Twitterで話題沸騰! 業界別・企業のエイプリルフールネタ10選【2020年版】

2020/03/19


Twitterでは毎年4月1日になると各企業渾身のネタが数多く投稿されます。特設サイトを作ったり、動画や画像を入念に準備する企業も少なくありません。


TwitterはSNSの中でも特に拡散力が高く、成功すれば企業のブランド向上や広告宣伝につながります。今回は、過去に話題となったエイプリルフール投稿、特にリツイートやいいね!の数が多く、反響の大きかったものを業種別にご紹介します。


    ■目次


  1. 食品、外食業界の事例

  2. 芸能、エンタメ業界の事例

  3. スポーツ業界の事例

  4. 文房具業界の事例

  5. その他の業界の事例

  6. エイプリルフールツイートのポイント4つ

  7. まとめ


1. 食品、外食業界の事例


事例1:パインアメ


 




パインアメでおなじみ、パイン株式会社公式アカウントによる投稿です。輪切りにする前のパインアメを販売するという内容で、リツイートは8,000以上、17,000以上のいいねを獲得しました。「切る前の長~いパインアメ」と書かれたパッケージ画像付きで、まるで本当に店頭に置いてありそうです。


この投稿には「普通にほしい!」「本当に発売して!」との要望が最も多く寄せられました。また、パインアメはフエラムネと同じ形状なのに吹いても音がならないと言われていますが、このネタを知っている人は思わずクスッと笑ってしまいそうですね。


事例2:ケンタッキーフライドチキン


 




ケンタッキーフライドチキンの「骨だけケンタッキー」の投稿。短時間で多くリツイートされ、27,000のリツイートと38,000のいいねを獲得しました。ホームページのメニューには単品とバーレルそれぞれが記載され、手の込んだ作りとなっています(現在、ページは削除されています)。



制作秘話として、代わる代わるチキンを頬張る社員の方たちの姿と「お肉はスタッフが美味しくいただきました。※これは本当。」とユーモアたっぷりの投稿が続きました。返信もこの内容に便乗したネタが多く見られました。


2. 芸能、エンタメ業界の事例


事例3:星のカービィ


 




「星のカービィ」公式アカウントです。「星のカービィが四角になります!」という可愛らしい投稿で39,000リツイート、73,000のいいねを獲得しました。アイコンまで変更し、ロゴを星形から四角に変更する細部へのこだわりが反響を集めました。





リンク先からバナーをクリックすると「ドッキリ!」の文字と一緒にキャラクターが現れます。



最後には「今日はエイプリルフールです。まんまるピンクのカービィはこれまで通り変わりませんので、どうぞご安心ください。」とタネ明かしがされています。


事例4:劇団四季


 




4,100リツイート、5,700いいねを獲得した劇団四季のエイプリルフール投稿です。 海中でのミュージカル上演、という目を疑うようなネタでしたが、劇団四季のクオリティの高さとイメージが合致するためか、思わず信じてしまう人も多かったようです。



「劇団四季ならほんとにできてしまいそう」「やられたーー!」という声が寄せられました。普通は難しそうなことでも、あの劇団四季なら本当に実現してしまうのでは?と思わせる仕掛けが見事な例でした。


3. スポーツ業界の事例


事例5:川崎フロンターレ


 




Jリーグの川崎フロンターレの投稿は「中村憲剛選手が総合格闘技へ移籍!」というものでした。画像には「ハンドも使うよ。」など笑えるポイントも随所にあり、3,000リツイート、8,300いいねを獲得しました。とはいえ、普段から遊び心のある投稿でフォロワーを楽しませているようです。



「騙された!」という反応よりも、中村選手の金髪姿への反応が目立つなど、ファンやサポーターとの距離の近さが感じられました。


事例6:滋賀レイクスターズ


 




滋賀県拠点のプロバスケットボールチーム、滋賀レイクスターズの投稿は「京都の皆さま 琵琶湖の水、止めました。」というインパクトある書き出しが印象的です。地域密着型球団の実現をミッションに掲げ、エイプリルフールネタもさすがローカル感にあふれています。





ハッシュタグの「#琵琶湖の水止めたろか」は、滋賀県民の大阪や京都への対抗心をあらわす鉄板せりふなので、サポーター同士のコミュニケーションが生まれるきっかけにもなりそうです。「琶湖の水止めました」記念グッズは残念ながらネタでしたが、オフィシャルグッズの宣伝には一役買ってくれたかもしれません。


4. 文房具業界の事例


事例7:キングジム


 




