【Instagram関連の調査まとめ】データからわかるユーザーの利用状況や企業アカウントの使い方
2017/10/12

- ■目次
- Instagramのユーザー数や利用状況に関するデータ
- Instagramユーザーの動向に関するデータ
- Instagramのインフルエンサーについてのデータ
- 企業のマーケティング活動×Instagram
- まとめ
1. Instagramのユーザー数や利用状況
世界全体のInstagramユーザー数と推移
Instagramユーザー数は、2010年のサービス開始から1年半で3000万人を突破しました。そこからSNS最大手のFacebook傘下となり、2013年には1億人を突破、2016年12月時点で6億人と急成長を遂げました。 さらに、そこからわずか4カ月後の2017年4月には7億人、さらに5カ月後の2017年9月には8億人と、これまででもっとも速いペースで、その規模を拡大し続けています。
引用:https://ja.newsroom.fb.com/news/2017/04/instagram_700m/
日本国内のInstagramユーザー数と推移

- 調査機関:ニールセン デジタル株式会社
- リリース日:2017年9月26日
- 調査対象者:18~60代以上の男女約6400万人


http://www.netratings.co.jp/news_release/2017/09/Newsrelease20170926.html
こちらはユーザーの内訳を表した図です。29歳以下の男性ユーザー回答者数が2016年時点で141万人だったものの2017年には219%まで(55%増)急伸したことも挙げられています。今や若年層の男性の間にも着実に普及しています。国内外の年齢別ユーザー数
こちらはラボ編集部が総務省のデータなどをまとめて作成したものです。日本国内における月間利用者数は、2016年12月の時点で、1,600万人。そのうち約6割が30代以下となっています。

Instagramの認知・利用に関する調査
- 調査機関:マイボイスコム株式会社
- リリース日:2017年5月30日
- 調査対象期間:2017年5月1日~2017年5月5日
- 調査対象者:20~50代以上の男女10,955名
日本国内アクティブユーザー数は全体の1割強
世界的にはユーザー数が億単位で増え続けているとはいえ、2017年5月時点で日本国内の利用者は全体の1割強という調査結果となっているようです。ただし、今回の調査対象者には10代は含まれておらず、全体の8割を40代以上、そのうち約6割(全体の約5割)を50代以上が占めるなど年齢層に偏りがあります。 2016年12月の時点で、日本国内ユーザー数が1,600万人と発表されていることや、10~20代などの若年層を中心に人気を集めていることから考えても、実際の利用率はもう少し多いのではないかと推測されます。40~50代など比較的高い年齢層の認知・利用状況
調査対象者の8割が40代以上の中高年層ですが、Instagramがどのようなものか知らない、または名前を聞いたことがある程度と答えた人は約半数に留まっています。
2. Instagramユーザーの動向
よく投稿するのは食べ物、参考にするのは美容情報。フォロワー増のためには世界観が重要―Instagram投稿・閲覧に関する調査
- 調査機関:エキサイト株式会社
- リリース日:2017年7月18日
- 調査対象期間:2017年6月23日~2017年6月29日
- 調査対象者:Instagramを利用している性232名 (~13歳:0.9%、14~17歳:15.5%、18~21歳:36.6%、22~24歳:28%、25歳~28歳:6.5%、28歳~:12.5%)
投稿する内容は「見た目」が基準
Instagramアクティブユーザーには若い女性が多く、写真共有アプリというだけあって「見た目のかわいさ」が重視される傾向にあります。 実際によく投稿する内容はスイーツなどの食べ物系が圧倒的に多く、もっとも人気の画像加工の雰囲気は、ピンク基調のふわふわした系統という結果になっています。 スイーツやカフェなどを選ぶ基準も、立地やコスパより味と見た目。つまりお店の内装やお料理が「インスタ映え」するかどうかが重要になります。アカウントをフォローする基準は「投稿の世界観」が好きかどうか

