LINE@でも利用可能に! LINEリッチメニューの効果と企業活用事例5選
2017/12/04

- ■目次
- LINEのリッチメニューとは
- LINEのリッチメニューの魅力
- LINEアカウントでリッチメニューを設定する方法
- 企業のリッチメニュー活用事例
- まとめ
1. LINEのリッチメニューとは
LINEリッチメニューとは、トーク画面の下部エリアに表示されるアカウントごとの独自メニューです。 トーク画面に入ったユーザーは必ずリッチメニューを目にすることになるため、企業がアピールしたい情報を効率的に伝えられます。写真などのビジュアルも使用できインパクトがある表現も可能です。
2. LINEのリッチメニューの魅力
LINEリッチメニューを使うことで、お得な情報や活用してもらいたい機能などをわかりやすくアピールできます。メニューに表示されているとワンタップでリンク先に飛べたり、アカウントに話しかけられたりするので、ユーザーにとっての手間が少なく導線もスムーズです。 トーク画面に固定表示できるため、キャンペーンのアピールとしても効果的で、トークのように流れていってしまうこともありません。LINEアカウントでリッチメニューを設定する方法
LINE@の無料プランではリッチメニューは使えない
LINEリッチメニューを設定できるのは、LINE@のベーシックプラン以上のアカウントです。LINE@の無料プランでは設定することができません。 ベーシックプランとは、月額5,400円(税込)の有料プランです。ターゲットリーチ数5,000人以内は無制限でタイムラインの投稿や配信が可能なほか、リッチメニューや画像とテキストを組み合わせたリッチメッセージ機能が利用できます。 リッチメッセージを使いたい場合、ベーシックプラン以上のプランを利用しましょう。LINE@の管理画面からリッチメニューを設定する手順
LINEが公式に提供しているLINE@マニュアルに、画像つきで手順が紹介されています。設定の際はこちらを参考にしてください。 リッチメニューの作成(「ベーシック」プラン以上のみ利用可能) : LINE@マニュアル | ラインアットの使い方3. 企業のリッチメニュー活用事例5選
今回はLINE@ではなく、LINE公式アカウントの先進事例をご紹介します。事例1:亀田製菓(LINE ID:@kameda)
ハッピーターンや柿の種で有名な大手米菓メーカーの亀田製菓では、LINEアカウントで新商品情報やキャンペーン情報などを配信しています。 同社の新旧どちらの商品ラインナップが好みかを投票する企画では、画像を使ったリッチメッセージとともに、リッチメニューにキャンペーンページへのリンクを設定し、画面全体で参加を促しました。
事例2:SEIYU(LINE ID: @seiyu)
小売りチェーンの西友では、LINEアカウントで商品紹介や旬の情報などを配信しています。 同社が販売する「国産うなぎ長焼き」のPRとして土用の丑の日に合わせて実施したのが、動画とリッチメニューを組み合わせたプロモーションです。うなぎの写真とともに値段を伏せた価格表を見せてユーザーの興味をひきつつ、メニューをタップすると「どうせお高いんでしょ?」と自動入力された後にCM動画が流れて値段の答え合わせができるしくみになっています。
事例3:ケンタッキーフライドチキン(LINE ID: #kfcjp)
ファストフードチェーンのケンタッキーフライドチキンでは、LINEアカウントでLINE限定情報や割引クーポンを配信しています。 新商品プロモーションでは、リッチメッセージとリッチメニューを連動させ、大きな一枚の画像に見立てて配信。画面いっぱいに画像が表示されるインパクトに商品のシズル感も相まって、より視覚に訴えかけるクリエイティブに仕上がっています。
事例4:コカ・コーラ(@cocacolajapan)
大手飲料メーカーのコカ・コーラでは、LINEアカウントで新商品やキャンペーン情報を配信しています。 爽健美茶で実施した「爽健美音キャンペーン」は、対象商品についているコードを入力すると楽曲を受け取れるというもの。LINE上ではキャンペーン告知を目的として、4種類から選べるリッチメニューを用意し、タップすると各ページに遷移して音楽が聴けるようにしました。
事例5:ANNA SUI COSMETICS(LINE ID:@annasuicosmetics)
ファッションブランドのアナスイが手掛けるコスメブランド「アナスイコスメティクス」では、アンケートやクーポン配布などにLINEアカウントを利用しています。 ご紹介するのは、リッチメニューを来店促進目的で活用している事例です。リアル店舗にあるQRコードをスマホでスキャンするとポイントがたまることをPR。ショップリストページへのリンクも併せて設置して、最寄りの店舗を探せるようにしています。