文房具メーカーのキングジムは4月1日0時ちょうどの投稿でした。周到に準備された様子が伝わってきて、見た人からも「さすが」という声があがりました。



動画の最後、オチ部分でカメラが揺れるという少し昔っぽい細かい演出にも反響がありました。「テープやカートリッジの無駄遣いでは?」という否定的な反応も一部見られましたが、多くは好意的な反応で10,000リツイート、16,000いいねの反響がありました。


事例8:サクラクレパス


 




サクラクレパスは斬新な「クレパス自販機」の投稿です。いいねで体験会に応募できるという一文もあってか、14,000リツイートと46,000ものいいねを集めました。飲料の自動販売機のように、暖色には「あったか~い」、寒色には「つめた~い」の表示、続けて専用ICカードも用意との投稿が続き、細部までこだわって作られています。





「自販機ならクレパスがいつでも手に入る」「空き箱も必要」というネタで返すツイートや、幼稚園や小学生の子を持つ親からは、クレパスはよく使う色がすぐなくなりがちなのでぜひ商品化してほしいという要望も寄せられています。フォロワーに本当にあったらいいな、と思わせてくれるアイディアが素晴らしい例でした。


5. その他の業界の事例


事例9:お買いものパンダ


 




楽天お買い物パンダの公式アカウントです。パンダがナマケモノになる、というシンプルな投稿ですが12,000のいいねを獲得しました。キャラクターの公式アカウントなので、エイプリルフールネタの面白さよりもかわいさを前面に出したのが成功の秘訣かもしれません。




コメント欄には「かわいい」「元に戻って」など温かい反応がたくさん寄せられました。リプライ欄にはお買い物パンダをアイコンにしているユーザーが並んでいることからも、キャラクターのファンが多いことがうかがえます。


事例10:りそにゃ


 




りそなグループの人気ゆるキャラ「りそにゃ」公式アカウントの投稿は、2019年の新元号発表に絡めたネタでした。新年号「猫二(ねこにゃん)」を掲げるりそにゃの姿に「かわいい!」と多くの反響がありました。



この日はほかにも多くの企業や個人がハッシュタグ「#新元号」をつけて改元ネタを投稿していますが、うまく時事ネタを取り入れることで投稿が拡散されやすくなり、キャラクターや企業の認知度アップにつなげることができます。


6. エイプリルフールツイートのポイント4つ



このように季節ネタに便乗し話題になるツイートには、ある程度の準備が必要です。


とはいえ、せっかく時間と労力をかけるのですから、見た人がポジティブに受け止め、拡散したくなるような投稿にしたいものです。「なんだ~エイプリルフールか!」「そんなわけあるか!」「よく思いついたな!」と、見た人が思わずつぶやいてしまうような投稿を目指しましょう。そのポイントを以下4つにまとめました。


ひねりすぎず、ぱっと見て理解できるウソにする


できるだけセンスのいい、ひねりを利かせたウソを考えたくなるものですが、理解しにくいものよりは、わかりやすいウソのほうが好ましいです。ウソ自体は単純でも、クリエイティブを作り込むことなどで、十分に反応は得られます。


一般的には、すぐエイプリルフールとわかるような単純なウソのほうがいいですが、もしコアなファンが多ければ、あえて少し理解しにくいネタにするのもおもしろいかもしれません。ユーザーによってウソの程度を調整してみてください。


画像や動画など、ひと目でわかるクリエイティブを用意


ついたウソの内容をひと目で理解できるような画像や動画は、必ず用意しましょう。エイプリルフール用のWebページを作成する場合、サムネイルをエイプリルフール仕様にするのでも代用可能です。


ただし、リンク先に飛ばないと内容がわからないのはさけたほうがいいでしょう。Twitter内でネタを完結させたほうがユーザーも拡散しやすいからです。


ハッシュタグで、エイプリルフールネタであることを明示


エイプリルフールのハッシュタグは必ずつけます。これによりハッシュタグ経由で見てもらえる人が増え、拡散されやすくなります。


見つけたら嬉しい細かいこだわりやツッコミポイントを作る


サクラクレパスの投稿で言う寒色と暖色の「あったか~い」「つめた~い」や、滋賀レイクスターズのクエスチョンが実は琵琶湖の形、など見つけたら思わず返信したくなるような仕掛けを作りましょう。


気づいたユーザーは人に共有したくなるので、返信や引用リツイートなどの拡散に繋がります。


7. まとめ


企業が様々に工夫を凝らすエイプリルフール投稿の例を見てきました。どれもユーザーを楽しませるウソで、好意的な反応を得ています。


上記の4つのポイントを踏まえ、次回のエイプリルフールには、見た人がついツッコミたくなったり、楽しくなったりするような、エイプリルフール投稿を考えてみてはいかがでしょうか。