Twitterキャンペーンを行う際に注意すべき規約は?
2017/10/19
Answer
A:以下でTwitterキャンペーンを実施するにあたって理解しておくべきルールや規約を解説します。
■目次
- Twitterの「キャンペーンの実施についてのガイドライン」
- Twitterルール
- Twitter検索のルールと留意点
Twitterの「キャンペーンの実施についてのガイドライン」
まずは、キャンペーンに関するガイドラインを定めたページから、重要なポイントを抜粋して解説します。
参考:https://support.twitter.com/articles/258655
ユーザーが複数アカウントを作成しないように配慮する
キャンペーンに何度も応募するために、利用者が複数アカウントを作成しないよう注意をしてください。複数アカウントを作成した利用者は、当選資格を失うことをキャンペーンルールに明記しましょう。
同じツイートを繰り返させるルールはNG
まったく同じ、またはほぼ同じツイートやリンクの投稿はTwitter規約に違反します。同じツイートをたくさんすることが有利に働くようなルール(リツイート数の最も多いユーザーへ賞品を提供するなど)を設定してはいけません。
応募者の見落としを防ぐために@ユーザー名を含めてツイートをしてもらう
投稿に、キャンペーン主催者の@ユーザー名が含まれていれば、@ツイートのタイムラインですべての応募者を確認できます。検索だけではすべてのツイートが表示されない場合もあるので、キャンペーンツイートにユーザー名を含むように条件を付けましょう。
ハッシュタグをつけなら、ツイート内容を関係があるものを
「応募者の見落としを防ぐ」という点では、ハッシュタグの指定も有効です。ただし、ハッシュタグをツイートに含めてもらう場合は「#キャンペーン」や「#企業名」など、投稿に関連するものになるようにしてください。ツイート内容と関係のないハッシュタグを追加することは、Twitterルールの違反となる場合もあります。
Twitterルールおよび適用法令、規制への準拠
Twitterが定める規約やルールに準拠する必要があります。また、すべての適用法例・規制に準拠していることを確認の上キャンペーンを開始してください。
Twitterルール
キャンペーンの実施にあたってのガイドラインに準拠する以前に、Twitterのルールに違反しないことが大前提です。ルールに反するアカウントは一時的にロック、または永久凍結されることがあります。
参考:https://support.twitter.com/articles/253501
制限、禁止されるコンテンツや行為
以下のような内容の投稿は、Twitterルールに違反します。商標権や著作権を侵害しない、他者を攻撃しない、スパム行為をしないなど、普通に企業アカウントを運用している分には違反することはまずない項目ではありますが、確認しておきましょう。
- 他者に誤解を与える事業名やロゴの使用(商標や著作権の侵害)
- ポルノ画像や過度に暴力的なプロフィール・ヘッダー画像の使用や、不適切な画像/動画を含むツイート
- 現地において非合法な目的、違法な活動促進のためのTwitter利用
- Twitterが提供する場合以外に認証済みバッジを不当・不適切に使用すること
- 暴力行為や脅迫を示唆する行為
- 特定の人物に向けた攻撃的な行為や嫌がらせ行為
- 属性を理由とした他者へのヘイト行為
- 同一ユーザーによる複数アカウントの不正使用
- 他者のプライバシーを侵害する投稿
- Twitterを通しての他者へのなりすまし
- 自傷行為をほのめかす内容の投稿
- ユーザー名の不正利用
- 繰り返し大量の招待メールを送る招待スパム
- ユーザー名の売買
- マルウェア、フィッシングなど悪意のあるコンテンツやリンク
Twitter検索のルールと留意点
最後に、Twitter検索で正常にツイートなどが表示されるために注意すべき点をご紹介します。
参考:https://support.twitter.com/articles/249045
検索結果から除外される行為
以下のような行為は、Twitter検索の結果から除外される原因になります。自社アカウントがこういったことをしないだけでなく、キャンペーン実施によってユーザーが該当する行為を行わないように配慮する必要があります。
- 同じ内容、似ているリンクやツイートの繰り返し投稿
- 特定のトピックやハッシュタグの乱用
- ボットやアプリケーションを使った投稿
- ツイート・返信の自動化
- 過剰なフォロー/フォロー解除
特に同じ内容・似ている内容を繰り返しツイートすることは、検索品質を低下させます。多くのリツイートをした利用者へ商品を提供するキャンペーンルールを設定すると、あなたの主催するキャンペーンが原因で応募者がTwitter検索から除外される可能性が出てくるのです。一日に複数回応募した場合は無効になるというルールの明記をおすすめします。