9月の主要SNSニュースまとめ!InstagramとIGTVにて、投稿スケジューリング機能が導入!
2019/10/07

- ■目次
- LINE
1. Facebook
欧州では動画コンテンツに注力。「Facebook Watch」12番組に資金援助
2019年9月、Facebookはドイツ、フランス、スウェーデンにおいて12つのFacebook Watch新番組に資金を投入することを発表しました。 番組のおもなカテゴリーはニュース。新パートナーの某パブリッシャー幹部は「我々は彼らに文句ばかり言い、彼らはまったく理解していなかった。だがいまは、互いに理解し合おうと努めている」と述べています。 。 Facebook Watchとはアプリ内の動画配信サービスのことで、Facebook社が支援金を用意してコンテンツ制作することもあります。 フェイクニュースの拡散を助長したと言われる同プラットフォームは、配信コンテンツの質を高めるために欧州メデイアのニュース情報を獲得しようとしており、今回の資金援助が欧州のニュース配信者との関係性構築にも役立つと考えられます。 また、Facebook社は欧州のユーザーに対して、魅力的なニュースコンテンツを提供することができ、滞在時間を増やせられれば広告収益の拡大も見込めるという側面も考えられます。 参考: https://digiday.jp/platforms/were-trying-to-understand-each-other-facebook-funds-12-more-watch-shows-in-europe/出会い系の関連アプリ「Facebook Dating」が米国でスタート
2019年9月、Facebookは出会い系サービスを全米で開始しました。同社が保有するユーザーの個人データを利用して分析、適切なマッチングを提案します。 Instagramの投稿を出会い用のプロフィールに組み入れたり、Facebookの友達やInstagramのフォロワーを「Secret Crush」(秘密のパーティ)リストに追加できるようになっています。 Facebookはミッション変更後、ユーザー同士の繋がりを重要視しています。この出会い系の機能はFacebook社の新しいミッションを体現したサービスともいえます。 本機能はもともとFacebookの強みであるユーザーデータが活用されます。ユーザーの興味関心、Facebook上での行動をもとに、従来のFacebookが注力していなかった家族や友人以外の人との出会いや繋がりが提供されることになります。 ただし、今のところ広告枠を含めて企業活用の可能性は断言できません。 参考: https://jp.techcrunch.com/2019/09/07/2019-09-05-facebook-dating-launches-in-the-u-s-adds-instagram-integration/利用者とインタラクティブに対話できる3つの新しい広告フォーマットが誕生

