Facebook広告の効果が落ちてきたら要チェック!ターゲット重複率を調べる方法
2017/06/21

- ■目次
- Facebook広告のターゲットが重複する、とは?
- Facebook広告のターゲットの重複率を調べる方法
- 重複率が高かった場合の対処方法
- まとめ
1. Facebook広告のターゲットが重複する、とは?
広告配信を複数行う際、そのターゲットとして自社のFacebookページに「いいね!」をしてくれた方、もしくはページに「いいね!」をした人とその友達を選択すれば、必ずターゲットは重複します。 広告配信を行う際、Facebookでは配信するターゲットを性別、年齢、居住地域など詳細に設定することができます。広告をひとつしか配信しない場合は問題ありませんが、ふたつ以上の広告を配信するときに注意しなければいけないのがターゲットの重複です。仮に同じ設定をしていないとしても、性別や居住地域を同じ場所にすれば、結果としてターゲット層がかぶってしまうことは十分にあり得ることです。
ターゲット設定見直しの目安は30~40%
では、どの程度ターゲットが重複している場合、広告を見直すべきなのでしょうか?目安としてターゲットが30~40%重複していたら、そのターゲット設定は見直したほうがよいでしょう。 関連記事: 【CV数300%UP】Facebook広告の効果を高める秘訣はページの活用方法にあり2. Facebook広告のターゲットの重複率を調べる方法
では具体的に広告ターゲットの重複率を調べる方法についてご紹介します。Facebook広告でターゲットの重複率を調べるには、広告マネージャのオーバーラップという機能を使用します。 手順1:広告マネージャにアクセスしたら、左上にあるメニューから「オーディエンス」を選択します。

3. 重複率が高かった場合の対処方法
広告マネージャのオーバーラップ機能によって、ターゲットの重複率が高いと分かった場合の対処方法は大きく分けて2つあります。①ターゲット設定を見直す
広告の内容に合わせ、ターゲット設定を見直します。広告クリエイティブに合ったターゲットに絞り込むことで重複率を下げるのがスタンダードな方法の1つだと言えるでしょう。 カスタムオーディエンスや類似オーディエンスを利用するのもおすすめです。以下にそれぞれの特徴を簡単にご紹介します。カスタムオーディエンス
カスタムオーディエンスは、自社が保有する顧客(もしくは見込み顧客)のリストをFacebook広告のターゲットとして広告を配信できるターゲット設定です。顧客のメールアドレス、電話番号、FacebookユーザーID(モバイルアプリからのみ)のいずれか1つのリストをCSVで作成し、広告マネージャなどにアップすることで、カスタムオーディエンスを作成できます。類似オーディエンス
類似オーディエンスは、Facebookページのフォロワーやすでに自社に興味をもっているターゲットに年齢、性別や趣味嗜好が近いユーザーにリーチできるターゲット設定です。広告への反応がいいことが想定できる層に広告を配信できます。ただし、ターゲット設定の際には類似オーディエンスの基準として最低でも100人は必要です。 関連記事: Facebook(フェイスブック)広告とは?種類・特徴・費用・効果まとめ!②広告セットを統合する、配信停止する
広告の内容によっては、ターゲットの見直しを行ってもどうしても重複を避けられない場合もあります。その際には広告自体の見直しをおすすめします。広告スコアの高いほうに統合し、低いほうは廃止することで効果的な配信が可能になります。4. まとめ
効果的な広告配信実現のためにも重複ターゲットの確認は忘れずに
Facebook広告は細かいターゲット設定が可能で、すでに自社に興味を持っている人はもちろん、新規の顧客獲得にも非常に有効な広告です。しかしターゲット設定をしっかりと行わず、常に似たようなターゲットに向けて配信を行っていると、その効果もどんどん落ちてしまいます。 せっかく作成した広告を無駄にすることのないよう、ターゲット設定は常にしっかりと行うこと、そして重複チェックも怠らないことが、効果的な広告配信を実現するための重要なポイントです。合わせて読みたい記事
