「LINE Biz-Solutions Day 2019」をレポート! LINEのビジネス活用と今後の展望
2019/02/25

- ■目次
- 2018年の振り返りと「リデザイン」の概要
- 「リデザイン」がもたらした影響
- フルファネルマーケティング事例
- LINE Ads Platform事例
- 店舗販促のデジタル化
- これからのLINE事業戦略
- まとめ
1. 2018年の振り返りと「リデザイン」の概要

2018年の振り返り
2018年は多くのチャレンジができたと総評し、以下のサービスについて具体的に言及していました。
- LINE Sales Promotionの稼働
- 広告メニュー「CPF」の提供
- 広告メニュー「リエンゲージメント」の提供
- 広告メニュー「LINE Dynamic Ads」の提供
- 通知メッセージ機能の向上

- LINE Sales Promotionの稼働
- クリスマス福袋をはじめとするサービスラインナップを拡充した
- LINE Dynamic Adsの導入実績
- CVR:450%
- CTR:730%
リデザインの概要
リデザインの目的や特徴については以下について言及していました。- リデザインの目的
- アカウントの統合することで、今後の機能開発・新商品の開発スピードを高める
- ユーザーデータを整え、企業がユーザーに合わせたコミュニケーションを可能にする
- リデザインの特徴
- 利用費用が安価になった故に企業がターゲットニーズに合わせてブランドごとのアカウントを持ちやすくなった
- これまでは月額固定費だったものがフレキシブルな料金体系に変わり、シーズナブルな予算配分が可能になった
- 公式アカウントは約600アカウント
- LINE@を含めると37万アカウント

- トーク面の最上部をはじめとする広告配信面の拡大
- 中小企業への企業支援の強化
- LINE sales promotionの本格稼働
2. 「リデザイン」がもたらした影響

リデザインの要点
リデザインによって変わったことを3点にまとめていました。
- アカウント料金の変更
- 1.5万円/月
- 従量課金
- アカウントの統一
- すべてLINE公式アカウント
- ターゲティング配信強化
- 1to1のコミュニケーション強化
導入の背景
花王さんの場合

サッポロビールさんの場合

3. フルファネルマーケティング事例

ロクシタンさんの場合
開設は2013年で、認知からリピーター獲得までの全てのファネルでLINEを活用されていました。活用方法としては、- 会員登録の際に限定スタンプを送付して新規顧客の獲得
- リピート集客や6ヶ月未来店へのユーザーへのフォロー、クロスセル販売で別商品の販促活動など様々な目的に合わせてメッセージ配信

TBCさんの場合
開設は2015年で新規顧客への認知から体験コースの獲得までをLAPをメインとして活用しているようです。
- MAU数の多さ
- 獲得ボリュームをコントロール
- 季節変動が少ない
4. LINE Ads Platform事例

施策概要
これまで認知獲得はTVCMをメインで行なってきたようですが、ネットの普及によりユーザーとのタッチポイントが増えており、実際にネット申込が全体の7割を占めているため、より大きな面でリーチを取りに行く必要があると感じていたようです。 その中でLINE社との取り組みで「リーチアンドフリークエンシー」という広告メニューを活用して、以下を目的としてTVCMと同タイミングの8,9月に広告を出稿したようです。- ①TVCMとのユーザー重複
- ②ユーザーのリフト値の調査
実績
注目したいのが以下の実績です。
- TVCMとLINEとの接触ユーザー重複:4.6%
- 年代別にみるとアイフルさんのターゲットである20代のユーザーはLINEのみで接触した割合が多い
- 単発の出稿だけではユーザーに覚えてもらえない
- ポジティブな反応をしたユーザーは利用移行が増える
5. 店舗販促のデジタル化

LINE Sales Promotionとは

ローソンさんとの取り組み
LINE社はこの取り組みをローソンさんと行なっており、LINEサンプリングとLINEチェックインについて導入した結果の言及がありました。注目は以下です。
-
- 当選者から実際に来店したのは約7割
- そのユーザーがついで買いをしており、売り上げに貢献している
- LINEチェックインの施策によってアカウントのブロック率が大幅に改善している
6. これからのLINE事業戦略

最新のユーザー数

- MAU:7900万人
- DAU:MAUの85%
LINEの成長戦略

Fintech

コマース

AI

7. まとめ
