Facebookページのチェックインの基本の活用方法と非公式スポットを統合する方法
2017/10/05
Facebookのニュースフィードで「〇〇さんは××(お店・会社の名前)にいます」という表示を見たことはありませんか?また、企業やお店のFacebookページで、「チェックイン〇件」という項目を目にしたことはないでしょうか?
Facebook上にサービスやお店のページを作成して情報を発信するのは一般的なものとなりましたが、このFacebookページに付随するいろいろな機能の中でも、「チェックイン機能」は店舗のPRにとても有効です。今回の記事ではこの「チェックイン機能」についてご説明します。
- ■目次
- Facebookのチェックイン機能とは?
- 企業にとってのFacebookチェックイン機能のメリット
- Facebookチェックイン機能を有効にする方法
- 非公式のFacebookページにチェックインされてしまっている場合
- まとめ
1. Facebookのチェックイン機能とは?
Facebookのニュースフィードで、次のような投稿を見たことはありませんか?
Facebookには、特定のスポットにいる場合に自分の位置情報を投稿できる「チェックイン機能」があります。
チェックインする方法
ニュースフィードの一番上にある「今なにしてる?」をクリックすると出てくる選択肢の中から「チェックイン」を選択すると、GPS機能が有効であれば自動的に周辺のスポット情報が表示されます。
GPS機能を無効にしている、もしくはチェックインしたい場所が出てこない場合は、「場所」に会社やお店を入力する候補が表示されるので、自分がチェックインしたい場所を選択すれば、チェックイン情報をニュースフィードに投稿できます。
Facebookアプリでの操作はもっと簡単で、アプリの一番上にある「今何してる?」のすぐ下の「チェックイン」マークをタップすれば、自動的に周辺のチェックイン可能な場所が表示されますので、チェックインしたい場所をタップして投稿ボタンを押せば完了です。
2. 企業にとってのFacebookチェックイン機能のメリットとは?
Facebookページにユーザーがチェックインできるかどうかは、ページ管理者の設定によって変更できます。では、企業にとって「チェックイン機能」を有効にしておくメリットは何でしょうか?
一番のメリットは、やはり宣伝・集客効果でしょう。
ユーザーが自社・自店を訪れていると周知し、またその感想などをコメントすることで、ニュースフィードを見たユーザーの「友達」が興味を持つ、もしくは以前に来店していた場合はリピートのきっかけとなる可能性があります。
さらにチェックインスポットをFacebookページと連動させていた場合、興味を持ったユーザーが詳細情報を確認したり、ページに「いいね!」をしたりするなどのアクションも期待できます。
3. Facebookチェックイン機能を有効にする方法
「チェックイン機能」を有効にする方法を、詳しくご紹介します。
手順1:Facebookページのカバー写真の左下にある、「いいね」「フォローする」「シェア」の右の「…」から「ページ情報を編集」を選択します。
手順2:「情報を編集」画面をスクロールし、「住所」にて「住所がある」にチェックを入れ、自社・自店の住所を入力します。
GPSによる自動検出精度を上げるためにも、なるべく地図を拡大して実際の場所にピンが重なるように調節するといいでしょう。
手順3:地図の下にある「顧客がビジネスの所在地(住所)に来店する」にチェックを入れた上で「変更を保存」をクリックすれば完了です。
チェックイン機能が使えるFacebookページのカテゴリについて
ちなみに、チェックインができるFacebookページのカテゴリは現在「会社・団体」と「ローカルビジネス」に限られています。もしチェックインを有効化できないようであれば、カテゴリを変更しなければなりません。
カテゴリ変更は、「情報を編集」画面の一番上にある「カテゴリ」に文字を入力すると選択肢が出てきますので、その中から最適なものを選択することで追加・変更できます。
また、カテゴリは最大3つまで登録できますので、複数のサービスや商品を扱っているのであれば、ぜひ登録しておきましょう。
非公式のFacebookページ・スポットにチェックインされてしまっている場合
チェックインスポットを作成するにはFacebookページが必要となるため、通常であれば自社・自店のチェックインスポットがすでに作られているという事はあまりありません。
しかしながら、一般ユーザーが自分でチェックインするために先にスポットを作ってしまっており、自社のFacebookページの公式のスポットよりも先に作られたスポットに多くのチェックインが集まってしまうというケースも起きています。
このケースで問題なのは、チェックインをしようとした場所に対して複数の候補が出てきた場合、ユーザーがチェックイン数の多い方を正規のスポットと誤認してしまい、非公式のチェックポイントにばかりチェックイン数が増えてしまうという状況です。
このような状況に陥った場合の対策方法をご紹介します。
非公式のFacebookページを統合する
まずは非公式スポットを開き、カバー写真の右下に表示されている「このスポットのオーナーの方」というリンクをクリックします。
そうすると「(スポットの)オーナー申請」の画面が出てきます。
ここで取れる対応方法は2つあり、1つ目はFacebook認定済みの公式Facebookページにこのスポットを統合する方法です。
もう1つは電話確認か書類提出という手順を踏んで、このスポットのオーナーになることです。
スポットのオーナーになる場合は、「公共料金領収書」「営業免許」「納税証明書」「会社設立契約書」といった公的証明書のスキャンや写真をアップロードし、Facebookに申請して承認される必要があります。
認証マークを取得する(補足)
このような方法で非公式ページやスポットを統合したとしても、また今後別の非公式スポットが発生しないとも限りません。
そんな時のために、自分のFacebookページが公式のものであると証明するための認証マークを取得しておけば、常に上位に優先表示されるようになります。ユーザーが非公式ページへチェックインすることを回避できるでしょう。
4. まとめ
事業者の情報発信の場として有効なFacebookページですが、チェックイン機能を有効にすることでより効率的な広告・集客効果が期待できます。
その利点を最大限活用するためにも、非公式ページや非公式チェックインスポットができていないか確認しなければなりません。なぜならユーザーを正しく自社・自店のFacebookページに誘導できなければ、どんなにいい情報を発信しても空振りに終わってしまうからです。
認証マークを取得したり、スポットをメンテナンスするという多少の手間をかけてでも、ユーザーが公式ページに確実にチェックインできるように対策することで、Facebookページの情報発信も一層効果的なものになります。