ビジネスSNSで大幅なリード創出に貢献。「ビジネスにおける出会いの価値」を最大化するEightの戦略に迫る
2018/02/27

- ■目次
- プロフィール
- Eight「企業ページ」機能の現状
- 名刺情報をターゲティング機能に活用
- 500万ユーザーを目指すEightのこれから
1. プロフィール
安藤琢哉 氏:Sansan株式会社 Eight事業部 ビジネスディベロップメント担当
2. Eight「企業ページ」機能の現状
登録企業数の増加と機能面の強化
大久保:昨年の取材から4〜5ヶ月、どのような変化がありましたでしょうか? 安藤氏(以下、敬称略):まず企業ページの登録企業数でいうと、前回取材時の2,000社から現在は3,000社まで伸びています。この数字は、企業ページの訴求広告などは特に行っておらず、純粋な自然増加の数で、ユーザー様のニーズが多くあったことが伺えます。 企業ページの運用と平行して、Eightそのものの機能面の強化も進めました。よりたくさんのユーザー様に使っていただくために、ユーザー様の声を拾い上げて、それに合わせた機能拡張を実施。その結果Eightユーザーの名刺を、各社員の承諾のもと社内で共有できる「企業向けプレミアム」という新機能も生まれています。採用活動やブランディングで
大久保:「企業ページ」機能は具体的に、どのように活用されているのでしょうか? 安藤:採用活動やブランディングで使われているケースが多いです。たとえば、あるIT系ベンダー企業では、自社のサービス紹介だけでなく、オウンドメディアで発信している記事などをシェアすることで、フォロワーを獲得していました。 大久保:導入されている3,000社はどういった業種の企業が多いのでしょうか? 安藤:業種としてはIT系が特に多く、BtoBの商材を扱う企業が比較的多いです。 BtoCのお客様でも、企業としての活動、企業のニュースを発信しているケースが多く、商品自体を推している企業はあまりありません。まれに商品にまつわる話をする場合も、単純に製品のことだけを発信するのではなく、周りのストーリーを含めて発信されている企業が多い。製品を販売する場というよりはビジネスのコミュニケーションの場として機能している印象があります。3.名刺情報をターゲティング機能に活用

Eight Adsとは
大久保:企業ページと共に発表されたEight Adsについても教えてください。どのような特徴があるのでしょうか? 安藤: Eight AdsはBtoBの分野に強みを持った広告商品です。その背景には、「広告でも最適な人に届けばソリューションになりうる」という我々の思想があります。 その特徴は大きく2つ。1つ目は、ビジネスマッチングを促進する「ターゲティング機能」です。この機能では、ユーザーが登録した名刺情報を、帝国データバンクさんのデータベースに連携。プロフィール情報と企業情報を併せて、ターゲティングができるというものです。
▲フィードからスムーズに申込までいける、リードジェネレーションオプション機能
2つ目は、登録された名刺情報を使って簡単に申し込みできるようにする「リードジェネレーションオプション」機能です。ユーザーは気になる広告があれば、プロフィール情報を連携して申し込むことができるので、手間がかからずコンバージョンレートが上げやすい。一般的にBtoBの広告資料ではダウンロード率1%程度が相場ですが、通常弊社だと2%、このリードジェネレーションを使うとさらに2倍に。相性のいい広告だと、10倍まで上がった事例もありました。 大久保:現在Eightに出稿している企業の規模は、どういったところが多いのでしょうか? 安藤:規模でいうと、大企業からスタートアップまで、幅広い企業規模の広告主様にご活用いただいています。大手の外資系システム会社から、営業工数をかけないで受注できる市場を開拓したいというニーズをいただくこともあります。Eight Adsならではの強みとは
大久保:先ほどお話しいただいたターゲティング機能について、どんな魅力を感じられる企業が多いですか? 安藤:「企業規模、部署、役職」のターゲティングができる点ですね。企業規模をターゲティングすることで事業戦略上のターゲットを定めたり、部署・役職をターゲティングすることで決定率を上げたりできる。そこに魅力を感じていただくことが多いです。 最近ではエンタープライズ向けには営業マンが提案活動し、小規模〜中堅の事業者はデジタルマーケティングを使って営業マンのリソースを使わず受注を伸ばすといった戦略を取られている企業様が多く、企業規模でのセグメンテーションをオーダーされる事が多いです。 他にも、ベンチャー企業に、コーポレートカードや業務効率を上げるツールの訴求をしたいというニーズもあります。細やかなターゲティングがあるからこそできる提案があるのはまさに、Eight Adsの強みですね。4.500万ユーザーを目指すEightのこれから

この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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