画像を「集める」ソーシャルメディア Pinterestを企業はどう使えばいいのか?

2015/04/17

ネットで見つけた画像を、自分のボードに貼りつけて(ピン)コレクションできるPinterest。他の人がコレクションした画像を自分のボードに貼りつける(リピン)こともできる画像共有SNSです。 画像に特化したSNSといえばInstagramを思い出しますが、この2つは大きく異なります。 ユーザーがInstagramでアップするのは、基本的に自分で撮影した写真ですが、Pinterestは自分の写真だけでなく、他のサイトなどで見つけた画像もコレクションとして集めるできる場です。 ではそんなPinterestを企業はどのように使えばいいのでしょうか? うまく活用している企業アカウントから、そのヒントを探っていきましょう。

■ソーシャル機能付きの電子カタログとして使う

やはり画像に特化したPinterestは、アパレルブランドとの相性は抜群です。 001 出典:https://www.pinterest.com/uniqlo/ UNIQULOさんは、衣服のテーマやシリーズごとにジャンル分けして表示することで、完全にPinterestのアカウント自体が1つの電子カタログになるように利用しています。 それぞれの商品画像に自社サイトのECページへのリンクを貼ることで、流入やコンバージョンも期待できます。

■ユーザー参加型のページはハッシュタグを使う

旅行会社のH.I.S Japanさんも、効果的なPinterestアカウント運用をしています。 002 出典:https://www.pinterest.com/hisjapan/ 世界各国の写真が地域ごとにカテゴリー分けされ、見ごたえのあるアルバムのようになっています。 H.I.S. Japanが旅行プランと紐づけて投稿している写真だけでなく、例えば「#his_orange」といったハッシュタグを使って、ユーザーから投稿を募っているページもあります。 003 出典:https://www.pinterest.com/hisjapan/his_orange/ このような形で、Pinterestでもユーザー参加型のページを作ることができます。

■動画もピンできる

Sony Musicさんのアカウントには、アーティストの写真だけでなくミュージックビデオのYouTubeリンクを集めたカテゴリーがあります。 004 出典:https://www.pinterest.com/sonymusic/ Pinterestでは画像だけでなく動画もコレクションにできるので、アカウントのコンテンツを充実させることができます。

■まとめ

Pinterestの活用事例から、企業がうまく利用するためのコツを探ってきました。今回ご紹介したのは次の3点:

1.電子カタログとしてカテゴリー分けをして、ECサイトとリンクさせる

2.ハッシュタグを使ってファン参加型のコンテンツを作る 3.動画もコレクションする 今回はPinterestアカウント全体の見せ方を中心にご紹介しましたが、最終的に重要になってくるのは画像そのものの質でもあるので、画像や動画に自信のある企業はぜひ挑戦してみてください。

この記事を書いた人:ソーシャルメディアラボ編集部

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