Instagramに続いて! 「いいね」の表示終了を検討、テストを開始
2019年9月3日(米国時間)、Facebook社は運営する交流サイト「Facebook」で、利用者の投稿への支持を示す「いいね」の件数表示をやめることを検討していると明らかにし、テストも開始されています。 件数表示がなくなることで画像、動画、コメントへの承認を勝ち取らなければならないという利用者のプレッシャーが和らぎ、純粋に投稿の内容に関心が向く可能性があります。 「いいね」数の非表示テストはInstagramでも行われていますが(後述)、Facebookでもオーストラリアにて同様の内容で行われています。Instagramではテスト対象の国が増えているので、Facebookでも随時広がっていく可能性があります。 ユーザーは投稿されたコンテンツに対して他者の評価に左右されずに評価ができるようになるので、純粋に自分が良いと思う投稿を「いいね」するようになります。 またFacebook社は「『いいね』の数を取り除くことはメンタルヘルスや幸福度に良い影響を与える、という専門家の提言によって新仕様の試験導入を決定しました」と語っているようで、メンタルヘルスに与える影響についても向き合っています。 参考: https://gigazine.net/news/20190927-facebook-test-hide-number-of-likes/ https://www.gizmodo.jp/2019/09/facebook-like-disappear.html2. Twitter
新機能「リプライ非表示」を日米でテスト開始
2019年9月19日、Twitterはリプライ非表示機能を、日本と米国で試験的に導入しました。 「ユーザーが会話をよりよく管理ができる」ことを目標とする根本的な改革の一環です。 7月初旬にカナダでテストを開始、良い傾向が見られたため、より大きな市場である日本と米国に拡大されました。自分のツイートのリプライが「無関係、攻撃的もしくは意味不明」の場合、非表示にできます。 この非表示機能の導入の背景には、Twitter社が会話の健全性を向上させると考えている点が挙げられます。投稿者の判断でリプライを非表示にすることができるので、ツイートに関係ある会話のみにフォーカスして会話できます。 しかし非表示にした内容は他のユーザーがクリックひとつで見ることができるため、完全に隠しきれるわけではありません。非表示にする内容によっては「言い逃れ」や「炎上隠し」といった批判の対象になる可能性があるので、企業としてはどのような投稿を非表示にするのか基準を設計する必要がありそうです。 参考: https://realsound.jp/tech/2019/09/post-420564.html jp.techcrunch.com/2019/09/20/2019-09-19-twitter-launches-its-controversial-hide-replies-feature-in-the-u-s-and-japan/プロフィール欄が改行可能に。しかし改行の表示はパソコン版のみ
2019年9月、Twitterではプロフィール欄入力時に「改行」が可能になりました。 「Shift+Enter」が使えるようになったことで、プロフィールがかなり見やすく編集できるようになりました。 2019年9月4日付けで、テック好きなOwen Williams氏も、「改行」についてツイートしています。 今まではプロフィール欄は改行ができなかったため、空欄や「/」を使うなど記号や絵文字などで読みやすくする工夫が必要でした。今回のアップデートにより、プロフィールの作成の手間がその意味で一部軽減します。ただし改行が反映されるのは今のところブラウザ版(パソコンの画面)のみになっています。 この機会に、一度設定したプロフィール文を長い間変更していなかった企業は改めて編集してみるのをおすすめします。例えば期間限定のキャンペーン情報などの記載が改行のおかげでしやすくなったので、活用の余地が広がったと言えます。 参考: https://news.nicovideo.jp/watch/nw5946399twitter finally actually allows linebreaks in bios again! pic.twitter.com/90ZgK55YNz
— Owen Williams ⚡ (@ow) September 4, 2019
3. Instagram
InstagramとIGTVにて、投稿スケジューリング機能が導入
2019年9月16日(米国時間)、FacebookはIBC(国際放送会議)でビデオクリエーターとパブリッシャー向けに新機能を発表しました。 ライブビデオのブロードキャスト機能であるWatch Party(ウォッチパーティ)、Creator Studio(クリエイタースタジオ、さらにパブリッシャーとクリエイターが、InstagramのフィードとIGTVのコンテンツを、スケジューリングして公開できるようになるそうです。 今までInstagramでは投稿の予約ができず、運用担当者の頭を悩ませていましたが、今回の発表で待望の予約機能が導入されることになります。 予約できる期間は最長6ヶ月で、報道によれば近いうちに下書きと編集も行えるようになるとのことです。ただしブラウザ上で予約可能かどうかは未だ定かではありません。 Instagramを運用している企業の担当者にとっては、投稿時間にスタンバイしたり、入稿作業したりする必要がなくなり、投稿の作り置きや事前準備が行えるので効率的になりました。 参考: https://jp.techcrunch.com/2019/09/17/2019-09-16-facebook-rolls-out-new-video-tools-plus-instagram-and-igtv-scheduling-feature/?fbclid=IwAR3mfdFE5WmRSs1VcMGR6-hY44Goq56MiYaSEdeDpIWyLIxJ1AdPeohY7zg「いいね」数の表示が消えるテストが日本でも開始。そのわけは?
2019年9月、Instagramが一部のユーザーを対象に、「いいね」の数を非表示にするテストを実施中です。 「どれだけ多くのいいねを獲得したのではなく、シェアした写真や動画を見てほしい」という趣旨で、「いいね」ほしさに過激になる投稿を抑えるためです。 自分が投稿した写真に付いた「いいね」の数を確認することはできます。 今年7月に試験的に導入された「いいね」数の非表示機能ですが、9月に入ってから日本国内でも対象ユーザーが広がっているようです。(編集部調べ) 今まで「いいね」の数は投稿を評価する材料として広く使われていましたが、一部のユーザーがより多くの「いいね」を獲得するためにマナー違反な投稿をしたり、話題性を求めて身を危険にさらす投稿をする人など問題視されていました。 この機能の導入で、コンテンツを閲覧するユーザーは他者評価に左右されずに投稿を評価でき、純粋に良いと思うものに「いいね」するようになると考えられます。そのため、従来以上にコンテンツ自体の質が重要になると言えます。 参考: https://www.facebook.com/InstagramEnglish/posts/2633879013312804 https://otona-life.com/2019/09/03/20126/4. Pinterest
画像検索からECサイト誘導を行う機能をアップグレード

5. LINE
中小企業のマーケティングを変えるLINEの法人向けサービスを展開
