Facebook運用で絶対に知っておきたい『エッジランク』とは? 構成する4つの要素とは

2015/04/06

Facebookには、ページを運用するにあたって必ず知っておかなければならないFacebookの「ルール」があります。

それは、『エッジランク』と呼ばれる、Facebookのニュースフィードの仕組みについてです。

Twitterとは違い、Facebookではページを通して行う投稿はファン全員に届きません。これは、『エッジランク』と呼ばれるアルゴリズムによって、各ユーザーのニュースフィードに表示される投稿の優先順位が決められているからです。

企業ページ運用においては、多くの人にいかに届けるかを考える際に「エッジランク」は避けては通れない項目です。

今回の記事ではこのエッジランクを構成する4つの基本要素と2つの新要素の概要、そしてそれぞれの重要度についてお話ししてまいります。

■Facebookの「エッジランク」を構成する4つの基礎要素と2つの新要素

■1.4つの基礎要素

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1.Affinity Score(親密度)

ファン一人ひとりの投稿・ページに対する親密度を示します。それぞれのユーザーが沢山いいね!やコメントをしているページの投稿がその人に表示されやすくなる、と言われています。

2.Weight(重み)

投稿が獲得した「いいね!」「コメント」「シェア」といったアクションの総数(重み)を指します。要するに、人気の投稿ほど多くの人に表示される、という仕組みです。なお、コメントはいいね!よりも高得点として加算されます。

3.Time(時間経過)

記事が投稿されてから経過した時間を指します。つまり、最近の投稿ほど優先的に表示されやすいことになります。

4.Negative Feedback(ネガティブフィードバック)

投稿に対する否定的なアクション(投稿を隠す、など)を指します。これらが多く蓄積された投稿は、ファンに表示されにくくなります。

■2.2つの追加要素

また、これらの4つの基礎要素の他に、2つの追加要素が2013年に発表されました。

5.人気の記事が上にくる「Story Bumping」

いいね!やコメントなどを多く得ている投稿は、優先的に上に表示されやすいという仕組みです。「重み」によって表示された投稿の中に、さらに優先順位を付けたようなイメージですね。

6.最近の行動が影響する「Last Actor」

それぞれのユーザーが、最近いいね!やコメントなどのアクションを多く行っているページからの投稿が表示されやすくなる、というものです。「新密度」にさらに「最近」というタイミングの要素を加えた形になっています。

■エッジランクの算出方法と各要素の優先度

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エッジランクは、上でご紹介した4つの基本要素の掛け算で算出した数値が、表示優先度を決める数値となっていると言われています。

詳しい数値の数え方や各要素の重要度の違いについては明かされていませんが、最近のFacebookのニュースフィードの状態などから察するに、おそらく次のような順位になっているか可能性があります。

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「重み」が最も重要と見る理由はいくつかあります。

・ニュースフィードに並ぶ投稿は時系列よりも、多少古くてもアクションが多い投稿が上に表示されているケースが多く見受けられる

・最近特に「友達がいいね!している投稿」が流れてきやすいため、「投稿に付いたアクション」に重きを置いているのではないか

・投稿が「シェア」されると特にリーチが伸びやすい

とはいえ、投稿のタイミングや各ユーザーとの距離も重要なのは間違いないので、これらの要素を意識した運用が必要になってきますね。

以上、Facebook運用で絶対に知っておきたい『エッジランク』とは? 構成する4つの要素とはの紹介でした。

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この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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