例① いろはす






https://twitter.com/ILOHAS/status/811919224146776065


おみくじ式のGIFアニメーションで「いろはす」の複数のフレーバーを紹介しています。スロットのボタンは「リツイート or いいね! or コメント」マークになっており、投稿文ではルーレットで当たったアクションを実施するように促しています。ユーザーのシェアやコメントが増えれば、より多くの人にリーチできます。


事例② 宝くじ公式アカウント






https://twitter.com/takarakuji_qoo/status/839385216250568704


「グリーンジャンボで5億円当たったらどうする?」というお題のルーレットになっており、タップで止めるとお題への回答がランダムで表示されます。回答内容がおもしろく、つい何度もタップしてしまいます。


事例③ トヨタ






https://twitter.com/TOYOTA_PR/status/792924131758977024


トヨタ車が表示されるスロットがGIFアニメーションで表現されており、同じ画像が揃ったらリツイートすることを促しています。


事例④ ローソン






 https://twitter.com/akiko_lawson/status/752395926774304768


落ちてくるメガネをタップして公式キャラクター「あきこちゃん」の顔にうまくマッチさせる、ゲーム感覚の投稿です。メガネをマッチさせるのが難しく、成功したらシェアしたくなってしまいます。シンプルな動きなので、ストレスなく閲覧できます。


5. 活用例4:何度もみたくなる系


印象的な一場面を切り取りテンポよくループさせることで、ついつい何度も見てしまう投稿に仕上げている事例です。静止画では伝わりにくいことでも、短いGIFアニメーションならより魅力的に伝えられます。


事例① パ・リーグTV公式






https://twitter.com/PacificleagueTV/status/841604529514672129


「確信」というキャプションをつけ、野球選手がホームランを打った場面をループさせています。先の展開が気になる投稿内容で、効果的にユーザーの注意を引くことができます。


事例② ギズモード・ジャパン






https://twitter.com/gizmodojapan/status/791455835239186432


静止画では伝わりにくい内容でも、GIFアニメーションなら伝わりやすくなる好例です。「虫ロボ」という小さいロボットの動きを見せることで、リンク先の記事への興味を喚起できます。


事例③ BuzzFeed Japan






https://twitter.com/BuzzFeedJapan/status/829232079502188544


卵の黄身がトロっと溶け出す瞬間をループさせた投稿です。アニメーションにすることで、よりシズル感のある表現になっています。


6. まとめ


今回は、GIFアニメーションの4つの活用例をご紹介しました。動きのある画像を用いることで、より魅力的なコンテンツを作成できている企業事例が多くありましたね。

動画よりも手軽で、工夫次第でエンゲージメント率も高められるGIFアニメーション、ぜひ活用してみてください。