Instagramユーザーの女性の4人に1人が「インスタ専用カメラ」を所持―Instagramとカメラ・撮影に関する実態調査
- 調査機関:カシオ計算機株式会社
- リリース日:2017年7月21日
- 調査対象期間:2017年7月6日~2017年7月10日
- 調査対象者:10~40代の女性655名
20代女性ユーザーの7割に動画再生経験あり―Instagramにおける動画再生経験
- 調査機関:トレンダーズ株式会社
- リリース日:2017年7月26日
- 調査対象期間:2017年7月3日~2017年7月4日
- 調査対象者:20~30代の女性500名(Instagram を毎日閲覧する人)
Instagramユーザーの半数は投稿しない?―SNSを「見るだけで発信しない」層の実態調査
- 調査機関:トレンダーズ株式会社
- リリース日:2017年6月13日
- 調査対象期間:2017年4月21日~4月26日
- 調査対象者:20~30代女性1000名 (Instagram・Twitter・Facebookいずれかのアカウントを取得しており閲覧頻度週1回以上、発信頻度月1回以下の人)
「見る専クラスタ」がSNS投稿しない理由
トレンダーズ株式会社では、調査対象である「SNSで自ら発信はせず情報収集をメインとする人」を「見る専クラスタ」と定義しています。Instagramの見る専クラスタ比率は約半数の52%。発信に積極的でない理由として、「SNSでプライベートをさらすことに抵抗がある」「発信するほどの情報がない」という意見が多くありました。「見る専クラスタ」がInstagramに求める情報の種類
知人や有名人の近況など以外で日常的に収集されているのは、美容に関する情報や料理のための情報、お得に生活するための情報などが多いようです。
3. Instagramのインフルエンサーについて
インフルエンサーとはSNSなどで発信する情報によって世間に大きな影響を与える人のことです。近年はインフルエンサーマーケティングという、インフルエンサーを活用した宣伝活動を実施する企業が増えてきており、その媒体としてInstagramが注目されています。 Instagramで企業の依頼を受けて投稿する場合、企業とのタイアップ投稿である旨を明示することがルールとなっており、Instagram側もそういった表示がしやすいようにアップデートしています。
インフルエンサーマーケティングに参加するインスタグラマーの属性
- 調査機関:レモネード株式会社
- リリース日:2017年7月6日
- 調査対象期間:2016年8月22日~2017年7月6日
- 調査対象者:「INFLUENCER ONE※」に登録しているインスタグラマーのフォロワー ※レモネード株式会社のインフルエンサーマーケティングツール
Instagram上のスポンサード投稿が急増!推定2.4億円の市場規模に―Instagramにおけるスポンサード投稿数に関する調査
- 調査機関:THECOO株式会社
- リリース日:2017年4月18日
- 調査対象期間:2015年7月~2016年12月
- 調査対象者:日本国内のInstagram公開アカウント約3,000件
4. 企業のマーケティング活動×Instagram
企業アカウントフォロー状況や商品購入への影響とは―Instagramの企業アカウントに関するユーザー意識調査
- 調査機関:株式会社サイバー・バズ
- リリース日:2017年7月20日
- 調査対象期間: 2017年6月23日~2017年6月27日
- 調査対象者:10~60代女性(「Ripre※」会員登録者626名) ※株式会社サイバー・バズのソーシャルメディアインフルエンサーネットワークサービス
ユーザーに嫌われないPR動画動画のポイント―Instagramにおける企業のPR動画に関する調査
- 調査機関:トレンダーズ株式会社
- リリース日:2017年7月26日
- 調査対象期間:2017年7月3日~2017年7月4日
- 調査対象者:20~30代の女性500名(Instagram を毎日閲覧する人)
企業よりインフルエンサーからの発信に好感
PR動画発信に好感が持てるアカウントは、友人や有名人などの個人という意見が圧倒的に多くなっています。いかにも広告といった色が少なく、Instagram特有のおしゃれな雰囲気で、ふだんの投稿と世界観のずれがなければ、PR動画であっても受け入れてもらいすいようです。「いいな」と思った PR 動画

「見る専クラスタ」が企業・メディア公式アカウントの投稿に反応する時とは
- 調査機関:トレンダーズ株式会社
- リリース日:2017年6月13日
- 調査対象期間::2017年4月21日~4月26日
- 調査対象者::20~30代女性1000名 (Instagram・Twitter・Facebookいずれかのアカウントを取得しており閲覧頻度週1回以上、発信頻度月1回以下の人)